あまり知られていないローリエの葉の7つの効能

ローリエの葉の恩恵にあずかるには、ドライローリエを使用することが大切です。生の葉は有毒な場合があります。
あまり知られていないローリエの葉の7つの効能

によって書かれた 編集チーム

最後の更新: 06 12月, 2022

ローリエの葉は、料理の香りづけに利用されるハーブです。とても香りが良く、様々な料理にうってつけのスパイスです。

このローリエには、料理だけでなく、健康や美容など体によい様々な効能がたくさんあります。今回は、ローリエの効果・効能をいくつかご紹介します。これでローリエが欠かせない材料になるはずです。

ローリエの葉の成分

ローリエの葉には様々な有効成分が含まれています。今日はその内の7つをご紹介します。最後にご紹介するレシピもお見逃しなく。使い方の幅が広がるはずです。

1. 不安を緩和する

この研究によると、ローリエの葉を燃やした時に発生する煙に含まれる成分が、不安感を和らげてくれます。これが、体にも精神にも作用する鎮静効果を生み出します。

しかし、当サイトではあまりお勧めできる利用法ではなく、医師への相談なしの場合は猶更です。日常的にこの煙を吸っていると幻覚を起こす可能性があるので注意しなければなりません。

不安な女性

2. 炎症を鎮めて筋肉をリラックスさせる

 

ローリエの葉にはオイゲノールと呼ばれる成分が含まれています。これには抗炎症効果があり、何かの炎症を起こしているときには自然で効果的な対処法です。

ですからローリエの葉を使うことによって、身体全体の炎症、特に関節の炎症を鎮めることができます。

血管収縮効果があり、血液循環を調節して神経インパルスを緩めてくれます。頭痛や偏頭痛に効果的です。さらに、首や肩の痛みなども和らげてくれます。

こめかみや、必要に応じてその他の部分にもマッサージオイルとして使うことが出来ます。さらに、神経防護剤としての役割も果たします。

3. 免疫系を強化する

身体の機能が正しく機能するためには、各種ビタミンやミネラルが必要です。ローリエに含まれるオイゲノールにも抗酸化作用があり、免疫システムを強くしてくれます。

このために、ローリエの葉は粉末として加えても全形として使っても効果があります。風邪をひいているときにもおすすめです。

4. 糖尿病対策に

指先で血糖値を測る

アメリカ合衆国で実施された研究に示されたデータによると、ローリエの葉を1日1gから3g摂取することで、2型糖尿病患者によく現れるいくつかの症状を和らげることができるということです。

5. 呼吸器系の機能を改善する

 

ローリエの葉は、上気道を広げるのに効果的な薬草です。 喘息やアレルギーで呼吸に問題がある時には、ローリエが大きな助けになります。

そのためにはローリエの葉のオイルの蒸気を吸入します。ただし、この利用法はお勧めしません。前述したとおり、ローリエを吸入すると副作用の可能性があるからです。

6.肌のお手入れに

ローリエオイルは肌のお手入れに向いています。ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富で、肌が必要なケアを供給してくれます。

更に、抗炎症作用と抗菌作用もあり吹き出物の対処法としても有効です。

7.解熱効果がある?

風邪を引いた時にはローリエオイルを蒸気吸入したり、ローリエオイルを使った濡れ湿布を胸に付けると効果がある、と信じられています。しかし、この利用法が実際に熱を下げるのに効果的であると裏付ける科学的証拠はまだありません。

ローリエオイルのレシピ

ローリエの有効成分を知ったところで、ローリエオイルの作り方をご紹介します。免疫システムを強化したいという方のために、お茶に加えて飲むのに利用できます。

材料

  • ローリエの葉 小さじ1(5g)
  • スイートアーモンドオイル(強力な瘢痕形成効果あり) 200g

必要な道具

  • 容量200mlのガラス瓶

方法

  • 最初にガラス瓶を良く洗います。
  • 次にきれいに洗ったローリエの葉を瓶に入れます。
  • そこにアーモンドオイルを加えます。
  • 密閉して40日間漬けておきます。

偏頭痛、足の血液循環の悪化や炎症への対策として、ローリエの葉が大きな助けとなってくれるかもしれません。オイルやお茶として利用することで、その効果がすぐに現れるでしょう。


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