ビタミンDの過剰摂取により起こること

2月 9, 2018
ビタミンDの中毒症状は目に見える症状ではないのが一般的なので、自分では見つけることがほぼ不可能です。何か気になることがあるときは、すぐに専門医の診察を受けることが大切です。

健康的で活力に満ちあふれた毎日の生活や人生を送るためには、ビタミンDの摂取が不可欠です。しかし、ビタミンDのような特定のビタミンを過剰に摂取すると、私たちの健康に有害になる可能性があるため、ビタミンDのサプリメントなどを含めて適量摂取を心がけてください。

ビタミンのサプリメントを開始する時は、毎日の摂取量を必ず理解し、必要ならば事前に薬剤師や医師に相談して、適切な量を摂取することが大切です。決して自己判断で摂取量を決めてはいけません。

多くの食品や飲料には一日に必要なビタミンが含まれていることが多いため、毎日の食事に加えてビタミンなどのサプリメントを摂取することは、健康維持を目的としている場合でも、摂取量を守らないと健康に有害な物質となる可能性があります。

つまりどのようなビタミンも過剰摂取は、私たちの体には有害です。太陽の光から十分に必要なビタミンDを得ることができる人もいますが、生活状況によりビタミンDが体内で不足し、サプリメントからビタミンDを摂取する必要がある人も存在します。しかし、医師による処方箋なしにビタミンDを摂取し始めると、ある時点でビタミンDの中毒を引き起こすことがあるため、非常に危険です。

本記事で詳しくご説明します。

ビタミンD中毒

ビタミンD中毒

ビタミンDは水に溶けないため、容易には体外に排出されずに体内に蓄積されていきます。その結果、ステロイドホルモンのように細胞内を循環して働きます。

このビタミンDが体内に過剰に蓄積されるとタンパク質受容体などの通常ビタミンを収容する場所にビタミンDが蓄積され、結合できなくなります。

体内に化合物が放出された瞬間から、腸内におけるカルシウムの吸収が増加し始め、最終的には高カルシウム血症を引き起こすリスクが高まります。また、肺、腎臓および心臓のような軟性臓器もその悪影響を受ける部位です。

ビタミンDによる中毒症状を引き起こす可能性がある条件をご紹介します:

  • 吐き気と嘔吐
  • 便秘
  • 筋肉疲労および骨の痛み
  • 不安障害とうつ病
  • 混乱

ビタミンDの推奨1日摂取量は4000 IU未満でなければなりません。 ただしこれはサプリメントによる摂取であり、食物や日光から摂取するビタミンDが中毒症状を発症する可能性はごくわずかです。

血液中に150ng / ml(375nmol / l)を超えるレベルのビタミンDが蓄積されている場合、中毒症状が起こると考えられますが、その毒性のほとんどすべてのケースは可逆的であり、動脈の石灰化や腎不全を引き起こすリスクはごくわずかです。

中毒症状

中毒症状

ビタミンDによる中毒症状は目に見えないことがほとんどですが、症状が中程度の場合、以下のいくつかの症状が現れます:

  • 高カルシウム血症
  • 吐き気と嘔吐
  • 便秘
  • 不安障害
  • 虚弱
  • 意識の変化
  • 高血圧
  • 腎不全
  • 難聴

こちらの記事をご覧ください:見逃せないストレスの症状7選

ビタミンDによる毒を排出する手順

ビタミンD毒素を排出する手順

  • 最初に医師の診察を受けてください。医師は血液中のビタミンDレベルを検出するのに必要な検査を行います。医師の診察を受けず血液検査を受けるのは控え、必ず事前に医師の診断を受けてください。
  • ビタミンDのレベルが高い場合は、すぐにビタミンDのサプリメントを廃棄してください。
  •  1日あたり10,000IUのビタミンDを摂取していても、毒性の影響を受けるリスクは低いですが、できる限り、摂取量を4000以下に抑えることが望ましく、子供と高齢者の場合は、1日あたり700IUで十分です。
  • 一日に必要なビタミンDの摂取量を必ず守ってください。太陽の光に十分さらされる機会のある人は、サプリメントで補う必要はありません。ビタミンDサプリメントは、太陽の光がほとんど得られない地域に住む人々のためだと考えてください。
  • 毎日の食事に注目してください。魚、豆類、牛乳またはオレンジジュースなどを摂取していれば、一食当たり600IUから1000IUを体内へと供給できていますし、これに加えて太陽の光を浴びているため、サプリメントは必要ありません。
  • カルシウムが大量に含まれている食事やサプリメントの摂取も減らすことが大切です。
  • ナトリウムを含む食品の摂取を増やしてください。
  • 過剰に摂取されたビタミンDがなくまるまでには数ヶ月から数年かかります。

ビタミンDによる中毒症状は検出するのは困難です。他の病気とビタミンD中毒の症状を区別して備えることが大切です。

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