巻き爪の治療方法

爪が曲がってしまわないように、また肉に食い込まないようにするためには、常に爪をまっすぐ切り爪の端が出るようにすることです。
巻き爪の治療方法

最後の更新: 25 11月, 2018

巻き爪は足の指の爪が両端が曲がって肉に食い込んで皮膚に埋まり赤くなって炎症を起こすものです。どの指にも起こるものですが、特に親指に多いです。

よくある原因

・間違った爪の切り方

主な原因は爪の異常成長です。爪を本来の自然な方法で成長させるためにも楕円形には切らずに両端の爪がとび出ないようにまっすぐ切ります。

・サイズがきつい靴やヒールが高い靴などを履く

爪の自然な成長を妨げ、巻き爪の原因になります。

足の手入れを怠る

汚れも巻き爪の原因になります。

・スポーツや仕事が原因で足の指に大きな衝撃が加わる。

 

症状

・強い痛み

・指が赤く腫れる

・爪の周辺が腫れる

・感覚過敏、炎症

・化膿、感染症

 

関節炎や肥満、循環機能、免疫機能が低い場合、巻き爪が起こる可能性は高くなります。

 

家庭でできる巻き爪の対処法

刻んだニンニクを足の指につける

ニンニクがしっかりと患部に密着するように包帯などで一晩固定します。

たまねぎの汁を適量、患部につける

巻き爪-たまねぎ

・塩を含んだお湯を患部につけてから一晩、包帯などで覆って固定する。

患部を水に浸ける方法が家庭でできる一番の対処法

500mlのお湯にキンセンカの染色を入れ、患部を浸すと効果的です。30分ほど浸したらきれいな布で優しく患部の水気をふき取ってください。夜、遅くとも次の日には痛みが和らぐはずです。

・レモンを切り、ストーブやコンロで温め、レモンに指が入るくらいの穴をくりぬいてください。その穴に痛めた指を20分間くらい入れておくと痛みが和らぎます。

・一番簡単に指の腫れを引かせる方法は、皮をむいて、すりおろしたニンジンを患部に1~2時間ほど当てておくことです。腫れを引かせる効果があります。

 

正しく爪を成長させるためのアドバイス

巻き爪-足先

爪を正しくまっすぐ切る

まっすぐ切ることを忘れないでください。決して楕円形には切らないようにしてください。肉に食い込む可能性があります。

痛みを和らげるためにお湯に浸ける

1日に30分から1時間ほど何度もお湯に患部を浸けることによって痛みを和らげることができます。

・自分に合った靴を買う

ヒールの高さは最高でも2~2.5㎝程度までの靴、そして足のつま先にしっかり空間が空く靴を選んでください。

家ではサンダルを履く

足の指に何も圧迫するものが無いサンダルのようなものを履くように心がけてください。そうすることで、足先もリラックスでき、巻き爪の治りも早まります。

つまずくことを避ける

特にサンダルを履いてるときにつまずくと足の指や患部にダメージを与え、悪化させる場合があります。なるべくつまずかないように注意しましょう。

医師に相談する

糖尿病をお持ちの方が、巻き爪の初期の症状を見つけ場合、循環機能の低下が原因で合併症を引き起こす可能性があります。すぐに医師に相談することをお勧めします。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。