ターメリックを使った5つの抗炎症療法
ターメリックに含まれるクルクミンのおかげで、ターメリックは塗布でも経口でも使用できる素晴らしい抗炎症療法になるのです。
現在使われている抗炎症療法で、一般的に効果があるものの一つとして、ターメリックから作られたものが挙げられます。
炎症を抑えるのに非常に効果的で、フリーラジカルから体を守り、臓器のデトックスをしてくれます。
この記事では、ターメリックが持つ5つの抗炎症作用についてご紹介します。
ココナッツ・オリーブオイル・黒胡椒などを組み合わせて効果を高めることもできますし、味も美味しいです!
ターメリックを使ったスゴイ5つの抗炎症療法
ターメリック(ウコン)は、抗炎症作用を持つ医療植物です。抗酸化作用もあり、肝臓の機能を向上させます。
そして、素晴らしい治療力のある、「生姜」と同じ科に属します。
ですので、ターメリックはどんな食材にも加えることができる栄養たっぷりの香辛料と言えるでしょう。この記事ではターメリックと合わせて使うことのできる数種類の食材と一緒についてお伝えします。
1. ゴールデンミルク
ゴールデンミルクは最近人気が出てきています。ココナッツミルクとターメリックで作られるもので、牛乳と比べると、ココナッツミルクは消化しやすく体のデトックスもしてくれます。ゴールデンミルクには大量のミネラルが含まれ、免疫系にとって最高です。実際に、とても元気の出る飲み物なので、毎朝のコーヒーの代わりにしたくなるかもしれません。
材料
- ココナッツミルク 1カップ(200ml)
- 粉末ターメリック 小さじ1(4g)
- はちみつ または ステビア(少々)
作り方
- まず、ココナッツミルクとターメリックを5分間沸騰させる。
- 次に、お好みで甘さを加え、召し上がれ。
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2. ピリ辛ターメリックティー
消化を助けたいなら、ターメリックはどのお茶にも入れるべき材料です。温めて飲めばホッとしますし、冷たくして飲むとスッキリとした味わいです。
材料
- 水 4カップ(1ℓ)
下記をそれぞれ小さじ1(4g):
- 粉末ターメリック
- シナモン
- 粉末生姜
- アニスシード
- カルダモンシード
作り方
- まず、水を熱してシード類を入れる。
- 10分間沸騰させる。
- 火からおろし、粉末香辛料を加える。
- 蓋をして10分間蒸らす。
- 最後にお好みで甘味をつけ、できあがり。
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3. オリーブオイル+黒胡椒+ターメリック
2014年に行われた研究によると、ターメリックを黒胡椒と合わせると、黒胡椒が含むピペリンがクルクミンの吸収を助けるという結果が報告されています。
そのピペリンにオリーブオイルなどの健康的な脂質を加えると、抗炎症作用が増幅するのです。この組み合わせを最大限に利用するために、自宅でこの療法を試したり、下記の3つを含むサプリを摂取しましょう。
材料
- 粉末ターメリック 大さじ8(80g)
- 黒胡椒 大さじ4(40g)
- 新鮮なエクストラバージンオリーブオイル 大さじ4(60ml)
作り方
- 材料を全て混ぜ合わせ、密封容器で保存する。
- 食事以外で、大さじ1を毎日摂取する。
4. 食用着色料として
ターメリックの薬用成分の大部分は、根茎にある黄色い色素であるクルクミンによるものです。
サフランの代わりに使用しても同じように黄色く着色ができます。
少量で十分に色がつきますし、その上いろんなタイプのレシピに応用可能です。スープ、ライス、スムージー、ケーキなど、他にもたくさんのレシピに使えます。
5. 塗布用ローション
ターメリックは、抗炎症・鎮静塗布剤としても効果抜群です。ですが、数時間ほど肌が黄色く着色する可能性があることをご留意ください。
材料
- ココナッツオイル 大さじ6(90ml)
- アロエベラのジェル 大さじ3(45g)
- 粉末ターメリック 大さじ3(30g)
作り方
- 材料を全て混ぜ合わせ、密封容器で保存する。
- ローションのように肌に塗布する。
- 炎症と痛みに必要なだけ使用する。
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- Ammon HP, Wahl MA. Pharmacology of Curcuma longa. Planta Medica J Med Plat Nat Prod Res. 1991.
- Mohiuddin E, Asif M, Akram M, Uddin S, Ahmed A, Usmanghani K, et al. Curcuma Longa and Curcumin : a Review Article. Rom J Biol – Plant Biol. 2010.
- Tohda C, Nakayama N, Hatanaka F, Komatsu K. Comparison of anti-inflammatory activities of six Curcuma rhizomes: A possible curcuminoid-independent pathway mediated by Curcuma phaeocaulis extract. Evidence-based Complement Altern Med. 2006.