新生児黄疸について知っておくべきこと

22 6月, 2020
新生児黄疸は、必ずしも赤ちゃんが深刻な病気にかかっているという意味ではありません。今回の記事で、新生児黄疸について知っておくべき詳細について学びましょう。

新生児の健康に関して親が持つ恐れや心配は、発疹やその他気になる症状まで広範囲に及ぶでしょう。

新生児黄疸の場合は、さほど心配する必要はありませんが、症状が悪化して極端な状態にならないように、常に新生児の状態を観察する必要があります。今回の記事では、新生児黄疸に関する詳細情報と、黄疸が悪化しないように対処する方法についてのアドバイスを紹介します。

新生児黄疸の原因

黄疸の定義は「皮膚と粘膜の黄変」で、通常は赤血球が減少したときに現れる物質であるビリルビンが原因です。この血液中に含まれるビリルビンが体内組織に沈着し、肌や白目が黄色く見える状態になります。血液検査は、正確なビリルビン値を見るための最良の方法です

ビリルビン値が高すぎない場合、黄疸は深刻ではないと考えられます。ビリルビン値が高すぎる場合、新生児は高ビリルビン血症を患っており、症状のコントロールと観察のために入院が必要です。

新生児の皮膚が生後2〜3日で少し黄色くなるのは正常です。これは、肝臓が過剰なビリルビンを除去するためです。産後、肝臓が正常に機能するようになるためには、調整にある程度の時間が必要になると考えられています。

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治療

新生児黄疸のほとんどは深刻ではないことがわかったので、ここからは新生児黄疸への対処方法を説明します。大切なのは、いくつかの基本的な手順に従うことです。

  • 授乳スケジュール:新生児の授乳スケジュールを記録します。母乳育児をしている場合、授乳を確実に行うのはやや複雑になります。母乳育児に関連した黄疸が起こるのはまれで、通常は出生後1週間で現れます。小児科医が新生児を診察して、1〜2日間母乳育児を中止すべきかどうかを判断します。
  • 在宅光線療法:高ビリルビン血症の治療として病院で新生児に使用される治療である光線療法ですが、入院の必要がない場合は、自宅で光線療法を行う必要があります。この場合、新生児を、1日10分間日光にさらすだけです。おむつと目の保護具を必ず着用してください。光線療法を行うのに最適な時間は、午前9時前です。
新生児黄疸について知っておくべきこと 新生児の光線療法

考えられるリスク要因の特定

前述したように、新生児黄疸は非常に一般的な症状なので、ほとんどの場合は過剰に心配する必要はありません。ただし、医学的な診断を必要とする特定の兆候に注意する必要があります。

  • 新生児黄疸の早期発症:黄変が最初の日から存在する場合、小児科医は適切な診断を行うための血液検査を実施します。
  • 新生児黄疸は、生後2週間続くことがあります。これは、肝臓が正常に機能し始めるまでに調整に必要な時間です。

新生児黄疸の合併症

ビリルビン値が上がると、脳細胞に侵入し、代謝と神経機能に変化が起きます。医師はこれを核黄疸と呼んでいます。核黄疸やビリルビン値の上昇を予防するためにも、小児科医に相談し、新生児の産後1週間に起こる黄疸や黄変を見逃さないようにしてください。

小児科医はビリルビン値を診断するために適切な検査を行います。ビリルビン値が極端に高い場合は、光線療法を受けるために、乳幼児は入院する必要があります。

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病院における光線療法手順

新生児黄疸について知っておくべきこと 赤ちゃんを見ている女性

光線療法が必要な新生児は、数日間入院する必要があります。ほとんどの病院では、保護者が24時間子供と一緒に過ごすことができますが、母親は自宅に戻ってゆっくりと休息をとることも大切です。

新生児病棟の看護師は、高ビリルビン血症の新生児に基本的なケアを提供します。新生児の家族は、担当の専門医の推奨事項に従う必要があります。母乳育児をしている場合、授乳を止めてはいけませんが、必ず医師の指示に従ってください。

結論

新生児が生後、最初の数日間に起こる黄疸に起因する皮膚の変化は正常です。ただし、子供から目を話さず、何か変化に気付いた場合や症状が消えない場合は、すぐに医師の診察を受けることが大切です。

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