アレルギーの緩和に役立つ4つのハーブ療法とは?
自然な方法でアレルギーを緩和しようとお考えなら、浄化作用と抗炎症作用を持つ薬用植物やクレイを使った自然療法をお試しください。
今回は、セージ、ローズマリー、イラクサ、甘草、エルダーベリー、およびクレイを使った方法について詳しく説明したいと思います。
アレルギーを緩和する自然療法
一般的に「アレルギー」と呼ばれる症状は、免疫システムを過剰に刺激する外的要因への体の反応を指しています。
体内に毒素が蓄積することで発症すると言われるアレルギーを緩和する自然療法では、肝臓や腎臓の機能を促進することによりアレルゲンを除去することを目的としています。
アレルギーを緩和するためには、腸内バランスも重要です。
健康的でバランスの良い食事を心がけ、十分な水分補給をしながら、腸内細菌叢もバランスを正常に保つのに役立つプロバイオティクスを積極的に摂取する食生活を心がけてください。
こちらもご参照を:プロバイオティクスは何のために使うの?
1.セージ、ローズマリー、イラクサ
最初にご紹介する自然療法は、3つの薬用植物を組み合わせたお茶です。
- セージ:サルビアとしても知られている薬用植物で、古代から女性に効果があるとして愛用されています。セージの持つ抗炎症作用がアレルギーの治療に非常に役立つだけでなく、消化促進効果、リラックス効果、そして体内のバランスを正常に保つ効果などが期待できます。
- ローズマリー:アレルギーの症状が、目の乾燥、かゆみ、涙などの形で目に影響を与えるときに、アレルギーが原因の炎症を軽減させながら、血液の循環を促進すると言われています。
- イラクサ:解毒作用の高い植物で、生活の質を向上させるのに役立つ抗ヒスタミン作用があり、アレルギー性鼻炎の症状を軽減するのに役立ちます。
3つの薬効を組み合わせたお茶は、食間に毎日飲んでください。
本記事でご紹介する他の自然療法と交代で、または組み合わせて摂取してください。
2.エルダーベリーと甘草
エルダーベリーと甘草で作る抗アレルギー作用のあるお茶をご紹介します。
- エルダーベリー:かゆみ、鼻づまり、のどの炎症、咳、発疹などのアレルギーの一般的な症状を軽減します。また、皮膚の発疹の治療にも非常に効果的です。エルダーベリーのお茶以外にも患部に塗布する外用方法があります。
- 甘草:その名の通り、甘くて強い風味がある甘草は、患部への外用および内服することができる天然の抗ヒスタミン薬の1つです。甘草の持つ天然のコルチゾンを最大に活用するために、古代では甘草風呂がよく使われていました。また甘草の主成分であるグリチルリチンの働きにより強力な抗炎症剤としても作用します。さらに、呼吸器の粘膜を滑らかにしながら、体内の毒素の排出を促進します。
注意事項:甘草は血圧を上昇させる可能性があるハーブです。そのため、血圧が高い人やすでに高血圧を発症している人は、必ず医師に相談してから、甘草を使用してください。
こちらもご参考に:タイムの健康成分と体に良い効果
3. ホワイトクレイパウダードリンク
クレイパウダーを使って作るこのドリンクは、体内の毒素を除去すると同時にアレルギーを緩和すると言われる昔からの治療法です。
アレルギー以外にも、高コレステロール血症、胃酸過多、そして胃炎などの症状を緩和する胃の保護剤として働きます。
材料
- ホワイトクレイパウダー小さじ1
- 水 コップ一杯
使用方法
- クレイパウダーをコップ半分の水に入れて溶かします。
- ここでは金属製またはプラスチック製の道具でかき混ぜてはいけません。代わりに、ガラス、セラミック、または木製の道具を使用しましょう。
- 10分間そのままにします。
- 毎日、空腹時に飲んでください。
一ヶ月間毎日飲んでください。少し休んだら、再び数週間後に治療を再開することができます。
注意事項:高血圧を発症している人や血圧が高めの人は、クレイパウダーを避けてください。