言っていませんか? 彼を傷つける言葉

言葉にはパワーがあります。パートナーと話をしている時、口論している時は使う言葉に気をつけ、不本意に相手を傷つけることのないようにしましょう。
言っていませんか? 彼を傷つける言葉
Isbelia Esther Farías López

によって書かれ、確認されています。 哲学者 Isbelia Esther Farías López.

最後の更新: 09 8月, 2022

言葉は、使う側にも受け取る側にも大きな影響を与えるパワーを持っています。ちょっとした言葉や表現だから、と過小評価してはいけません。何気なく使う言葉であっても、相手を助けたりインスピレーションを与えたり、そして時には、傷つけることがあります。カップル間や夫婦の間では特に言葉は大きな力を持ちます。だからこそ、パートナーを傷つけてしまう言葉を知っておき、不本意に使わないように気をつけるべきなのです。

あまりにも腹が立って本心ではないことをつい言ってしまった、という経験はありませんか?そのせいで相手を傷つけたり怒らせ、結果として嫌な状況に陥ったことはありませんか?

どのような仲良しカップルにも浮き沈みはあります。何かを口にする前には一呼吸置いて考えることが大切です。一時の感情で話すと、大きな問題を引き起こしたり、最悪の場合は別れにつながることすらあるのです。

口論する男女 彼を傷つける言葉

7つの彼を傷つける言葉

あなたももしかすると、これまでに言ったことがある言葉や表現がこの中にあるかもしれません。彼のことを心から愛し、この先も関係を守っていきたいのなら、何としても言うのをやめましょう。それほどひどい言葉ではないと思って使っているのかもしれませんが、あなたとの絆に傷をつける恐れがあります。

  1. 「ごめん、でもさ……」:謝った後に”でも”と続けると、信頼性や信憑性に欠けます。
  2. 「あ、そう?でも、もしこうしてたら……」:相手のしたことを頭から否定する言い方は、会話を終わらせ、相手の言い分を聞かないことを意味します。
  3. 「あなたっていつも……」:この言い方はあなたとパートナーの間に終わりない喧嘩を勃発させる言い方です。相手は攻撃されていると感じるでしょう。
  4. 「あなたって……さんと同じね」:腹が立った時につい言ってしまう人がいるかと思いますが、相手が嫌だと思っている人物と同じだ、と言うことはひどい批判表現です。相手は必ず傷つくでしょう。
  5. 「どうして私はあなたと一緒にいるのかしら」:彼との関係を終わらせてもいいと本気で思わない限りは、このようなことを言ってはいけません。
  6. 相手を罵ったり、汚い言葉
  7. 「元カレ(元旦那)ならこんなことは絶対ない」:今の彼氏(または夫)と過去の彼氏(元夫)と比べる発言はとても未熟です。相手は非常に不愉快に感じ、深刻な状況をもたらすかもしれません。

 

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マイクロアグレッション〜無意識で小さな攻撃

マイクロアグレッションとは、無意識のうちにしてしまう心理的な虐待で、何気ない言葉による小さな攻撃です。普段の生活のちょっとした場面で繰り返されるようになると、受けている人は自尊心を失ってしまうことがあります。

マイクロアグレッションは、身体的な傷を負わない、精神的な虐待ですので、目には見えませんが、ある特定の内容を言われると嫌な気分になる、または、自分でもなぜだかはっきりとわからないが、嫌な気分になります。カップル間でこのマイクロアグレッションが繰り返された場合、関係の終わりが見えた最後の瞬間までマイクロアグレッションに気づかなかったということもあります。

一見何でもないことのように聞こえますが、例えば「私がする。あなたがすると絶対メチャクチャなんだから!」や「私をイライラさせないで1日すぎるって日はないわけ?」なども相手を非常に傷つけるフレーズです。極め付けに、「あなたことを愛しているからこそ、言ってるの!」なんて言っていませんか?

そうです。相手を愛するがゆえに言ってしまう言葉だと思い込んでいるかもしれませんが、こんなことを言われても愛されているとは感じられません。相手はとても傷つくのです。

明らかにわかる虐待とは違い、マイクロアグレッションは自分も相手も気づかないうちに与えてしまう虐待なのです。

 

どうすればいい?

口論とはただの行動で、喧嘩ではありません。あなたの話し方がポイントになります。話し方次第で話し合いに終わるか、喧嘩に発展するかが変わるのです。

不快な状況を避けるには、相手に共感すること、相手を尊重する気持ちを忘れないこと、そして優しさ、寛大さが大切です。

以下のようなフレーズは、会話を良い方向に導いてくれるかもしれません。

  • 「あなたの言うことはとても的を得ている」;この一言を言うだけで、中立の立場に立つことができます。
  • 「あなたが……と言った時、私は……だと感じた」自分の感情を説明し、相手の感情を聞き出すきっかけになるでしょう。
  • 「ごめんね。でもあなたの気持ちがわかりたいから、私に教えて欲しい」相手の気持ちを勝手に考えたり、こうに違いないと思い込むのはやめましょう。相手をわかりたい、という心からの思いを伝えましょう。
  • 「お互いに支え合わない?」ポジティブに会話を終わらせ、次の段階へと進むフレーズです。優しい声のトーンや優しく相手の腕に手を置くなどの身体的接触で、お互いに許しあうことができるでしょう。

恋愛関係、夫婦関係には常に理解不足や勘違いがあります。これを乗り越えてお互いにわかり合うには、コミュニケーションが必要です。コミュニケーションを取る際には、今日ご紹介した相手を傷つける言葉は使わないようにできると良いですね。

 


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