爪の黒い線は癌の兆候?

· 2月 14, 2018
20歳以上の人の爪に現れる黒い線は一般的には「正常」とみなされますが、黒色腫を爪真菌や一般的な挫傷などの良性疾患と混同することはよくあります。

よくネイルサロンに行って爪のお手入れをする方は、こちらの話をぜひご参考にしてください。

英国イースト・サセックス州アックフィールドのエステティシャンとして働くジーン・スキナーの話は多くの人を驚かせました。

彼女の顧客の一人が、自分の爪に暗い色のマネキュアを塗って、爪の黒い線を隠してくれと頼んだことからすべてが始まりました。

ジーンは、癌の症状として黒い線が爪に現れることがあると知っていたため、顧客に医師の診察を受けるように勧めました。

そしてこの顧客は爪に皮膚ガンの一つである黒色腫があることがわかりました。

濃く青い斑点や黒い線が現れるのは爪だけではなく、大きさ、色、形を変えて色々な場所に発症します。

また斑点や黒い線が必ずしも癌の症状であるとは限らず、以下のケースの副作用として現れ、健康上は問題ない正常な状態であることも多くあります:

  • 服用中の薬による影響:薬を服用してから数日後に起こる副作用の1つとして、爪の濃い色素沈着があります。
  • 妊娠中:妊娠中には爪に茶色の斑点が現れることがありますが、深刻な問題ではありません。
  • 感染症:爪が真菌に感染した結果、変色が起こります。
  • 怪我:茶色の混じった赤い点は怪我の影響が考えられます。

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心配するべきときはいつ?

  • 一般的な症状ではありませんが、子供が異常な黒色腫(メラノーマ)を発症することがあります。
  • 黒い線の幅は0.1㎜よりも大きく、単色ではなく茶色の異なった色調が同じ線の中に現れている状態には注意が必要です。
  • 時間の経過とともに変化が起こり、爪の周りの皮膚の色も濃くなります。
  • ほとんどの場合、爪に現れる黒色腫は1つの爪だけに影響を与えませんが、つま先や頭皮を含む体の特定の場所に現れます。 

どのくらい危険なのか?

危険性

黒色腫は皮膚に悪影響を及ぼし小腸、目、脳、さらには心臓のような遠く離れた器官を含む他の臓器にもあっという間に広がる、最も攻撃的な腫瘍だと考えられています。

治療方法

癌の研究

皮膚や爪にできた黒色腫を治療する様々な方法がありますが、腫瘍の状態や患者の健康状態によっても異なります。

いくつかの治療方法をご紹介します:

  • 放射線療法:癌性細胞の増殖を抑える局所的な治療で、黒色腫が現れている部分にのみ影響する。
  • 外科手術:最もよく使われる方法で、 腫瘍およびその周囲に見られる組織をすべて除去して、癌の再発を防ぐ方法です。
  • 化学療法:黒色腫が体内の他の部分に広がっているときに使われる方法で 患者は複数の薬を組み合わせて服用します。
  • 免疫療法:この治療の目標は、免疫システムの強化です。

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予防方法

日焼け止め

 

黒色腫を引き起こす最大の原因の1つは、日焼けなど紫外線にさらされた後のケア不足です。

皮膚の健康を保護するため、そして黒色腫を予防するためにも以下の点にご注意ください:

  • ピーク時(12時から午後4時)には紫外線を浴びないように注意してください。
  • 毎日日焼け止めを使用する習慣を身につけてください。外出の30分前に塗ります。特に海やビーチに行くときは欠かせません。
  • 毎日8カップ以上の水を飲んでください。 太陽の影響による脱水症状を予防し、体温の調節効果があります。これは太陽があなたの体から水分を奪うためです。 体温を調節するには水分補給が必要です。
  • 日焼けを避けてください。 紫外線にさらされ続けるとと皮膚の老化が加速し、皮膚がんのリスクが高まります。
  • 体の異常に注意し、体からの兆候を見逃さないように注意してください。爪やホクロの色や形、そして大きさに変化がないかどうかを注意深く確認することが大切です。

体からの声に耳を傾ける

黒色腫を爪真菌や一般的な挫傷などの良性疾患とを混同することはよくあるため、気づいたら進行していたというケースが多く見られます。

そのため、自己診断は避け、皮膚に何か異常があるとき、特に爪に黒い線が現れたときは必ず皮膚科医や専門医の診察を受けてください。

病気の予防、そして早期発見が死亡率を低下させるカギとなります。