生理中でもビーチで遊びたいときのアドバイス7つ
夏にしたい人気のアクティビティのひとつと言ったら、ビーチで遊ぶことではないでしょうか。でも、せっかくのお休みに生理が重なると、ビーチに行くのは無理だと思って予定をキャンセルしようか悩む方も多いと思います。もし生理になっちゃったらどうすればいいのでしょうか？ いくつかアドバイスがありますのでお伝えします。
まず、月経は自然なことで、お休みの日に生理が来ても、楽しむことを諦めなくても大丈夫ということを覚えておきましょう。ちゃんとしたケアさえすれば、不快感なく楽しい時間を過ごすことができます。この記事では、その方法をご紹介します。
生理中に海に行ってもいいの？
この質問に対するシンプルな答えは「YES」です。
生理中にビーチに行くことが医学的にダメだという事実はありません。そうするかどうかは、個人の好みに大きく依存します。
ただし、生理中の症状にも左右されます。けいれんや頭痛、不快感がある場合は、改善するまで待った方がよいでしょう。日差しやビーチの環境は、この種の不快感を悪化させる可能性があります。
また、生理日の対処法を少し変えてみるのもよいでしょう。生理中により快適に過ごせるように、適切な生理用品を選んだり、使う種類をガラリと変えてみる必要があるかもしれません。
それでは、生理中にビーチに行きたいときのために、流れを把握しておきましょう。こぼれることによる失敗を防ぐ最善の方法です。
知っておくと楽しい事実…
- 水中にいると血が出ないというのは迷信だということをご存知ですか？ 水中では血管が収縮し、生理の流れが少し遅くなりますが、出血が止まったり、問題が生じたりすることはありません。
- 水泳には、生理痛や最近のストレスを落ち着かせる効果（英語の記事）があります。水泳は、エンドルフィン（痛みを和らげる物質）の分泌を促し、プロスタグランジン（けいれんや炎症の原因）を抑制します。
この記事もお読みいただけると幸いです：生理中の女性にニキビができやすいのはなぜ？
生理中でもビーチを楽しむために
生理だからといって、海水浴やビーチに行くことができないわけではありません。できるだけ快適に過ごすための方法を知っておけば大丈夫。
1. 適切な生理用品を選ぶ
正しい生理用品による快適さと安全性が最も重要です。その意味で、海水浴に適切なのは、タンポンと月経カップの2つ。それぞれ異なる特徴がありますが、十分な吸水力があるのでおすすめです。
生理用品を選んだなら、使い方を事前に練習しておくことが理想です。
ナプキンは、多くの人にとって最も快適なオプションですが、熱や湿気による炎症を引き起こす可能性があるため、ビーチのような環境にはお勧めできません。
2. 日焼け対策はしっかり
生理中は、普段よりも肌が敏感になりがち。そのため、日差しを浴びると日焼けのリスクがさらに高まります。これを避けるために、SPF30以上の日焼け止めを用意しましょう。
日焼け止めは、少なくとも2時間ごとに塗り直す必要があります。さらに、体の大部分を覆うことができる衣服を選ぶことで、日焼け対策を強化することができます。帽子やサングラスを着用すれば、さらに保護効果が高まります。
3. 必要なものはすべて揃えておく
生理中の外出で嫌な思いをしたことがある人なら、最悪の事態に備える必要があることをご存知だと思います。つまり、タンポン、ウェットティッシュ、石鹸、ナプキン、その他のアメニティを余分に用意しておくと便利です。
4. カミソリやワックスでムダ毛処理をする場合は、生理前にする。
生理の日は肌が敏感になっているため、炎症や不快感につながる可能性があります。そのため、ワックス脱毛は生理の数日前に行うのがベストです。
5. 適切な水着を選ぶ
水着がもたらす自信は、水着選びを容易にします。人気カラーであるだけでなく、ダークカラーはもしもの時に目立たないので役立ちます。また、ワンピースタイプも、生理の時には使い勝手が良いです。
6. 水分補給を忘れずに
生理中にビーチを訪れる際に見落としてはならないもう一つの習慣は、水分補給です。普段から水やお茶など、爽やかな飲み物を飲むことは必要ですが、ビーチやプールでは脱水症状が加速し、痙攣や腹部膨満感を悪化させる可能性があります。
水と電解質飲料の両方を用意し、少なくとも30分ごとに水分補給をしましょう。
7. アクティブに過ごす
海辺でのんびりと過ごしたいかもしれません。しかし、もしアクティブに動きたい人も、泳いだり、歩いたり、ビーチでスポーツをするなど、動き回っても支障はありません。
このようなアクティビティは気を紛らわせ、ストレス感を減らし、痛みの緩和に役立ちます。
こちらもお読みください：生理用パンティについて知っておきたいこと
月経カップ: 生理中のビーチに最適なオプション
タンポンも月経カップも、生理中をビーチで快適に過ごすための信頼できる選択肢です。しかし、この２つの中では、カップは従来のタンポンよりも良い点が際立っています。その理由は下記の通り。
- 吸収されない。タンポンとは異なり、月経カップは吸収することでことで機能するわけではないので、汚染されません。
- フィット感。柔軟性があるので体にぴったりフィットします。
- 使いやすい。プラスチックハンドルの開口部を使用して挿入と洗浄を行うことができるため、簡単かつ迅速に使用できます。
- 環境に優しいオプション。再利用可能なため、再生不可能な資源から環境に悪影響を与えるような過剰な生産を促進することはありません。
- 快適。正しく調整すれば、体に入っていることを忘れるほど快適です。
- 大容量。タンポンの吸収力はおよそ 4 ～ 5 時間持続すると低下しますが、月経カップは漏れの危険なく最大 8 時間持続します。
生理中に海に行くときの注意点
生理の日がビーチに行く日と重なっても、予定をキャンセルする必要はありません。適切な対策を行い、日差しへの対策を強化すれば十分です。出血しているからといって、屋外や水辺での活動を諦めなくても大丈夫なのです。
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