アムロジピン:気をつけるべき点と副作用

6月 16, 2020
高血圧の患者にとって、アムロジピンは血圧を下げるために必要な薬剤です。詳しくは今日の記事で見ていきましょう!

アムロジピンは、高血圧や狭心症の治療のために医師が処方する有効成分です。単体または他の薬剤と併用して服用します。今日の記事では、この薬剤について取り上げます。アムロジピンがどのように働くのか、そしてその副作用についても知りましょう。

血圧と高血圧って何?

血圧を計る アムロジピン:気をつけるべき点と副作用

血圧は、血液を循環させるために心臓動脈にかかる圧力です。その値は様々で、一日のうちに何度か変化をすることもあります。「上」としても知られる最高血圧、つまり収縮期血圧は心臓が収縮するときに動脈に送り出される血液です。一方で「下」と言われる最低血圧、拡張期血圧は、心臓がリラックスした時の動脈の血液の強さです。

高血圧は、常に血圧が上がっている状態です。血圧が140/90mmHgを越えると高血圧だとされます。治療せずに放っておくと、脳や心臓、血管、腎臓をはじめ体の様々な部分にダメージを与えてしまう恐れがあります。そのダメージによって、心臓発作や心不全、腎不全などの病気が引き起こされることもあります。

アムロジピンの働きとは?

アムロジピンは、カルシウムチャネルを遮断することによって働く降圧薬です。血管平滑筋と心筋の内部のカルシウムイオンの流入を妨害します。

アムロジピンは、血管をリラックスさせることによって血圧を下げます。心臓の機能はより効果的になるでしょう。

一方、アムロジピンは動脈や冠状動脈を広げる働きもします。例えば狭心症など冠状動脈攣縮を抱える患者に投与すれば、心筋への酸素の供給量が増えます。高血圧症の患者は、毎日の投与で血圧が下げられるでしょう。

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投与量や気をつけるべき点

腎臓 アムロジピン:気をつけるべき点と副作用

アムロジピンは錠剤で投与されます。半分に割ることもできるでしょう。高血圧症や狭心症の成人は、一日一回5mgの投与が一般的です。最大投与量は一日10mgです。治療のモニタリングのために、毎日同じ時間に投与するよう指示されるでしょう。

また、この薬剤を投与するにあたり、気をつけるべきグループの人たちがいます。

心不全の方

心不全を抱えている方は注意しましょう。アムロジピンを含むカルシウムチャネル阻害薬は、心臓事象や死亡リスクを高めてしまうかもしれませんので、うっ血性心不全を抱えている方は特に注意しましょう。

肝不全とアムロジピン

この状態の患者の体内からアムロジピンが取り除かれるまでには時間がかかります。そのため、最小量から投与するべきでしょう。また、この治療を始める時、投与量を増やす時は注意して投与を行わなくてはなりません。急性肝不全の患者は、ゆっくりと投与量を増やすべきです。モニタリングも注意深く行うことが必要となります。

腎不全の方

腎不全の方はアムロジピンの普通投与をすることができます。ですが、アムロジピンの血中濃度の変化は腎不全の程度と必ずしも相関しません。

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アムロジピンの副作用

薬を手に持つ人

アムロジピンの副作用として、以下のようなものが挙げられます。

  • 手や脚、足首のむくみ
  • 頭痛
  • 胃痛や不快感
  • 吐き気や目眩
  • 過剰な疲れ、倦怠感、睡眠不足

副作用の中には、深刻な健康問題を引き起こすものもあります。そのため、胸の痛みを感じたり、痛みが頻繁になった時はすぐに病院を受診しましょう。心拍数が不規則な方、動悸や目眩を感じる方もまた、医師の診察を受けましょう。

まとめ

高血圧症の方は、薬剤を使って血圧をコントロールするだけでなく、生活習慣を改善する必要があるでしょう。生活習慣の改善には、脂肪や塩分の少ない食事を取ること、健康的な体重を維持すること、少なくとも毎日30分エクササイズをすることなどが含まれます。また、タバコは吸わない、お酒は適量に抑えるなども欠かせません。

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