避妊法の噂と真実

2月 2, 2019
避妊法についてのただの噂話と真実を見極めることは、妊娠を避けるためだけでなく、様々な病気を防ぐ上でも非常に重要です。

今回の記事では、避妊法の噂話と真実に迫って参ります。避妊法について必ずしも本当ではない様々な思い込みが出回っているので、真実を知ることは非常に大切です。

避妊を巡る噂話が、疑問のタネになり、時に間違いに繋がってしまいます。ですので、この記事では避妊法の噂と真実について見ていきます。

避妊法の噂

避妊法についての思い込みをいくつか挙げますが、多くの人が聞いたことがあるものでしょう。巷では本当のことと思われていますが、実際はそうでない噂話です。

1. ピルで太る

ピル 避妊

まず、最初に避妊法にまつわる噂の1つとして挙げるこの思い込みには注意が必要です。と言うのも、ピルは種類によってそれぞれ違うからです。ホルモン量が低いものもあれば、エストロゲン量が高いものもあり…それぞれの女性のニーズや、ピルとの相性によって異なります。

血流疾患、体重問題、または飲酒や喫煙などの有害習慣がない限り、現状ピルに含まれているホルモン量は、使用者に影響を及ぼしません。

よって、上記のような問題がない限りは、太るなどと言った副作用はピルにはありません。

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2. コンドームを使えば何もかも安心

コンドームさえ使えば万事大丈夫、という考えは深刻な間違いです。コンドームにはそのような働きはありません。破れる可能性があったり、避妊成功率は90%という他に、他の理由もあります。

避妊に加え、コンドームは性病予防にもなりますしかしあくまで「予防」であって、防ぎきれないこともあるのです。

コンドームを使ったとしても、性病に感染することはあります。どんな場合でしょう?

  • 肌同士が触れ合いが最小限だったとしても、ペニスがコンドームで完全に覆われていない場合。
  • 女性器との性行為にのみコンドームを使用し、アナルセックスには使用しなかった場合。
  • 性器から口に性病が感染することもあるので、オーラルセックスをする場合も避妊具を付けるべき。

3. IUD(子宮内避妊器具)は効かない

IUD 避妊

もう1つの思い込みは、「IUDに効き目がない」ということです。皆さんもご存知のように、どの避妊法にも失敗率はつきものです。

IUDにも失敗率というものはあるにせよ、ピルや避妊リング以上の成功率で、非常に効果的な避妊法として考えられています。

ですので、IUDは非常に使用感の良い避妊法であり、安全に性行為を行うことができます。

もちろん、出産経験がなく頸部が狭い女性には、IUDで痛みが出ることがあるので推奨されません。

避妊法の真実

これまで耳にしてきた噂話のあとは、避妊法の真実に目を向けましょう。聞いたことはあるけど、そこまで信用してなかった話です。

1. 緊急避妊ピル

緊急避妊ピルとは、性交後72時間以内に飲むことができる高額のピルです。飲むまでの時間が経つほど、効果は薄れていきます。

このピルは緊急時のみに使用し、頻繁に使うべきではありません。

緊急避妊ピルは、副作用を引き起こす大量のホルモンを含みます。腹痛、少量の出血などです。受精卵の着床を防ぐのが目的なので、この副作用は当たり前のことです。

このピルを避妊目的で定期的に使用すると、不妊に繋がる恐れがあります。

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2. ピルの使用をやめれば妊娠できる

避妊ピル

 

ピルを飲むのをやめた後、1、2ヶ月待たないと妊娠できないと思っている人がたくさんいるので、このことは是非心に留めておきましょう。

本当は、ピルを飲むのをやめてすぐに妊娠は可能です。

ですので、避妊はしたいけれどもピルをやめるなら、その他の避妊法を実践して望まない妊娠を避けましょう。コンドームを使うのもありです。

3. パッチや注射も効果的

コンドームとピルが最もよく知られる避妊法ですが、その他にも同等に効果的な避妊法はたくさんあります。また、月経前症候群を軽減するのにも役立ちます。

しかし、パッチや注射では性病は防げません。ですので、コンドームなどを合わせて使用する必要があります。

ご紹介した避妊法の噂と真実の中で、いくつご存知だったでしょうか? 初耳だったのはどれだったでしょうか?

  • Deborah Bateson, “Birth control: myths and misconceptions”, en web Sidney Morning Herald, 2012
  • “Contraception myths”, web Cleveland Clinic
  • “Anticoncepción de urgencia”, OMS
  • Organización Mundial de la Salud, Departamento de Salud Reproductiva e Investigaciones Conexas, Criterios médicos de elegibilidad para el uso de anticonceptivos, Cuarta edición, 2009
  • Gavin, L; Moskosky, S; Carter, M; Curtis, K; Glass, E (Apr 25, 2014). «Providing Quality Family Planning Services: Recommendations of CDC and the U.S. Office of Population Affairs». Godfrey, E; Marcell, A; Mautone-Smith, N; Pazol, K; Tepper, N; Zapata, L; Division of Reproductive Health, National Center for Chronic Disease Prevention and Health Promotion,, CDC. MMWR. Recommendations and reports : Morbidity and mortality weekly report. Recommendations and reports / Centers for Disease Control 63 (RR-04): 1-54