子宮内膜症に効果的な生活改善法

· 3月 30, 2017
子宮内膜症の原因は子宮内膜類似の組織が子宮外で増殖する疾患だと定義づけられており、多くの女性の悩みとなっています。本記事では子宮内膜症に苦しむ女性の生活を自然に改善する方法をご紹介します。

子宮内膜症は慢性疾患として知られています。多くの女性が子宮内膜症に苦しんでいますが、効果的な治療方法は現在のところ見つかっていません。

子宮内膜症の原因は、子宮内膜類似の組織が子宮外で増殖する疾患だと定義づけられていますが、子宮腔外でも増殖するかどうかは、まだ明らかになっていません。

厚生労働科学研究費補助金を受けた研究班で運営しているホームページ、女性の健康推進室 ヘルスケアラボの説明によると、”子宮内膜症による痛み(疼痛)は、就学、就労の妨げとなって、不妊症の原因ともなっています。現代女性のQOLを著しく損なう疾患”だということです。

子宮内膜症は「静かなる病気」と呼ばれ、日常生活や体への影響は、その子宮内膜症の組織ができる場所によって異なります。組織が腸や膀胱にまで達するケースもあります。

例えば、少女がカーテルを入れて尿を排出しなくてはいけないほど深刻な症状の子宮内膜症もありますし、成人女性が、子宮内膜症以外の様々な合併症を併発しているため、複雑な手術をしないと症状が良くならないというケースもあります。

子宮内膜症の手術の中で、子宮内膜症の痛みそのものを取り除くものはありません。子宮内膜症の治療には、手術療法とエストロゲンの生成を正常化させるホルモン治療の二つがあります。

子宮内膜症をはじめとする慢性疾患を発症しているときは、一つの治療法だけを試すのではなく、異なったアプローチ方法も探すことが大切だとされています。多角的なアプローチで、自然療法、セラピー、また心理療法などを組み合わせるのが効果的だというのです。

本記事では、子宮内膜症に効果的だと考えられる方法を5つご紹介します。

1.痛みの軽減効果:食生活の改善

パパイヤ

食生活を改善するだけでは子宮内膜症の症状が緩和されたり完治するわけではありません。ですが、体に良い食品を取り入れ、食生活を改善することで、浮腫の減少、エストロゲンの生成を正常化、そして免疫システムの強化を促進できるかもしれません。

下記のアドバイスをぜひ実行してみてください。

  • 食物繊維の摂取量を増やす
  • 不健康な脂質の摂取を減らし、オメガ3脂肪酸などの健康的な脂質を摂取する

以下の食品は、毎日の食事にぜひ取り入れていただきたい食品です。

できる限りオーガニックの食べ物、加工されていな天然の食べ物を常に摂取するように心がけてください。

  • グルテンの摂取を減らす
  • 乳製品ではなく野菜ジュースに変更

その他の効果的な食品

  • ニンニク
  • 柑橘系の果物
  • ほうれん草
  • タンポポ
  • フェンネル
  • リンゴ酢
  • 野菜(玉ねぎ、きゅうり、人参)
  • キヌア
  • パパイヤ

2.ビタミンDの摂取量を増やす

子宮内膜症の患者には、ほとんどの場合、エストロゲンの生成を正常化する薬を処方されます。

ただし、これらの薬はカルシウム欠乏症の原因となることもあるため、ビタミンDサプリメントを摂取する必要があるかどうか、医師に相談することをおすすめします。

こちらもお読みください『ビタミンD欠乏の症状12選

3.症状の周期を記録する

日記を書く女性

今後の症状を予測するためにも、カレンダーや日記にその日の気分、痛み、また心配事を書き出すことをお勧めします。症状の周期を知ることで、子宮内膜症と自分の症状に関する理解が深まるだけではなく、自分の症状を予想することもできるようになるかもしれません。

4.子宮内膜症の痛みを軽減するエクササイズ

子宮内膜症にお悩みの方には、運動やエクササイズがおすすめです。ただし下記の注意事項を守ってください。

  • 自分が楽しく行うことができる、健康に効果のある運動を行いましょう。子宮内膜症に効果のある運動とは、エンドルフィンの生成を増加させる運動です。つまり、疲れきってしまうような運動ではなく、楽しく行うことができる運動を選ぶことが大切です。
  • 10分以上連続して運動を行わないようにしてください。
  • 中強度の運動を、リラックスしながら適度に汗をかく運動を行ってください。
  • ウォーキング、ダンス、水泳など、血液循環を改善し、心臓が正常に機能する運動がおすすめです。
  • 定期的に運動することで体内のエストロゲンの生成を減少させる効果があります。

こちらもお読みください『有酸素運動が体と心にもたらす効果

5.定期的に休息をとる

女性の足

子宮内膜症は私たちの日々の生活に様々な影響を及ぼします。

複雑で繊細な疾患である子宮内膜症を発症すると、様々な場面においてできなくなることが増え、身体面、精神面、そして仕事面、そして性生活にも影響が現れます。

自分の周りで誰も自分を理解してくれない、家族や職場のサポートが得られないと感じる女性もいます。

このような状況を改善するためには、社会が子宮内膜症について深く理解しサポートすることが大切です。

もし子宮内膜症を抱えているのなら、まず自分のことを第一に考えてください。そしてこれからお話しすることを心に留めてください。

  • ストレスや疲労を感じ、自分のすべきことができなかったように思ってしまう日は、あなたが非常に疲れている日です。
  • 心が折れたように感じたり、心身が疲れている時は、一人の時間を作って休息してください。「自分の時間」はとても大切です。
  • ゆっくりとした一人の時間を大切にし、エネルギー補給を行いましょう。このような時間を持つことで、子宮内膜症の痛みや辛い状況にも強い心で向き合うことができます。

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