ぽっかりと胸に開いた穴

8月 15, 2017
物や他の人にぽっかりと開いた胸の穴を埋めてもらう必要はありません。自分自身を愛する事でその穴を埋めましょう。

胸に穴がぽっかりと開いているけど、どうしてその穴があるのか分からない。何か物足りないような、不完全なような気持ちにさせる心に開いた穴。何かで埋めきゃいけない。空虚感に襲われ、寂しくなる。

この胸の穴は、大切な人を失った時、誰かと別れた時、もしくは何かに失望した時にぽっかりと開いてしまう事があります。

もし、その穴を他の人や物で埋めようとしているのなら、もう1度良く考えてみてください。今しようとしている事は、ただその穴の上につぎはぎをして覆うだけで、悲しく空っぽな気持ちにさせている本質的な問題の解決にはなっていません。

 

心に開いた底のない穴

多くの人が自分達を苦しめている心の穴を物質的なもので埋めようとします。これが、後から罪悪感を感じてしまう例えば衝動買いと言うものです。

お金を使う事で、自分で心の傷に目をやる事を避けようとしているのです。ところがこれはただのつぎはぎにしかならず、本当の問題解決にはなっていません。

衝動買いだけでなく、他の人に依存して心の穴を埋めようとする人もいます。中には自分が孤独を感じなくても良いように、人を利用したり、人をコントロールしようとしたりする人もいます。これは決してしてはいけない間違いです。自分も相手も傷付けてしまいます。こういった関係は、最終的に悲しく不幸な状況に陥ってしまいます。

ところが人というものは、がむしゃらに心の穴を埋めようとし、物や他の人でその穴を今すぐに埋めようと必死になってしまいがちです。

暴食暴飲に走ったり、自傷行為に走るのは、耐えきれない本当の心の問題から逃げる為にしてしまう事で、こうした行為は新たな傷を作ります。

幼少期

幼少期は、ご存知のように人生の中でとても大切な時期です。感情の欠如はこの頃に起き、その欠如は人生を通して様々な問題の原因となる可能性があります。

いびつな家族環境の中に育ったり、両親の関係がうまくいっていない、必要としている愛情を十分に受けられなかったなど感情の欠如が起きる原因は様々です。

小さい頃は、子供なりにその劣悪な環境に慣れてしまいます。この事から、その時は心に大きな影響を受けていないように見えてしまいます。

ところが、成長してからその影響が浮き彫りになります。小さい頃に体験した事が、大きくなって爆発してしまうのです。小さい頃の経験がどれだけの影響を与え、どれだけの問題を起こしているのかがはっきりとしてきます。

本人は、原因となる幼少期の出来事を覚えていない事もあるので、専門家の助けが必要になります。

カウンセリングを受け、根っことなっている問題を見つけ出す必要があります。カウンセラーは、そこから前に進む方法を教えてくれます。

心の穴はさらにその心の穴を広げます

どれだけ胸の穴を他の人との関係、新しい服、食べ物で埋めようとしても、その穴は全く埋まりません。

幸せになりたいと付き合い始めた人と、そのまま付き合う事も良いでしょう。ただ、心の穴は埋まりません。色々な物を衝動買いして、後で買った物達を見て、まだ穴はぽっかりと開いている事に気付くでしょう。

これらのつぎはぎは何も解決してくれません。負のサイクルとなり、更なる不安感を生み出す事もよくあります。

助けを求める事に躊躇してしまうかも知れません。でも、それが今まで人生の中で下した決断の中で最適な決断の1つになり得るのです。

全て一人で解決しようなど、無理な話です。自分の中で何が起きているのか分かっていたとしても、他の道を選ぶための導きが必要な事だってあります。

心の穴を無駄な物で埋めようとしたり、両親を責めたりするのはもうやめましょう。親は皆、一生懸命子供を育てるものです。誰も、心に傷を負わせようと子育てをする親などいないのです。

今の状況を良くしていくのは、私たち自身の責任です。専門家の助けを求め、一歩を踏み出しましょう。

「あなたは一人じゃないんだよ」と背中を押して貰うだけで、先に進めるかも知れません。人は皆、1度は道を見失う事があります。でも、それはまた自分自身を見つけられなくなるというわけではありません。

心の穴は、自分への愛で埋めない限り寂しさは止みません。

 

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