関節の痛みに有効な家庭療法

· 9月 15, 2015

関節の痛みには様々な原因が考えられます。力仕事や突然の荒い動き、不健康な食生活や関節炎などがその例です。スポーツや老齢、関節の使い過ぎなども考えられます。日常生活に支障をきたすほどになることもある関節の痛みですが、その痛みに効く家庭療法をここでご紹介しましょう。

関節痛の自然療法

ここで紹介する療法は、関節炎や関節症のようなひどい症状ではなく、軽い痛みや断続的な痛みを対象にしたものだ、と言う点に注意してください。例えば、一日中重いものを持ち上げた、道で転んだ、長時間書き物をしていて手首が痛い時などに試すのに最適です。逆に症状がひどい場合は、医師に相談して治療を受けましょう。一つ言えることは、ここに挙げる療法は、症状を改善し、痛みを和らげる「伝統的」で有効な家庭療法の一つである、ということです。

温める:これは、関節の痛みと闘う最も有効な療法の一つです。保温クッション、湯たんぽ、温湿布を痛む部分に当てるなどがあります。手や足を塩を入れたお湯につける(痛む場所によっては塩風呂も効果的)という方法もあります。

冷やす:これは、関節に腫れが見られる場合に使います。腫れが見られるときに温めると逆効果です。氷をビニール袋に入れたものや、(緊急の時は)冷凍してある食べ物で適当なものを当てるという方法があります。肌に直接当てると、凍傷になって跡が残ったり皮膚の色が変わったりすることもあるので、必ずハンカチやタオルなどを間に当てるようにしましょう。

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生のパイナップルを食べる:パイナップルは、関節痛を和らげる働きをする食べ物の一つです。これは「ブロメライン」と呼ばれる炎症を抑える酵素が含まれていることによります。缶詰のものは有効成分が失われてしまっているため、必ず生のものを利用してください。同じ理由から、火を通さずに必ず生のものを食べましょう。

リンシード(亜麻の種子)を食べる:リンシード(亜麻の種子)は、健康に非常に良いオメガ3脂肪酸をたくさん含んだ、関節痛にとても効果のある食品です。

イラクサのお茶を飲む:イラクサは触れるとチクチクする成分を含んでいます。この成分が、関節の不調に効く自然の薬用成分として効くのです。お茶として飲む(沸騰したお湯で少し煎じて飲む)だけでなく、湿布のようにして外用薬として痛みのある部分に使うことができます。こうすることで成分が皮膚から浸透し、痛みを取る助けをしてくれます。

クワの実のジュースを飲む:クワの実に含まれる優れた抗炎症成分が痛みを和らげるのを助けます。クワの実は大昔から様々な炎症を治めるのに利用されてきました。

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しょうが茶を飲む:毎日継続的に飲むと、痛みにとても有効です。クワの実と同様に抗炎症作用があり、さらに鎮静剤としての効果や血液の循環を良くする効果もあります。しょうがのスライス一枚にコップ一杯のお湯を注いでお茶にします。味が強すぎると感じられる場合には、レモンやはちみつを入れるのもOKです。

ウコン茶を飲む:ウコンは、軽い痛みや腫れに対して、何世紀も前から薬草としてインドで使われてきたスパイスです。小さじ半分をコップ一杯のぬるま湯で溶かして、一日3回飲みましょう。

リンゴ酢を飲む:リンゴ酢には、関節を健康に保つミネラル分(カリウム、カルシウム、リン、マグネシウム)が豊富に含まれています。毎食前に、小さじ3杯のリンゴ酢をコップ一杯の水で溶いたものを飲みます。これは食事から摂る栄養の吸収率を上げるのにも役立ちます。

リンゴ酢を塗る:ミネラル補給ドリンクとしてだけではなく、外用薬としてもリンゴ酢を利用できます。1カップのリンゴ酢を温めて痛みのあるところに塗ります。また、1カップのリンゴ酢と6カップの水を合わせたものを温め、それに関節を浸すという方法もあります。熱が症状を軽くするのを助けてくれます。

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関節痛をやわらげる果物

前述した家庭療法の他にも、関節の痛み、特に炎症を起こしているときには、果物(果実類の野菜も含む)が強い味方になってくれることが証明されています。効果が高いものの中でも、抗酸化物質を多く含み、特にリコピンが含まれていることから、トマトがよいとされています。特に関節の痛みがある時には、毎日の食事にトマトを取り入れましょう。

自然抗炎症効果のある果物のもう一つが、ブルーベリーです。この優れた効果があって更においしい果物には、様々な使い道があります。ジュース、サラダ、朝食に、オーツ麦と一緒に、ヨーグルトと一緒に、そのまま、シェイクに、デザートになど、とにかく色々です。カロリーは非常に低く、しかし抗酸化物やビタミンCはたくさん含みます。

その他にも、サクランボ、プルーン、ラズベリー、アプリコット、リンゴなどがあげられます。ここで注目していただきたいのが、全て赤や紫色をした食べ物である、ということです。色の他に、痛みの原因となる腫れを起こす物質を抑えるのに、非常によく似た働きをするところが共通しています。

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野菜の中にも、関節の痛みと戦ってくれる食べ物の中で忘れてはいけないものがあります。抗酸化物の含有量が特に多いのが、たまねぎ、リーク(西洋ねぎ)、キャベツ、ホウレンソウ、アスパラガス、ビーツ、ピーマン類、そしてカボチャなどです。

症状を悪化させる食べ物もあるので注意しましょう。パスタ、食パン(全粒粉でないもの)、精製された小麦粉、大豆、乳製品、グルテン、加工食品や添加物の多い食品などです。

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