愛する人からの虐待を通報するには

12月 19, 2019
家庭内暴力を受けている人は、今すぐそこから抜け出しましょう!本当の愛に虐待など存在しません。今回の記事では、虐待を通報するための行動を起こすヒントをご紹介します。

恋人や配偶者などからの虐待を通報するのは、客観的に見るとさほど難しいことには感じないかもしれません。

しかし、自分の身に起こった場合を想像してください。

愛する人を守るために、様々な言い訳をして通報せずにそのままにするかもしれませんし、このような行動が、虐待を受けている相手との関係に終止符を打つという健全な決断を妨げるかもしれません。

今回は、愛する人からの虐待を通報する方法をご紹介します。

愛する人からの虐待を通報する方法

虐待を受けた時に、虐待という事実を通報するための様々な選択肢やサポート機関が存在しますが、多くの人が虐待の通報をためらいます。

恋人からの暴力や家庭内暴力から自分自身と子供を守るためにも、適切なサポートを受けて虐待を通報しましょう。

1. 警察に通報する

愛する人からの虐待を通報する方法 警察に通報

自分が虐待を受けていたり、巻き込まれているかどうかという確信が持てないときや何をするべきかわからないときは、警察に通報するか、DVの相談電話などに相談してください。

通話料などから虐待者に通報の事実を知られるのが怖い場合は、通話料無料のホットラインや110番に迷わず連絡してください。

家庭内暴力や虐待を受けている人をサポートするホットラインのほとんどは無料で、24時間連絡することができます。

続きを読む:言葉の虐待の被害者に起こる6つの症状

2. 専門家、友人、そして家族に頼る

虐待的な関係に陥っているという事実を認めたくない人も少なくありませんし、周りの人が「この人はあなたにとって良くない人」「今すぐ別れるべきだ」などと説得しても耳を貸さないかもしれません。

愛する人のことは、誰もが「最高の人」だと考えているでしょうが、少しでも気になることがある時には、専門家に相談して、客観的で専門的な視点から二人の関係を見てもらいましょう。

現実から目を背けている人には、専門家が現実を見るサポートをします。

あなたは決して一人ではありません。専門家だけでなく、家族や友人などあなたのことを思いやり、気遣い、あなたのサポートをしたいと考えている人がいます。

3. 子供を第一に考える

口論をする二人
相手への恐怖によって感覚が麻痺している時でさえ、大切な我が子を守るためには虐待的な配偶者や恋人に立ち向かう勇気が湧くでしょう。

虐待を受けているという状況が、子供にとってどれほど有害であるかを理解していない親が多くいます。

親が虐待を受けているという事実は、子供の発達にとって有害であることは、多くの専門家が指摘している点です。

配偶者や恋人を愛するあまり、自分や子供の心身の健康への悪影響を見落とす人が少なくありません。

子供が身体的な虐待を直接は受けていないとしても、親が言葉や身体的な虐待を受けるのを目にしたり、耳にするのは、子供にとってトラウマ体験になります

愛する人からの虐待を通報するか迷っている人は、次のことを自問しましょう。

  • 自分の大切な子供を育てるのに最適な環境ですか?
  • このような毎日の状況で自分は本当に幸せですか?
  • 子供に害を及ぼす可能性のある、この有害な関係を続ける理由は何ですか?
  • 子供よりも恋人が大切なのですか?

続きを読む:感情的な虐待関係を警告する5つの兆候

4. 愛する人からの虐待を通報するための行動を起こす

愛する人からの虐待を通報するための4つ目のヒントは、誰かにアドバイスをするかのように行動を起こすことです。

あなたの大切な姉妹や親友が虐待を受けた場合、あなたはどのような行動を起こしますか?

虐待を受けている大切な人に、通報したり相手の元から逃げるように伝えるでしょう。

虐待というのは、誰かが虐待を受けているときにはその被害を見つけやすいものですが、実際に自分が虐待を受ける被害者となると、現実を正確に把握できないことがあります。

そのため、家族、友人、そして専門家の助けと支援を受けて行動を起こしましょう。

沈黙を守らない

沈黙を守らない
家庭内暴力や虐待をサポートするホットラインの増加により、苦情の件数も増加しましたが、虐待を警察に通報するとなると、ためらう人がほとんどです。

これまでに虐待などの通報がなかった夫婦や恋人が、相手を虐待をしたり殺したというニュースを目にしたことはありませんか?

親が虐待を受けることで、子供が影響を受けている家族が近所にいたり、友達に虐待を受けている家庭の子供がいた経験がある方もいるでしょう。

悪質な虐待を受けても、恐怖心やどこに通報していいかわからないという知識不足は、被害者が行動を起こすのを妨げます。

虐待者は一般的に、自分が虐待しているパートナーを、家族や友人などの健全な人たちから隔離して、周りの人に何が起きているのかを知らせないようにする傾向があります。

周りに虐待を受けている可能性がある人がいたら、本人が拒否したとしても、通報するように心がけてください。

虐待の被害者は、自尊心が低下したり、恐怖心から自分ではもう立ち上がることができなくなっている可能性があります。

今回の記事によって、あなたの周りにも助けを求めている人がいるかもしれない、という可能性を認識していただけたら幸いです。

今後は「何をしたらわからない」「誰も助けてくれない」という気持ちにならず、勇気を出して行動を起こしましょう。

あなた自身と子供が有害な環境にいる場合、周りの人に助けを求めましょう。

有害な関係や状況から抜け出すことで、平和と幸福が現実のものになり、健康的な毎日を送ることができるでしょう。

大切なのは、自分と子供のために立ち上がって行動を起こすことです。

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