スペインの煮込み料理:マドリッド風カジョスのレシピ
スペイン料理のカジョスと言う名前を聞いたことはありますか?
これは、牛の胃つまりモツの煮込み料理で、マドリッド風カジョスとして世界中で愛されています。
スペイン料理について詳しく知らない方や、カジョスと言う名前を聞いたことがない方も心配は無用です。
今回はとてもシンプルなレシピをご紹介します。
マドリード風カジョス
レシピ名が示すように、多くのスペイン料理と同様、カジョスもはマドリッドで生まれましたが、他の料理の「改訂版」の一つだとも考えられています。
マドリッド風カジョスについてマドリッドの人に聞くと、「この料理を食べるためには、スプーン、フォーク、そしてナプキンが必要だ」と答えます。
マドリッド風カジョスは、色々な材料とタンパク質が豊富に含まれています。
材料の一つとして、牛の胃、つまりホルモンを使いますが、他の動物のホルモンでもかまいません。
カジョスは長時間煮込むことで、その風味が増す料理です。
トウモロコシやヒヨコ豆を加えるレシピもあります。
また、カジョスに加える唐辛子は、チョリソを作るときに使われるパプリカなどの唐辛子が良いでしょう。
カジョスの特徴
健康的なレシピであることに加えて、軽くて刺激的なレシピであるカジョスは、一度口にすると病みつきになるほどです。
カジョスは、スライスしたフランスパンを添えて提供され、満腹感が持続します。
また、牛の胃であるホルモンを材料として使っているため、栄養満点のレシピです。
健康に不可欠なミネラル、ビタミン、アミノ酸が豊富に含まれているため、スタミナと持久力を高めながら、筋肉の増強に欠かせないタンパク質を補給できる、美味しくユニークな組み合わせです。
シチューをはじめとする煮込み料理やスープのレシピが好きな方やお料理が大好きな方は、ぜひマドリッド風カジョスをお試しください。
マドリード風カジョスの作り方
小さな秘密
このレシピはあなたの好奇心を刺激しましたか?
この料理を美味しくするための秘密は、忍耐力と慎重さです。
調味料を測ったり肉に味付けをするなど、前夜からの下ごしらえをお勧めします。
牛の胃をマリネすると風味が向上します。
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マドリード風カジョスのレシピ
材料
- 牛の胃 5 カップ
- スペイン風チョリソ 8本
- ブラッドソーセージ(スペインの血液を加えたソーセージ)2〜3本
- ベーコン 360g (一口サイズに切る)
- ベイリーフ 大さじ3(みじん切り)
- カジョス用の香辛料 大さじ4
- 玉ねぎ(中サイズ) 2個
- 皮をむいたニンニク 3片
- 赤唐辛子 2本
- トマトペースト 大さじ4
- 塩 大さじ1
- 黒コショウ 1つまみ
- 水(必要量)
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作り方
- 牛の胃を一口サイズに切り、きれいに洗ってください。
- 鍋の中に水を入れ、刻んだベイリーフと一緒に牛の胃を入れたら、続いてベーコンとスパイスを鍋に入れます。
- 蓋をせずに45分間調理します。
- 45分が経過したら濾しますが、水は後で使うため保管してください。
- 具を別の鍋に入れたら、お湯、チョリソ、そしてブラッドソーセージを加えます。
- 強火で15分間調理します。
- ニンニク、玉ねぎ、赤唐辛子を炒め、トマトペースト、調理済みの牛の胃、さらにソーセージ類を加えてソースを作ります。
- 出来上がったソースを大きな鍋に入れます。
- 最初に保管しておいたダシを加えて火を強めます。
- 沸騰してから20分間調理します。
- 火を止めたら数分間そのままにして冷まします。
- たっぷりのパン、赤唐辛子、そしてベイリーフを添えたボウルの中に盛りつけます。