関節炎の治療のすすめ

関節炎は慢性の病気であり、手術を受けることだけが確実な解決方法となるケースもありえます。ここでは、できる限り手術を受けずにすむためのアドバイスをご紹介します。関節炎は色々なタイプに分類され、それぞれのタイプが異なる症状をもちます。この記事では、最もよくあるタイプの関節炎についてお話し、関節炎の異なった治療方法についてもご紹介します。

最も一般的なタイプの関節炎

関節炎は世界中において最もよくみられる病気のひとつです。65歳以上の成人の半数が関節炎による痛みに苦しんでいると言われています。

変形性関節症

変形性関節症は成人において最もよくみられる関節炎です。変形性関節症は軟骨が裂け始め、すり減ってくることにより起こります。症状に関しては、最も一般的なのは、歩く、かがむなどの活動中に、もしくは休んでいる時などにさえ感じる、しびれと痛みです。

関節リュウマチ

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リュウマチは自己免疫疾患であり、これは、あたかもそれが自分の体を病気や怪我から守るかのごとく、自分自身の体が関節組織を攻撃してしまうことを意味します。この病気は関節を破壊しまうだけでなく、心臓、筋肉、血管、神経系の臓器、そして目までにも問題をもたらします。

痛風

痛風は関節炎のなかでも最も痛みをともなう病気であると考えられています。痛風の発作は尿酸の結晶が靭帯や関節腔内に蓄積することにより起こります。これらの蓄積物は、炎症、発赤(充血により赤色に見えること)、ほてり、痛み、そして関節の硬直などをおこす傾向があります。

危険な兆候

  • 関節痛の増加
  • 関節の炎症
  • 関節の硬化としびれ
  • 関節を触った時の過敏性または痛み
  • 普通に関節を使用したり動かした際に問題が起きる
  • 関節内のほてりや発赤

治療法

変形性関節症

関節炎2

変形性関節症による痛みをコントロールすることのできる薬剤があります。また、休息をとること、運動をすることで関節をより楽に動かせるようになります。適正体重を維持することが強く推奨されます。

リウマチ性関節炎

適切な治療をすれば、リウマチ性関節炎をコントロールし進行を抑えることが可能ですが、現時点では完治する治療法はありません。適切な治療法に従うなら、動くのが楽になり、痛みが減少するでしょう。しかしながら、自己免疫疾患の性質により、時には激しい発作に苦しむこともあり得ます。発作は薬剤によって制御が可能です。

痛風

痛風があるならば、その原因を解明し、起こりうる発作をどのように防ぐか医師に相談するべきでしょう。特別な食事療法と医者に処方された薬の助けによって、体内の血液中の尿酸レベルを減少させることが重要になります。痛風のための急性治療に関し、もっともよく使用されるのはNSAIDの使用です。これは痛風の痛み止めであるプレドニゾンもしくはコルヒチンのようなコルチロイドです。

関節炎の治療方法とヒント

減量

肥満

第一の、最も基本的なアドバイスは減量することです。関節への過剰な圧力をなくす一番の方法は減量です。もっとも効果が表れるのは膝、足、足首、臀部そして脊柱です。

正しく運動する

関節を助ける良い方法の一つには体操があります。座りがちな生活様式は関節炎のような病気をもつ人にとってはおおいに害になります。理学療法士のような有資格者による指示を受けて運動するのが一番です。

過度な運動を避けること

運動

 関節に過度な緊張を与える種類の運動は避けなくてはなりません。50歳以上の人、とりわけ関節炎をもつ人にとっては、体を傷めるので適していません。ウォーキングのような適度の運動が一番です。

ヨガのようなトレーニングをしよう

ヨガのようなトレーニングはどのタイプの関節炎の人にもとても良いです。この病気を持つ人にとって適切な動作やポーズを知る先生の助言のもとでトレーニングをすることがとても重要です。

重い物を持ちあげない

重い物を持ち上げることは関節炎の人がもっともしてはいけないことです。重い物を運ぶときには、運搬用の補助器具や道具を使うようにしましょう。