簡単で効果的なヨガのポーズでガス溜まりを解消しよう
頻繁にガスが溜まる症状で困っていませんか?仕事に行くときや公衆の場に出るのに影響していませんか? もしそうなら、簡単な運動を実践することでガスを無くしてしまいましょう。
次に、簡単かつ効果的にガスを解消するためのヨガのポーズをいくつかご紹介します。どれも15分もかからないものばかりで、さらにリラックスしてストレスを軽減する助けにもなります。つまり、これらを実行すれば様々な効果が一度に手に入れられるということです。
では、何回実践すればいいのかについても注意しながら、これらのポーズについて詳しく見ていきましょう!
短時間でガス溜まりを解消
2006年に実施されたこの研究によると、お腹にガスが溜まるのは良く見られる一般的な症状です。心地悪い症状ではありますが、健康に大きな害があるものではありません。鼓腸とも呼ばれ、ガスが過剰に溜まって、腸のひきつけや張りを起こします。
今回ご紹介するエクササイズは、お腹にガスが溜まって不快感を感じ、早く何とかしたいという時にぴったりです。ヨガマットさえあれば出来ます。
これらのポーズを実践するにあたって、深い呼吸に常に気を配ることが大切です。正しく実践するほど、得られる効果も大きくなります。
1. 子供のポーズ(バーラーサナ)
これはジムでのトレーニングの前後に良く取り入れられているため、良く知られたポーズです。
ヨガではバーラーサナ、もしくは子供のポーズと呼ばれ、休憩、体を休める、そして感情や思考を落ち着けるために利用されます。その一つの理由は、頭に多くの血が巡るからです。
少なくとも2分間このポーズを保つことが勧められます。こうすることで、体を十分にリラックスさせてガスを解消することが出来ます。また、仰向けに寝て足を胸に向かって抱き寄せる反対のポーズも効果的です。
やり方
- 足首をまっすぐにして床に正座します。
- 次に両手を前の床について、背中を前に伸ばします。
- 鼻から息を吸って吐くのを5回繰り返します。
- これを2~3回繰り返すことが勧められています。
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2. ガス抜きのポーズ(パヴァナムクターサナ)
このポーズはパヴァナムクタサーナ(ガス抜きのポーズ)として知られています。2分間保つことが勧められます。
やり方
- 両脚を伸ばして仰向けになります。
- 次に片脚を曲げて膝を両手で抱えます。
- 仰向けの子供のポーズに似ています。曲げた膝を付けられれば付けられるほど良いです。
- このバリエーションで、抱えた膝に鼻をつけるようにするのがお勧めです。こうするとエクササイズがより深く効果的になります。
- 鼻呼吸をゆっくり6回繰り返しましょう。
- このポーズでガスを解消しましょう!
3. 鋤(スキ)のポーズ(ハラーサナ)
鋤のポーズは、上にあげた他のポーズ同様、お腹に溜まったガスを解消する強い味方の一つです。急な動きをすると首を痛める可能性があるため、実践する時は十分注意して行いましょう。鍵はリラックスと鼻で深く呼吸することです。
やり方
- 仰向けになり、脚を上げて指が床につくまで頭の方に持っていきます。
- 次に、背中と腰が床から離れたところで、伸ばした腕と肩で体を支えます。こうすることで体重が腕と肩にかかり、首はリラックスしたままをキープできます。
- 背中は出来るだけ真っすぐにしましょう。深く呼吸しながら、この状態を2分間キープしましょう。
このポーズは、頸椎や首に問題がある方にはおすすめできません。
4. ラクダのポーズ(ウシュトラーサナ)
最後にご紹介するポーズはラクダのポーズです。しつこいガス溜まりの解消に効果があり、ストレスや不安感が強い時の体の緊張も和らげてくれます。
- 膝をついて立ち、脚を腰幅に開きます。
- 手が両足のかかとにつくところまで、身体を弓の形になるようにしながら後ろに反ります。
- 手がかかとについたら首をリラックスします。この時、肩が耳から出来るだけ遠くなるように下げます。
- 体重が足の甲にかかるようにし、深く呼吸しながら1~2分この状態を保ちます。
- このポーズでガスを解消し、自分の体のケアを始めましょう!
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お腹のガスについて
お腹のガスの原因には様々なものがあり、その一つの例が食事です。メイヨークリニックの情報によると、食生活を変えることが、ガスの量を減らしたり、早く排出する助けになります。
しかし、ガスが特定の食品に対する不耐性の結果である場合もあります。この場合は、便秘や過敏性腸症候群などが影響します。ウェブサイト「メッドライン・プラス」には、これが大腸の健康に影響する症状であることが記されています。腹痛、お腹の張り、消化器官の働きが不規則になるなどの症状が現れます。
これらの理由から、頻繁にガスが溜まるなどの症状があって原因が分からない場合には、医者に診てもらって正しい治療を受けるのが一番です。症状を無視したりそのままにしてはいけません。
最後に、最も大切なのは体を大切にして健康的な食生活を送ることです。健康的な生活を送るためのポイントが、バランスの取れた食事を心がけ、ヨガや運動をすることなのです。
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- Juana Benedí; Carmen Romero (2006). Antiflatulentos (España). https://www.elsevier.es/es-revista-farmacia-profesional-3-pdf-13096650