手の指が教えてくれる8つのこと
手の指は、日々の生活で大切な役割を果たしてくれていますが、それだけでなく、私たちが気がつかないうちに健康状態を映し出しています。
ここ数年の間に実施された様々な研究によると、指は心身の健康状態や行動特性を映し出していることが判明されています。
今日は、手の指が教えてくれる8つのことについて見ていきましょう。
1. テストステロンの値が高い
男女の性別に関係なく、人差し指が極端に短い場合、男性ホルモンのなかで最もその作用が強い、テストステロン値が高い傾向があります。
男性はほとんどの場合、薬指より人差し指が短く、女性は同じ長さのことが多いようです。
この指の長さの違いは、 テストステロンの値に関連しています。
テストステロンの値は通常男性の方が多いのですが、テストステロン値が異常に高い人はエストロゲン値が低く、精子数が少ない傾向にあります。
2. 変形性膝関節症のリスク
イギリスにあるノッティンガム大学の研究によると、人差し指が短い人は変形性膝関節症を発症するリスクが高いとされています。
これはエストロゲンの不足や運動不足に関連しており、主に女性にその影響が見られます。
3. 前立腺ガン
イギリスのウォーウィック大学の発表では、人差し指が薬指よりも長い男性は、将来、前立腺ガンになるリスクが高いことが発見されました。
こちらの記事もご参考に:ガン予防に効果のある果物4選
4. 胎児時の影響
人差し指が薬指と比べてかなり短いなら、胎児の時に高い値のテストステロンにさらされていたのかもしれません。
イギリスにあるキングスカレッジの研究では、母親のお腹にいる間にこのホルモンに晒されることで、のちの行動パターンに何らかの影響を及ぼすという結果が出ています。
5. 男性器の大きさがわかるかも
韓国のガチョン大学の研究グループの発表によると、薬指より人差し指が短い男性はペニスのサイズが大きいとのことです。この研究は麻酔をかけた状態の男性144人を対象に行われました。
6. 甲状腺機能低下症
ナトリウムを大量に摂取すると体液貯蓄の原因となり、一時的な指のむくみを引き起こします。
体液貯蓄は自然療法を用いて改善することができますが、一定の期間を過ぎても指のむくみが取れない場合や、むくみを何度も繰り返す場合は、甲状腺機能に何か問題があるのかもしれません。
甲状腺機能に問題が生じている場合は、代謝が低下するため、体重の増加や体液貯蓄を併発することが多くなります。
こちらの記事もご参考に:自宅で自然に甲状腺機能低下症を改善する9つの方法
7. 運動能力が高い
人差し指よりも薬指の方が長い女性は、そうでない女性に比べ、よりスポーツ能力に長けているという研究結果があります。
全体的に陸上競技に優れていますが、特にランニング、テニス、重量挙げに秀でているようです。
8. ビジネスに優れた力がある
薬指の長い人はビジネスの場において、より成功を収める傾向にあるという研究結果があります。
イギリスのケンブリッジ大学で行われた調査では、薬指が長い金融投資家は、同僚達と比べ最高11倍の利益をあげていることが判明しました。
これはテストステロンの値に関連しているかもしれないと言われていますが、さらなる研究が必要です。
こちらの記事もおすすめです。