寝たはずなのに疲れている!目覚めの疲労感・脱力感対策
朝起きたとき、疲れや脱力感を感じることはよくあります。これは、身体的な疲れ、精神的なストレス、退屈、睡眠不足、食生活の悪さなど、活発なライフスタイルのために必要なエネルギーを奪う様々な要因に対して身体が自然に反応しているだけなこともあります。
しかし、こうした反応を無視してしまうと、身体的・精神的により深刻な問題につながるかもしれないため、軽視せずに注意を向けることが大切です。この記事では、自然な治療法や健康的な習慣によって、朝に疲れを感じにくくするための様々な方法をご紹介していきます。
脱力感や疲れを抑える秘訣
朝起きた時の脱力感や疲れは、自分でも自覚していないような悪い習慣が原因となっていることもあります。ここでご紹介する秘訣はそんな習慣を見つけるのに役に立つでしょう。
- 毎晩質の良い睡眠を取る:専門家は、毎日続けて8時間寝ることを推奨しています。
- 健康的でバランスのとれた食事をとる
- 1日あたり最低1リットルの水を飲む
- 運動する習慣を確立する:1日あたり最低でも30分は行ってください。
- 仕事中に短い休憩を取る:ストレスの多い状況にいるときには、きちんと休憩を取ってください。
- アルコール、ニコチン、薬物、エナジードリンクなどの摂取を控える
- 医師と相談し、貧血・糖尿病・高脂血症など、脱力感や疲労感の元となる病気にかかっていないことを確かめる
- 白い砂糖や精製された砂糖の摂取を控える:この物質は神経システムに悪影響を与え、うつ病や過剰な疲労感につながる可能性があります。
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脱力感や疲れを抑えるためにオススメの食品
食事は、身体的・精神的な状況に最も影響が大きい要因の1つです。食べ物の中には、毎日感じる脱力感や疲れに対処するために最適なビタミンやミネラルを含んでいるものもあります。下に紹介したリストには、この問題を、シンプルで自然で健康的な方法で対処するために最適な食べ物が挙げられています。
- 朝食前:柑橘系の果物かパパイヤを、最低でも朝食の1時間前に食べることがオススメです。エネルギーの源になるだけでなく、栄養もとても豊富です。
- 朝食:朝食はとても大切な食事で、決して抜いてはいけません。全粒穀物、オートミール、全粒粉のパン、または肉類を含まないサンドイッチを食べることをオススメしています。
- 昼食:日によって2、3種類の野菜を選び、絞って作った新鮮な野菜ジュースを、いつもの昼食に補いましょう。ニンジンやトマトはエネルギーを与えてくれ、疲れを防ぐため、常にどちらかは含めることをオススメしています。
- 午後:昼食と夕食の間に何か食べたくなる人は、ボウル1杯のフルーツサラダかグラノーラ・バーを食べても良いでしょう。
- 夕食:サラダ、野菜スープ、玄米などで、いつもの夕食を補いましょう。
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エネルギーを与えてくれるレシピ
上の一覧に挙げた食べ物以外にも、いつもの食事に特別なレシピを加えることで、活力が得られ、脱力感や疲れに対抗できます。
バナナとアマランサスのスムージー
このスムージーは朝ならいつ飲んでも良いですし、朝食そのものの代わりとして飲むこともできます。
材料
- 熟したバナナのスライス 1本分
- アマランサス 小さじ1杯
- 黒砂糖かハチミツ 大さじ1杯
- アマの種 小さじ1/4
- ビーポーレン 小さじ1/2
- アーモンドミルク 1カップ
作り方
すべての材料をミキサーに入れて、均質になるまで混ぜます。冷蔵庫に入れる部分は飛ばして、すぐに飲んでください。
柑橘系果物のエナジードリンク
朝の疲れ対策に優れた方法の1つは、それから始まる1日のための活力を与えてくれるエナジードリンクを飲むことでしょう。市販されているエナジードリンクは健康に良くないので、代わりに天然のエナジードリンクの作り方を見てみることにしましょう。
材料
- 新鮮なレモン 1つ
- オレンジ 2つ
- ハチミツ 大さじ1杯
作り方
レモンとオレンジから果汁を絞って、グラスに入れます。その後、ジュースに大さじ1杯の純粋なハチミツを加えます。この飲み物を朝食前に飲むと良いでしょう。
ほうれん草とクレソンのスムージー
ほうれん草は最もエネルギーを得られる野菜の1つとして知られており、そのため、様々な理由から感じる疲れや脱力感対策に理想的です。
材料
- ほうれん草 500グラム
- クレソン 500グラム
作り方
2つの材料をミキサーで一緒に混ぜ、ジュースを取っておきます。朝、朝食前にグラス半分飲み、残りは翌日のために冷蔵庫で保管しておきましょう。
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