アロエが胃炎に効く5つの理由

· 6月 24, 2017
アロエのゼラチン質と様々な栄養分が、胃炎の症状を鎮めて傷ついた組織が回復するのを助けます。

アロエは様々な健康効果のある優れた植物です。その成分の大部分は水分ながら、アミノ酸、酵素、ミネラルなどの栄養分も豊富に含まれ、体の様々な機能を助けます。

健康に何らかの問題があるときに医師の診察を受けて必要な治療を受けることが必須です。しかし、アロエは様々な病気に効果があるため、医師の治療を補助するものとしてアロエの家庭療法は最適です。

そんな一つの例が、だれもが苦しんだことのある胃炎です。胃の粘膜が炎症を起こして、痛み、むかつき、食欲減退などの症状が現れます。特に深刻な病気ではないものの、胃炎が慢性化する場合もあります。

それと同時に、ストレスや不安感が「第2の脳」とも呼ばれる胃に直接影響し、神経性胃炎を起こす人も多いのです。

胃炎の原因がどうであれ、強い味方になってくれるのがアロエです。ここで、その効用を5つ紹介します。

なぜ胃炎にアロエ?

消化器官のトラブル全般に良い薬草の一つがこのアロエです。抗炎症作用、鎮静作用、傷の回復を促す作用などがその効果の元です。

最近は、肌に使う市販の製品の多くにも含まれています。特に湿疹や火傷などにはアロエ製品は効果的なのです。

胃炎にはアロエ

アロエの効果は、すでに長年にわたって研究されてきたものです。アメリカオレゴン州のライナス・ポーリング科学医学研究所では、1985年からその成分についての研究が続いています。

様々な研究のおかげで、アロエを普段の食事の補助として取り入れることで、消化を助け、胃炎や大腸の炎症なども改善してくれることが分かっています。

ただし、「補助」と言った通り、それ自身が「薬」ではないことに注意をしましょう。症状を和らげて回復を早めてくれても、病気を完治する薬とは違うことを忘れてはいけません。

以下にその効果を解説していきます。

1.胃の粘膜を助ける

ツルボラン科に属すると言われたり、ユリ科であるとも言われるアロエ。その健康効果の中でも特徴的なのが、組織の炎症を鎮める作用です。

  • アロエベラが炎症を鎮めるのは、痛み、炎症、感染症などに関係のあるプロスタグランジンの生成をブロックする作用のためです。
  • アロエの葉肉の抗炎症効果は傷が塞がるのを促進し、同時に免疫効果も刺激します。この作用と酵素のおかげで、炎症を起こした胃の粘膜に効果的なのです。

こちらの記事もご覧ください:胃潰瘍がある時に経験する8つの不快な症状とは?

2.アロエベラには強力な抗菌作用が

胃炎は、多くの場合ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)の感染が原因です。アロエを摂ると免疫システムを刺激し、細菌と戦うのを助けます。血液中の単球とマクロファージを活性化することで、様々なウイルスやバクテリアに効果的です。

ピロリ菌は非常に耐性のある菌ではあるものの、アロエを摂ることでその活動を鈍らせて繁殖を抑えます。

ピロリ菌

ご存知でしたか?:ピロリ菌退治に役立つ自然療法

3.優れた鎮痛作用がある

胃の粘膜が炎症を起こすと痛みが生じます。さらに、胃炎を患うと腹筋がけいれんしたり、胃に不快感を感じるなどの症状も現れます。

アロエのジェル状の葉肉は、その繊維のおかげで胃や腸の粘膜を再生するのを助けます。これは、特にびらん性胃炎を患った時などに重要な作用です。また、アラントインという成分が血管新生を促すと同時に、抗炎症効果と抗菌効果のおかげで症状を抑えます。

4.食欲のない時の栄養補給に

胃炎になった時に食欲がなくなるのは一般的な症状です。炎症が消化器官の不調や下痢と一緒になって、食欲も奪う不快感を引き起こします。

  • ぬるま湯にアロエ大さじ1とレモンのしぼり汁を少し混ぜたものを飲むだけで、この不快感を大きく改善します。
  • アロエに含まれる栄養素は、ビタミンB1、B2、B3、B6、C、E、コリン、葉酸の他、カルシウム、クロム、銅、鉄、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、ケイ素といったミネラルなど多数。そのため、少量でもアロエを摂ることで健康効果が期待できます。
腹痛

5.解熱作用

胃炎は、人によって様々な症状を引き起こします。嘔吐、寒気、目まい、下痢、熱などがその例です。

  • アロエの解熱作用で軽い発熱を下げるのに効果的

ここまで解説してきた通り、ぬるま湯にアロエを混ぜたものを1日2杯是非飲んでみてください。

胃炎にかかったときにはしっかりと水分補給をして休養をとり、症状が悪化した時には必ず医師の診察を受けるようにしましょう。