家族関係を崩壊させる6つの間違い

親や兄弟姉妹は、私たちに何が起こっても、私たちの周りに一生涯いてくれる人々です。家族の絆を強くし素晴らしい家族関係を維持することが大切です。
家族関係を崩壊させる6つの間違い

によって書かれた Okairy Zuñiga

最後の更新: 17 12月, 2022

愛情、相互理解、相手を受け入れること、そしてサポート、家族関係では大切な要素です。

残念なことに、家族との絆が切れてお互いに不快感を感じるなど、関係が悲劇的に崩壊している人も存在します。

家族との間に生じている問題の解決策を見つけるためにも、その原因を解明することが大切です。

今回は私たちが気づかないうちに行なっている、家族関係を崩壊する6つの間違いについてご紹介します。

1. 相手への屈辱と批判

喧嘩する夫婦

言葉には目には見えない強い力があります。言葉は相手にダメージを与えたり長期にわたる心の傷を与えます。

家族はお互いに支え合い励まし合う存在なので、家族に対して否定的な言葉を使うと家族の関係にダメージを与えます。

家族との議論や喧嘩がヒートアップすると、深く考えずに言葉を口にし、状況を悪化させることがあります。その結果、お互いの心に傷を残すことにもなりかねません。

「優しい言葉をかけられないのならば、何もいうな」と言う昔からの言葉を守りましょう。

何か言いたいことがあるときは、穏やかな口調を保ち、相手を攻撃するような口喧嘩ではなく、建設的な話し合いを行ってください。

こちらの記事もご参考に。:
害になる家族から自分を守る

2. 噂話

噂話 は、それを口にするだけでも相手やそして自分にまでダメージを与える行為です。

何かに動揺している時や誰かに動揺させられたときなどに、その相手の噂話などをしがちです。

噂話をすると、一時的に気分が回復しますが、問題そのものの解決にならないばかりか、噂話をしていることが、周りの人からの信頼を失う結果となります。

これが家族の間となるとさらに深刻です。家族の間で噂話をすると、他の家族はどちらか一方の肩を持たなくてはいけないと言う状況が生まれます。つまり、家庭内で家族が二つに分裂することにもなりかねません。

噂話や悪口で家族を巻き込むのではなく、相手と話し合って解決してください。

穏やかな口調で、お互いの関係に緊張感を生み出している問題について話し合い、解決策を見つけ出してください。

最初は話し合いをするのが辛いかもしれませんが、この方法で問題を解決することで、お互いの絆が深まり、自分自身も強く成長します。

3. 仲間はずれ

家族で何かを決める時や何か行動をするとき、必ず家族全員で行うように心がけてください。全員を全ての計画に含むことで、全員が家族の一員である実感を得られ、家族のが深まります。

パーティーや旅行を計画しているときは家族全員を招待しましょう。誰がその計画に参加しそうかどうかや、スケジュールは関係ありません。

必ず全員を招待することをお忘れなく。たとえ参加できなくても招待されたと言う事実が、家族に大切にされていると言う実感を生み出します。

4. 裏切りや嘘

嫉妬する女性

どのような関係でも、相手を欺く行為や裏切り行為はその関係を破壊します。家族関係においても同じです

家族に対して正直でいられないのならば、誰に対して正直になれるのでしょうか?

家族に対して嘘をついたり何かを隠していると、信頼関係が崩れます。嘘が大きくなれば大きくなるほど、が暴露された時のダメージは大きくなります。

あなたの行動は、あなた自身や周りの人に影響を与えます。自分の間違いに気づいたらすぐに、家族と一緒に修復を心がけてください。家族に対して正直であることはまた、相手への敬意へとつながります。

ご存知ですか?:
有害な家族:その影響

5. 個性や性格の違いを認めない

両親が決めた家庭内のルールに従って子供達は成長します。

兄弟姉妹は皆、両親が決めたルールやしつけに従いますが、兄弟姉妹の生活を真似して、同じような人生を送る必要はありません。同じ屋根の下に住んでいるからといって同じ意見や、政治的意見、宗教などを共有する必要はないのです。

お互いの意見、趣味、そして好みを尊重し受け入れてください。継続して自分自身を偽り、本当の自分を隠して成長すると家族との関係にダメージを与えます。

相手の個性を尊重すると同時に本当の自分を家族に見せて正直に過ごしてください。

6. 許さない、許しを請わない

家族の関係を修復するのに「謝ること」は非常に強力な方法です。完璧な人などいませんし、完璧な家族の口喧嘩や討論もありません。

何か間違いを犯した時、「ごめんなさい。あのとき、、、」と謝ることで家族の絆が深まります。

家族だからと言ってごまかさず、自分の間違いを心から謝罪することで、相手を大切に思う気持ちが伝わり、心の中のネガティブな感情や相手への怒りが解消されます。

逆に、相手が謝罪をしているにも関わらず相手を許さなかったり、怒りをいつまでもためておくのは健康的なことではありません。

家族間では相手を許し、また相手に許しを請うことが非常に大切です。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Villaluenga, L. (2012). COMO RESOLVER LOS CONFLICTOS FAMILIARES. LA SUMA DE TODOS, 11-62.
  • Aquilino, W. S. (2006). Family relationships and support systems in emerging adulthood.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。