恋愛関係にもう一度身を置くことへの恐れ

恋愛関係にもう一度足を踏み入れるのがこわくなったことはありませんか? その恐れを乗り越えられましたか? 恐れは乗り越えるために存在します。克服して初めて自分がどれだけ成長したかわかるものです。
恋愛関係にもう一度身を置くことへの恐れ
Bernardo Peña

によってレビューと承認されています。 心理学者 Bernardo Peña.

によって書かれた Raquel Lemos Rodríguez

最後の更新: 22 12月, 2022

傷ついた経験のあとは、恋愛関係に身をおくのが恐くなってしまいますよね。そんな恐怖感のために、人と会うのを避け、自分を閉じ込めてしまいがちです。

どんなことでも極端な事には影響があります。もう一度傷つくのではないかと恐くなるのは当たり前ですが、だからといって恋愛関係から身を遠ざけてしまうと、もっと傷つく結果になってしまいます。

経験を限ってしまうことで、何かがポジティブになることは絶対にありません。逆に、経験から学びましょう。人生の経験を避けることで、成長できなくなってしまいます。

 

恐れを避けるのはいい方法ではありません

恋愛恐怖2

公の場でのスピーチが苦手だったらどうしたらいいでしょうか? 避けますか? でもそうすると、克服しようと努力もしないで、その恐れと一緒に生きていかなくてはなりません。

同じことが恋愛関係でもいえます。恐れている感情が強いと、克服しようとするのではなく、不安や他の思い出が、何か悪いことが起こりうるかもしれないという気持ちにさせ、恋愛から遠ざかってしまいます。

もう一度恋愛関係に身を置くのが恐い時は、あなたがこれまでに直面した他の恐怖を思い出すのが、克服できる良い方法の1つかもしれません。

先ほど例に出した、公の場でのスピーチや、ひとり旅、海外での生活、嫌いな仕事を辞めることなど、今までに克服に成功した恐怖があるはずです。

もし、何を恐れていたのかをも思い出せないなら、自分を苦しめていた恐れを克服するのがどれだけ素晴らしいことかを証明してくれていますよね。

克服してあとの自由な気分を覚えていますか? 恐怖があなたを縛り付けることはできない、と知った時のホッとした感じを覚えていますか?

もう一度感じてみましょう。

こちらの記事もお読みください:幸せなカップルから学ぶ幸せな関係の秘訣

恋愛関係に対する恐怖:恋愛回避症候群

恋愛恐怖3

恋愛関係に対する恐怖は、最近では恋愛回避症候群と呼ばれる症候群によるものかもしれません。恋愛回避症候群とは恋に落ちたり、恋愛関係に身を置くことへの恐怖心です。

恋愛回避症候群に悩む人の特徴は下記のようなものです。

  • 相手が、自分との恋愛に向いている人ではないという欠点を見つける
  • ささいなことで喧嘩したり、相手を疲れさせて恋愛に発展させないようにする。
  • 相手の電話を無視して、関係が深まらないようにする。

こちらの記事もお読みください:愛と習慣の6つの違い

このような行動をとっていると、自然に恋愛を恐れている人は恋愛から縁がなくなってしまいます。

これらの行動は自分を守ろうとする防備メカニズムの一種です。恋愛を恐れている人は、恋愛関係に身を置くとまた、傷つきやすくなってしまうと信じ込んでいます。

しかし、その恐怖を克服できるでしょうか? それは、自分でこの恐怖と向き合い、専門家に助けを求めることで解決できるかもしれません。傷ついた過去の経験はとても辛く、1人では克服できない場合もあります。

恐怖心から解放されて自由になる

恋愛恐怖4

恋愛関係にもう一度身を置く恐怖心から解放されて、自由になると、まるで新鮮な空気を久々に吸ったような気持ちになるでしょう。恐れを捨てると、相手が何か深刻な関係を築きたいかどうかなどは考えず、人と出会うことができます

しかも、周りのひとにもオープンになることができ、自分が欲しい関係性を築き上げることができるでしょう。そうすれば全てがうまくいっている証拠です。

自分にプレッシャーを与えて、起こりうるかもしれないことなどを考えすぎるのは、結局何の助けにもなりません。今を生きようではありませんか。

辛い経験をしたからといって、またそういった経験をするわけではありません。もし過去から学ぶことがあったのであれば、もう一度起こることはおそらくないでしょう。

恋愛関係にもう一度足を踏み入れるのがこわくなったことはありませんか? この恐れを乗り越えられましたか? 恐れは乗り越えるために存在します。克服して初めて自分がどれだけ成長したかわかるものです。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。



このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。