ホリデー休暇後に体重を減らすための7つのアドバイス

体重を減らしたい時は、現実的な目標を立て、リバウンドの原因となる「魔法のダイエット」と呼ばれる手軽なダイエット法に手を出さないことが重要です。 まずは、バランスのとれた健康的な食生活へと改善することが最初の一歩です。
ホリデー休暇後に体重を減らすための7つのアドバイス
Elisa Morales Lupayante

によって書かれ、確認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

最後の更新: 01 2月, 2019

楽しかったクリスマスや年末年始の休暇が終わり、体重計に乗ると体重が数キロ増えていた、という経験はありませんか?

数キロだけならまだしも、これを毎年続けていると最終的に大幅に体重が増える結果となります。

休暇中に食べた美味しい食べ物や飲み物は、小量を楽しむ分には問題はありませんが、いわゆる「食べ過ぎ」や「飲み過ぎ」となると私たちの健康や体重に影響を与えます。

本記事では、休暇後に健康的なダイエットを始める時にオススメの7つのアドバイスをご紹介します。

過剰な空腹を感じたり、何かを犠牲にしてると感じることのない安全なアドバイスです。

休暇後の減量

体重計  体重を減らす

健康的に体重を減らし、リバウンドを避けたいと考えている人は、「魔法のような効果がすぐ現れる」と宣伝されているダイエット方法に手を出してはいけません。

その代わりに食生活をはじめとする毎日の生活での習慣を改善し、ある特定の食品を食事から取り除く少しの忍耐力が必要です。

デトックスやファスティングと呼ばれる方法もありますが、これらの方法は減量効果があるというよりも、パーティーなどで食生活が乱れる日々が続いた後、消化器系機能のバランスを正常に戻すために行われる体内の「浄化」方法だと考えてください。

最も効果的で安全な減量の方法は、バランスのとれた健康的な食生活を、長期間続けることです。

減量のための7つのアドバイス

1.時間をかける

1週間で体重が落ちる!などというダイエット方法に惑わされず、少しずつ体重を減らしていきましょう。

短期間で体重を減らすと、体内が「サバイバルモード」と呼ばれる状態になり、体内でより脂肪を蓄積しやすくなるだけでなく、過敏症を発症したり、疲労を感じることが増えます。

まず最初は1~3ヶ月を目標に食生活を改善していくことで、エネルギーを保持したまま、徐々に健康的に体重を減らすことができます。

2.目標を設定

体重に一喜一憂しやすいタイプの人は、毎日体重計に乗らないようにしてください。

体重が上下する要因は、体液貯留や筋肉量の増加をはじめとしてさまざまであり、体重が前日よりも重いからといって太ったということではないケースもあります。

その代わり、体のサイズを記録し、例えばお腹周りの肉が落ちているかどうかなどを目標の目安にするのもオススメです。

3.夕食に注意

サラダを食べる女性

体重を減らそうと努力する時に特に注意を払うべきなのが夕食です。

夕方から就寝時間にかけては、私たちの体は徐々に休息モードへと突入するため、朝食や昼食とは違い、夕食には消化の良いものを食べることが大切です。

炭水化物は朝食や昼食などの日中食べ、夕食には野菜とタンパク質を中心とした食事を心がけてください。

こちらもご覧ください:体液貯留に効果的な自然療法

4.3つの食品リストの作成

  • グリーンリスト:毎日食べる健康な食品:野菜、果物、全粒穀類、豆類、ナッツや種子類、卵、魚、家禽類
  • イエローリスト:週に数回食べる食品:赤身肉、乳製品、全粒粉
  • レッドリスト:食べるべきではない食品:揚げ物、菓子パンや焼き菓子、お菓子、アイスクリーム、生クリーム、ソフトドリンク、精製された小麦粉、冷凍食品

これらのリストに従って、毎日の食事のメニューを考えることをオススメします。

レッドリストの食品を避ける最も良い方法は、これらの食品を購入しないことです。

5.よく噛む

よく噛む

しっかりと噛むことで、食品の味をより楽しむことができるだけでなく、消化を容易にしながら多くの栄養素を吸収する効果を高めます。

簡単なことのように感じるかもしれませんが、あまり噛まずに飲み込んでいる人も少なくありません。

これからはしっかりと噛むことに集中してください。

6.食事と食事の間の水分補給

食事と食事の間に、適度な水分補給を行うことで新陳代謝を高めて減量効果を高めると言われています。

消化機能を促進しながら、体内に蓄積された毒素や過剰な体液を体外へと排出するだけでなく、空腹感を軽減する効果も期待できます。

7.運動を賢く選ぶ

運動

ジムで何時間も過ごすのではなく、インターバルトレーニングという短い時間で高い効果を発揮する運動を行いましょう。

強度の違う運動と休憩をそれぞれ交互に行うインターバルトレーニングは、強度の違いを利用して効果的に運動を行います。

それぞれ30分、週2~3回行うことで、脂肪の燃焼を高める効果が期待できます。


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