カシングメソッド: 母乳育児と併用できる哺乳瓶

· 4月 9, 2019
カシングメソッドは、赤ん坊を託児所やベビーシッターに預けなければならない母親にとって理想的な方法です。今回はこの方法を実践するメリットをご紹介します。

カシングメソッドは、母親の授乳を邪魔することなく、赤ちゃんを哺乳瓶でミルクをあげる方法です。この方法をを実行すれば、赤ちゃんは母親のおっぱいを拒絶したり、十分に母乳を飲むことができないなど問題は起こらないでしょう。

母親の中には母乳育児ができず、赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを与えなければならない人もいます。赤ちゃんが未熟児だったり、栄養補助を必要としている場合によく起こるケースです。また、働く女性はあらかじめ搾乳しておいた母乳を哺乳瓶であげなければならない場合もあります。その他にも、健康上の問題を抱えていて母乳育児を止めなければならないこともあります。

しかし、哺乳瓶による授乳は赤ちゃんを混乱させ母乳育児を拒否するようになる可能性もあります。なぜなら哺乳瓶は赤ちゃんにとってより簡単にミルクを飲むことができるからです。哺乳瓶の乳首は母親の乳首とはその構造が非常に異なっています。穴はもっと大きくミルクは重力に従って自然に落ちてきます。その結果、赤ちゃんはほとんど自分で努力しなくてもミルクを飲むことができます。

問題は母親がその後、母乳育児に戻り、赤ちゃんがこれに対応できずに飲むことを拒否したりすることです。そこでアメリカの専門家Dee Kassingは、母乳育児を真似した哺乳瓶を使うシステムを考案したのです。

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カシングメソッド

カシングメソッドは、特に乳児が自分の力でミルクを吸うという点で、自然の母乳育児の特徴を再現することを目的としています。

ママと哺乳瓶

哺乳瓶でミルクをあげるとき、赤ちゃんは半分座った状態にしておくべきです。母乳育児の姿勢を真似る必要はありません。使用する哺乳瓶の乳首は解剖学的で、母親の乳首とは全くことになります。穴ははるかに大きく、赤ちゃんが容易にミルクを飲めるように設計されています。

哺乳瓶は赤ちゃんにぴったりのボトルを選ぶべきです。そして母乳育児のような自然な刺激を再現することが重要です。乳児が自分で乳首を見つけられるように、哺乳瓶の乳首を頬や口に触れることで赤ちゃんの反射神経を促す必要があります。

赤ちゃんが口を開いたときには、体を直立させたまま数回乳首を吸わせてください。そうすることで、ただ重力に従って落ちてくるミルクを飲むより、努力が必要になります。

また、赤ちゃんがミルクを飲む時間と量をコントロールするべきです。頬に触れて時々哺乳瓶から離すことによってコントロールしてください。

適切な哺乳瓶選び

カシングメソッドを実施するには乳首の寸法と形状について気をつけなければなりません。赤ちゃんと哺乳瓶乳首を模倣するには形は丸い必要があります。母乳を授乳する時のように、乳首は先端が硬口蓋と軟口蓋の間に触れることが出来るように十分な長さがあるべきです。細くて柔らかく、長さは約2センチ位が適切でしょう。

哺乳瓶の乳首は曲がったものではなくまっすぐなものを選びましょう。まっすぐな乳首はミルクを吸い上げるのが難しくなるので、赤ちゃんはミルクを飲むのにもっと努力する必要があります。

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授乳の姿勢

このメソッドの目的は赤ちゃんに飲ませすぎないようにすることと、どれぐらいの速さでミルクを飲むかコントロールすることです。授乳する時は赤ちゃんは半分座った姿勢にさせてください。

上向きに寝かせて授乳するのはお勧めできません。重力のせいで自然に落下するので赤ん坊は特に努力しなくてもミルクを飲むことができてしまうからです。またこの姿勢だとミルクが中耳の耳管に入り、窒息または感染の危険性が高まります。

パパと哺乳瓶

最も重要なのは、ボトルが傾いておらず水平であるべきだということです。こうすることで赤ちゃんはミルクを飲むために努力をして吸い上げる必要があります。

授乳する前に、赤ちゃんの反射を刺激するためにどこに乳首があるか探させてください。すぐにミルクを口に入れないでください。乳首を探し求めて自ら自分で飲もうとするまで乳首を赤ん坊の唇と頬に触れさせてください。

結論

カシングメソッドは、赤ちゃんが未熟児だったりサプリメントや混合栄養を使用している場合、または小児科医に推奨された際に非常に役に立ちます。

サプリメントを必要としているのであれば、保育乳児の専門家は哺乳瓶を使って母乳を与えることを推奨しています。

母乳は赤ちゃんにとっての完璧な食事です。母乳には赤ちゃんが健康に育つための栄養素ビタミンがたくさん含まれています。哺乳瓶と母乳育児を併用しなてはならない母親にとって、カシングメソッドは強い味方なのです。