子どもたちに伝えたい4つの価値

10月 22, 2015
人生のすべてのことは努力を必要とする、そして幸せに通じる道のひとつは、シンプルなことに真の価値を見いだしていくことである、ということを子どもたちが学ぶことは非常に大切です。

哲人カントいわく「人間は教育によって初めて人間になる」。もしあなたが父親か母親、または祖父や祖母、教師なら、子どもたちに何を伝える必要があるか自問することが大切です。今回は、子どもたちに伝えたい4つのコアヴァリュー(核となる価値)について、ご一緒に考えてゆきましょう。

1. 共感力

2-子ども

どうやったら人の立場に立って考えられるかを学ぶことほど大事なことがあるでしょうか。そうすることで、自分自身と他の人たちを、より深く理解することができるようになります。あなたの行動が他の人たちを傷つけるかもしれないことを理解し、まわりの人たちを傷つけないようにすることは、人間として非常に大切な価値です。

共感力があれば、真実の友情を育て、パートナーを尊敬し、人生で出会う人たちと幸せな未来を築いていくことができます。他の人たちも、自分と同じように恐れ・喜び・不安・恥を体験するのだと知ることが、よりよい社会をつくりあげていくことにつながるのです。そして、自分の言動が人を傷つけ得ることを理解すれば、まわりの人たちの感情に対してもっと敬意を払うようになるでしょう。共感力は、子どもたちの心の中にぜひ植えつけたい価値のひとつです。

2. 謙虚さ

3-子どもと草

他の人に対して優越感をもつべきではないと学ぶことは、子どもたちにとって大切なことです。持っているものが何にしろ、他の人たちに自慢すべきではありません。謙虚さがあれば、自分自身にもっと満足できるようになります。最もシンプルで基本的なことがらに価値を見いだせるようになるからで、そういうことこそ、人生の中で何よりも大切なのです。

謙虚な態度で生きることができれば、まわりのことがらや人々に対して、もっと現実的なものの見方ができるようになります。そのためには、物質的な富やモノをためこまないようにしつつ、子どもたちに、人生のあらゆることは努力が必要であり、いちばん大切なのは小さな、目に見えないことであると教えましょう。謙虚さは人間として欠かせない価値ですが、子育てをしていくうえで、つい忘れてしまいがち。努力してお手本を示しましょう。

3. 責任感

4-子どもと夜

責任感は、子どもたちが大きくなるにつれて身につけていくものですが、まだ幼いころから教えていくことも可能です。育っていくうちに、日々の行動に責任を持つことを覚え、だんだん大人になっていきます。ものごとに責任感を感じることは、子どもたちがよりよい人間・生徒・家族・友達になるために役立ちます。そうすることで、強いきずなと価値観が心に植えつけられていくのです。世の中には、闘い守っていくだけの価値のある大切なことがらがあること、だからこそ、責任感を育て、自分を常に向上させていくことが大事であるということを子どもたちに教えましょう。たとえば、口にするひとつひとつのことばには、表面的な意味と秘められた意味があることを、子どもたちは知る必要があります。

4. 自尊心

5-ダンス

自尊心は、生まれた瞬間から子どもの人生を豊かにしてくれる絶対不可欠の価値です。子どもを支えてほめてやり、長所をのばし、まちがいから学んでいけるよう指導していきましょう。手本を示すことですぐれた行動をするよう励まし、自信を持って冒険するよう背中を押してあげましょう。失敗は悪いことではなく、がんばれば何でもできると教えてあげるのです。よい意味で自尊心が高い人は強いですし、自分自身に満足していますから、他人を傷つけたりすることが少ないでしょう。だれでも自分自身を尊ぶ心を持って当然なのです。子どもたちがヘルシーな自尊心を育てていけるよう、助けてあげましょう。

ここに挙げた4つのコアヴァリューを子どもたちの心に植えつけるには、あなたがよきお手本を示さなければなりません。子どもたちに対して、常に一貫した毅然とした態度と熱意を持って接するとともに、あふれるような愛情を注いでいきたいものです。子どもの教育とは、親または教師自身が人間として成長していく過程でもあるということをお忘れなく!

 

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