脂肪肝の5つの兆候

脂肪肝は、肥満、高コレステロール、高血圧と深い関係にあります。発見するのが難しい病気ではありますが、この病気のサインとなり得る症状がいくつかあります。
脂肪肝の5つの兆候

によって書かれた Yamila Papa Pintor

最後の更新: 15 11月, 2022

脂肪肝を示す症状とはどういうものなのでしょうか?簡単にわかるものなのか、それとも病院で検査しない限り分からないものなのでしょうか?熱や腹痛もその症状なのでしょうか?

肝臓の細胞に中性脂肪が蓄積すると、脂肪肝となります。これは肝臓が正しく機能するのを妨げてしまう病気です。

肝臓の働きって?

肝臓は様々な機能を担っています。たんぱく質の生成、脂肪の代謝の調節、血中の毒素の排出、アミノ酸のレベルを正常に保つなどです。

つまり、肝臓は食物を消化し、エネルギーを蓄えて毒素を取り除く助けをする臓器です。だからこそ、私たちの健康に欠かせない臓器です。

肝臓がその機能を果たせないと、その他の臓器がダメージを受けてしまいます。そのため、脂肪肝を患っている人には様々な症状が現れ始めますが、その中には別の病気と混同されるような症状もいくつかあります。

アルコールを継続的にたくさん飲む人は、脂肪肝になる確率が高くなります。しかし、アルコールが唯一の要因であるわけでもありません。その他の要因として、以下のようなものがあります。

  • 糖尿病を患っている。
  • 肥満。
  • 乱れた食生活。
  • コレステロール値が高い、など。

脂肪肝の6つの兆候

多くの場合、脂肪肝は無症状です。つまり、病院で検査を受けるまでは、発見するのが難しいということです。脂肪肝を感知する助けとなる検査には以下のようなものがあります。

つまり、脂肪肝を示す症状群と言うものは存在しない、ということです。しかし、患者の中には特定の症状を表したり、脂肪肝と関連する健康問題が現れる人がいることも事実です。次にこれらについて見ていきましょう。

1. 腹痛

白いベッドの上で腹部の痛みに耐える女性

患者の経験談によれば、脂肪肝の一つの症状として腹痛が挙げられます。ただし腹痛だけではなく、その他の症状と一緒に現れます。

腹部の中央あるいは右上部に痛みが現れます。しかし何かの活動による痛みや一時的に力を入れた、などとは関係ありません。胃が拡張して大きくなった肝臓を圧迫する時に痛むことから、食後に現れることがある症状です。

2. お腹の張り

 

脂肪肝を示している可能性のあるもう一つの症状が、「腹水」が原因のお腹の張りです。腹水とは、壁側腹膜と臓側腹膜の間に水がたまる状態をいい、肝臓の病気が原因で起こることが多い症状です。

腹水の症状

  • 消化不良
  • お腹の張り
  • 呼吸がしにくい
  • 腰の痛み
  • 足首が腫れる

3. 疲労

 

脂肪肝を示す可能性のある別の症状が、エネルギー不足や慢性的な疲労感です。肝臓が正常に機能しない場合、体内の代謝全体が遅くなって、説明のつかない疲労が現れます。

また、集中力の欠如や混乱と言った症状が現れることもあります。

4. 色の濃い尿

尿の状態から、病気や異常を発見することができる場合もあります。尿は毒素や老廃物を身体の外に出す液体だということを思い出しましょう。脂肪肝の場合は、普通よりも尿の色が濃くなります。便にも変化が見られるでしょう。白っぽいまたは灰色の便や、普段よりも臭いのきつい便になることがあります。

5. 皮膚の変化

 

脂肪肝のもう一つのサインが、皮膚の変化です。脂肪肝がある時の最も大きな皮膚の変化が黄疸です。組織内のビリルビンの増加により、皮膚や粘膜が黄色っぽくなります。

脂肪肝による皮膚の変化としては他に次のようなものがあります。

脂肪肝と食生活

 

脂肪肝のための食事

脂肪肝と診断を受けたら、次のステップは適切な治療をすることです。医師の処方による薬に加え、脂質の少ない食生活を送ることが必須です。

次に、いくつかアドバイスを紹介します。

  • 精製食品の摂取を減らす:白い小麦粉や白砂糖などがその例です。全粒粉や精製されていない砂糖を選ぶようにしましょう。
  • 地中海式食生活を送る:脂質の少ない食品を基盤としていること、または体にいいオイルを使っていることから、地中海式食生活は世界で最も健康的な食生活の一つと言われています。
  • アルコールを避ける:アルコールは、肝臓の主な敵の一つです。アルコール飲料の摂り過ぎは、脂肪肝だけでなく肝硬変にもつながりかねません。
  • 特定の薬を避ける:脂肪肝にかかっている場合、どの薬が良くないかを医師に確認してください。
  • 運動をする:定期的な運動は、肝臓が正しく機能するのを助けてくれます。少なくとも週に3回は身体を動かしましょう。

もちろん休養も大切ですが、体の回復を助け、その他の臓器を健康的に保つためにも、日常的に少しずつ運動することが必須です。ですから、毎日30~40分の散歩やちょっとしたストレッチなどでも、頑張って続けるようにしましょう。

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