エアコンが健康に与える6つの影響

· 3月 5, 2019
暑い夏には「ベストフレンド」のように感じるエアコンですが、注意をして使用しないと私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

現代社会では、自宅や車、そしてオフィスや様々なビル内でエアコンが効いています。

暑い夏を涼しく過ごすのに欠かせないエアコンですが、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

エアコンを過度に使用すると、風邪をひいたり喉の痛みが起こるだけでなく、様々な健康被害を引き起こすリスクが高まります。

必要以上に乾燥した環境にいるのは私たちの健康にとって良くないことであり、注意を払いながら使用することが大切です。

エアコンが健康に与える6つの影響

ここからは、エアコンが私たちの健康に与える主な悪影響についてご説明します。

1.呼吸器系の問題

気温の急激な変化は、呼吸器系に損傷を与えると理解しながらエアコンと付き合うことが大切です。

つまりオフィスやスーパーマーケットなど、夏の暑い日に、エアコンの効いた場所から暑い外に移動したり、逆に暑い場所からエアコンの効いた場所に行き、急に寒い温度にさらされると、呼吸器系の問題が起こるリスクが高まります。

また、呼吸器系の感染症に対する抵抗力が脆弱になり、咽頭炎やのどの感染症などの問題を引き起こすこともあります。

実際に、エアコンの効いた環境で多くの時間を過ごす人々は、のどや鼻の症状を発症するリスクが高いことを示唆する研究も発表されているため、鼻炎のような鼻の問題が起こる可能性も高くなります。

2.ウイルス感染

ウイルス

エアコンによる一般的な影響の1つが、免疫システムの弱体化によるウイルス感染です。

エアコンが効いた環境では、古い空気は絶えず室内で再循環され、新鮮な空気は室内にほとんど入りません。

つまり、古い空気の流れとともに、人から人へと細菌や風邪やインフルエンザのウイルスが伝染する可能性があります。

エアコンのない部屋よりも、エアコンのある環境でウイルス感染が発生する危険性が高くなるのはこのためです。

3.脱水

エアコン付きの部屋で長時間過ごす人は、脱水症状を起こしやすいと言われています。

室内を乾燥させるだけでなく、寒い室内であまり水分を取らない人も多いため、最終的に脱水症状を引き起こすリスクが高まります

体が暑いと感じることはなく、暑さでのどが渇くわけでもないので、体が動く必要を感じないということもあります。

4.頭痛

エアコンが引き起こす悪影響の一つは、間違いなく頭痛です。

エアコンにより新鮮な空気が入らない室内で長時間過ごすと、頭痛や片頭痛を引き起こす可能性があります

また、前述した脱水が頭痛を引き起こす原因になることも忘れてはいけません。

こちらもご参照を:片頭痛を和らげる3つの天然鎮静剤

5. ドライアイ

目薬をさす女性

エアコンの悪影響として、ドライアイを引き起こす可能性があります。

そしてドライアイは目の痛みや痒みの原因となります

エアコンで直接目が乾くわけではありませんが、室内が乾燥することでドライアイになることもありますし、パソコンを長時間見つめる仕事などで、すでにドライアイに悩んでいる人はエアコンによって悪化する可能性があります。

ドライアイに悩んでいる人は、できる限りエアコンから離れるようにしてください。

ご存知ですか?:ドライアイの症状と自然療法

6. 暑さへ耐性の低下

エアコンのある場所で長時間を過ごす人は、暑さに対する耐性が低下し、不耐性を発症することが明らかになっています。特に夏の間に起こります。

寒い室内から暑い屋外へと出る時、体は突然の気温の変化に対してストレスを感じ、これが健康への負の影響を及ぼすことがあります。

暑い夏には欠かせないエアコンですが、エアコンの使いすぎは健康に深刻な悪影響を及ぼすことがあります。

健康への影響を理解した上で、責任と節度を持ってエアコンを使用することが大切です。

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