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陥入爪は痛いだけでなく、感染症を引き起こす可能性があります。でも、感染症を防ぐと同時に、すでに起こってしまった炎症を緩和するのによく効く家庭療法があるって、ご存知でしたか?
陥入爪(かんにゅうそう)は、足の親指の爪の角が、爪内部の軟部組織に刺さることによって起こり、通常は細菌による爪周辺の感染症を伴います。
ほとんどの場合、痛いだけでなく、炎症を起こして赤くなります。悪化するままに放っておくと、化膿して黄色い膿が出てくる可能性があるので注意が必要です。
また、爪甲の先端が食い込んだ部分を中心に、出血しやすい肉芽を伴っていることもあります。[出典:日本皮膚科学会]
原因として考えられるのは、深爪・足に合わない靴や靴下・手当せずに放っておいた小さな外傷などです。
また、時には遺伝的要因も考えられます。たとえば、家族の中に変形した爪を持つ人が多い場合などです。
幸いなことに、特定の天然素材の効能を活かした家庭療法を利用して、痛みや症状を即和らげることが可能です。
今回は、陥入爪の初期症状に気づいた時に役立つ、6つの効果的な自然療法をご紹介します! ぜひ、お試しください!
ニンニクは抗菌作用がありますから、陥入爪によって引き起こされた感染症を抑えるのに役立ちます。
ニンニクに含まれるイオウ化合物が、炎症を軽減し、患部の治癒を早めてくれます。
天然の玉ネギの汁には、ニンニクと似た成分が含まれており、細菌や真菌の成長を抑える働きがあります。
玉ネギの汁が持つ鎮静成分と抗炎症成分とが患部の炎症を抑えてくれるので、ほんの数日で元の健康な状態に戻ります。
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エプソムソルトのお風呂は、疲れた脚をリラックスさせるのに最適なだけでなく、表皮を修復し、爪が陥入するのを防ぐ働きもあります。
過酸化水素水は強力な消毒剤ですから、陥入爪のまわりの皮膚をやわらかくし、活性化するのに大いに役立ちます。
過酸化水素水を塗ることで、痛みをやわらげ、細菌や真菌が感染症を引き起こすのを防ぐことが可能です。
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リンゴ酢も、陥入爪が悪化して、もっと深刻な問題を引き起こすのを防ぐのに有効な天然素材のひとつ。
リンゴ酢に含まれている抗菌成分が、感染部分を守り、炎症を緩和してくれます。
塗る風邪薬として昔から親しまれてきたヴィックス・ヴェポラッブ。消毒作用がありますから、足の爪の炎症と痛みとを抑えるのにも役立ちます。
そのまま塗って痛みを緩和してもいいですが、少量のニンニクと混ぜることで、もっと強力で即効性のある家庭薬ができあがります。
ここに挙げた家庭療法で最大の効果を得るためには、角が丸くなるように爪を切り、やすりをかける必要があることを覚えておきましょう。もし感染症が治らないようなら、できるだけ早くかかりつけの医師の診察を受けてください。おだいじに!