身体が痛い!考えられる痛みの原因10選

一時的な不快感から慢性の自己免疫疾患まで、私たちの生活の質に影響を与える不快感を引き起こす可能性がある原因は数多く存在しています。
身体が痛い!考えられる痛みの原因10選

最後の更新: 03 12月, 2020

多岐にわたるさまざまな状態や疾患が、私たちの身体の痛みを引き起こす可能性があります。実際、身体の痛みというのは非常に一般的な症状であるため、実際にはほとんどすべての健康問題や状態に起因する可能性があります。身体の痛みは、多くの人が医師の診察を受ける最も一般的な理由の1つでもあります。

身体の痛みは、感情面に影響を及ぼし、患者の生活の質を悪化させる主観的な経験となります。特に痛みが慢性の場合は、その影響が顕著に現れるでしょう。多くの場合、痛みの悪化は感染症のように急性であり、自己治癒が可能であると予想されますが、その一方で、痛みが長期化し、慢性化することさえあります。

今回は、どちらかと言えば、多くの人に一般的な身体の痛みを引き起こす10の原因について説明します。

体の痛みの最も一般的な原因10選

身体が痛い!考えられる痛みの原因10選 インフルエンザになった女性

体の痛みの原因としてインフルエンザは非常に一般的であり、全般的な倦怠感を引き起こします。実際、インフルエンザを発症すると何日も寝たきりになることがあります。

1.インフルエンザ

インフルエンザは、主に冬に発生する急性の呼吸器疾患です。 A型またはB型インフルエンザウイルスが原因で、世界中の人々に影響を及ぼします。

感染の過程は複雑ではなく、自然治癒する疾患だと考えられていますが、慢性疾患や免疫不全を発症している場合を含む、特定のリスク集団に属する人にとっては死亡率が高い疾患です。専門家は、これらのリスクのある人たちには、毎年の予防接種を推奨しています。

合併症のないインフルエンザは、1週間以上続くことがあります。粘液の分泌、喉の痛み、咳などの呼吸器症状に加えて、頭痛、筋肉痛や筋痛、そして虚脱症状を引き起こします。また、特に喉、胸、肺の炎症は痛みを伴うことがあります。

2.線維筋痛症

線維筋痛症は、広範囲に及ぶ骨格および筋肉の体の痛みが慢性的に起こる、最も一般的な身体の痛みの原因です。線維筋痛症は、人口の2%から8%が発症すると考えられ、その痛みは、倦怠感、記憶障害、睡眠障害を引き起こしますが、本当の原因は現段階では不明です。

線維筋痛症は、主に20〜55歳の女性が発症すると考えられており、定期検診などの身体検査中には、医師は通常、広範囲に及ぶ軟部組織の圧痛以外の異常を検出することはありません。検査やレントゲンなどを行なっても、異常がないという結果になることもあります。

そのため、線維筋痛症の治療目標は、この疾患の主な症状を軽減することです。専門医は、さまざまな薬理学的および非薬理学的療法に基づく治療を推奨します。また、リハビリテーションセッション、マッサージ、鍼治療などの様々な代替治療なども役立つと考えられています。

3.慢性疲労症候群(CFS)と身体の痛み

慢性疲労症候群は、病因が不明なもう一つの病気です。その名の通り慢性で、身体の大部分に影響を及ぼすため、患者の日常の活動を大幅に制限する障害だと考えることができます。

慢性疲労症候群は、その裏付けとなる研究が不足しているため、診断が困難な病氣の一つです。この病気は、頭痛、筋肉痛、関節痛を発症します。

米国科学アカデミーは、慢性疲労症候群の診断を容易にするための一連の診断基準を開発しました。この基準を以下にご紹介します。

  • 職業、教育、社会に関連する活動および個人的な活動を病気になる前のレベルで行う能力が、実質的に減少または機能障害の状態になっている
  • 6ヶ月以上持続し、倦怠感を伴う必要がある
  • 多くの場合、その症状は深刻であり、新しくまたは明らかに症状が発現するが(生涯続くものではない)、継続的に過度の労作を行なった結果ではない
  • 痛みは休息によって実質的に疲労は軽減されない

4.全身性エリテマトーデス

全身性エリテマトーデスは、免疫系が自分自身の体内組織を攻撃する、病因が不明の慢性自己免疫疾患です。実際、あらゆる臓器に影響を与える可能性があり、ある特定の体内システムに集中的に起こるわけではありません。体内の損傷や炎症が原因で、身体の痛みがよく見られます。

患者は、倦怠感、発疹、無作為の発熱、腫れ、または関節周囲の発赤、発作、および日光への過敏症に苦しむ可能性があります。薬への患者の反応はさまざまであるため、この病気の治療は複雑です。

5.ライム病

ライム病はダニによって感染が広がる病気です。壊死性遊走性紅斑 (赤い斑点)と呼ばれる特徴的な皮膚の発疹が現れるのが特徴です。また、激しい関節痛、倦怠感、頭痛、さらにはしびれを伴う筋肉痛などを引き起こします。

ご存知ですか?:ライム病とその危険性

6.伝染性単核球症と身体の痛み

EBウイルス(エプスタイン・バール・ウイルス)は伝染性単核球症を引き起こします。この状態は唾液を介して広がるため、キスを介する「キス病」とも呼ばれます。

発熱、咽頭炎、倦怠感、腺の腫れ、頭痛、全身の倦怠感、そして身体の痛みを引き起こします。自然治癒する疾患だと考えられていますが、患者は物理的にかなり消耗します。症状が最も強く発症している期間は、患者は日常の基本的な活動を行うことができなくなります。

7.関節リウマチ

関節リウマチは、慢性の全身性障害です。その病因は不明ですが、専門家は関節リウマチを引き起こす根本的な原因が自己免疫である考えています。ただし、さまざまな状況や状態が症状を発症する引き金となる可能性があります。

関節リウマチは主に、関節に対称的に影響を及ぼし、関節の破壊と変形を引き起こします。痛みに加えて、患者は倦怠感、筋痛、発熱、体重の減少、うつ病に苦しむ可能性があります。関節リウマチは慢性疾患ですが、急性のエピソードにより症状が悪化するため、治療が困難になります。

8.多発性硬化症

多発性硬化症は脱髄性疾患です。言い換えれば、多発性硬化症は神経細胞であるミエリン(髄鞘)に損傷を与えます。これは、自己免疫疾患であると考えられ、中枢神経系の病状の中で最も一般的です。

患者は、痛みやうずきをはじめとする異常な感覚に苦しむ可能性があります。その他の症状には、脱力感、倦怠感、かすみ目、一時的または永続的な失明、歩行または立っていることが困難になる、記憶障害などがあります。

9.脱水

脱水症状は、体が飲み物や食べ物から摂取するよりも多くの水分を失うことで起こります。嘔吐、下痢、高熱、または通常よりも多くの排尿を促進する薬が原因である可能性があります。子供や年配の方は、脱水症状になる可能性が高くなります

体内の水分は、適切な身体機能に不可欠な要素です。したがって、脱水症状は、過度の喉の渇き、尿の少なさ、口の渇き、唇の荒れ、錯乱、倦怠感などの複数の症状を引き起こします。筋肉が脱水状態になると、神経終末を刺激する有毒物質を生成するため、体の痛みが起こります。

考えられる痛み 背中の痛み

一般的に、身体の痛みは、自己免疫疾患から薬剤性ミオパチーまで、さまざまな状態によって起こる可能性があります。

10.薬剤性ミオパチー

最後に、一般的に医師が処方する薬を乱用することで、薬剤性ミオパチーを引き起こす可能性があります。薬剤性ミオパチーの症状は、軽度の筋肉痛や脱力感から、腎不全を伴う重度の慢性の損傷までさまざまです。

薬剤性ミオパチーを引き起こす一般的な薬剤の例は、アルコール、コカイン、糖質コルチコイド、スタチン、抗精神病薬、コルヒチン、および抗レトロウイルス薬です。常に悪影響が現れるとは限りませんが、これらの薬を服用している場合は、注意が必要です。

身体の痛みには多くの原因があります

まとめると、身体の痛みを引き起こす原因は多岐にわたるため、すべてをご紹介するのは不可能です。本記事では、最も一般的な痛みの原因や、多くの人を最も苦しめている原因について説明しました。

原因を説明できない持続的な痛みがあり、それが生活の質に影響を与えている場合は、医師の診察を受ける必要があります。自分のニーズに応じた適切な治療を受けるには、痛みの原因を特定することが重要です。自己投薬や診断を避け、自分が懸念していることに対処するためにも、医師の診察の予約を取り、相談することをお勧めします。

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