貴族のデザート? レモンビスケットケーキ

4月 26, 2018
簡単に作れる爽やかなおいしさのデザート、ヘルシーで家族全員が喜ぶレモンビスケットケーキ。貴族のデザートと呼ばれるのもうなずけます。

マリービスケットを1箱、コンデンスミルク、レモンを数個。これがスペインで「カルロタ・デ・リモン(Carlota de limón)」と呼ばれるレモンビスケットケーキを作るのに必要な材料です。おやつや昼食後にぴったりのシンプルでジューシーなデザートです。

レモンパイに似ていますが、このレシピでは卵と砂糖はマリービスケットの材料として含まれています。型にビスキュイを貼り付けて作るフランスのシャルロットが元になっていますが、今回ご紹介するレシピは、自宅で簡単に作ることができるデザートです。

レモンビスケットケーキの材料

このデザートを作るために欠かせない材料は、エバミルクとコンデンスミルク、そしてマリービスケットです。マリービスケットは、卵がベースの独特の甘味のあるビスケットです。これらの材料の組み合わせこそが「カルロタ・デ・リモン」なのです。

マリービスケット

各材料の量は、エバミルクは約360ml、コンデンスミルクは約400g、マリービスケットは約170gです。

もちろん肝心のレモンも欠かせません。6個から8個(約1kg)あれば必要なレモン果汁がとれるでしょう。必要なレモン果汁は大さじ16(約200ml)です。

オプションとして、生クリーム(約200g)やシナモンパウダー小さじ2を加えても風味が増します。これらはオリジナルレシピにはないものなので、作る人と食べる人のお好みにより追加してください。

 

レモンビスケットケーキの作り方

  1. まずはレモンを絞り、独特の酸味のある果汁を準備します。
  2. 他の材料と混ぜるために、深めのガラス製のボールに果汁を入れます。
  3. そこへエバミルクとコンデンスミルクを加えます。
  4. 均一になるまで混ぜる必要があるので、ハンドミキサーを使うのがおすすめです。
  5. しっかりとしたクリームになったら、次はケーキの層に取り掛かります。
  6. 冷凍庫への使用可能な型を用意し、底に少しずつ重ねるようにしてマリービスケットを敷き詰めます。
  7. 1段目のビスケットの層の上に、先に用意したクリームをビスケットが隠れるくらい流し込みます。
  8. クリームの層の上に、1段目と同じように2段目のマリービスケットを敷き詰めます
  9. 2段目のビスケットの層の上に、残りのクリームを流し込みます。このクリームは底の方にあったので、上の方より濃く、レモンの味も濃いはずです。
ビスケットの層にクリームを流し込む

最後に冷凍庫へ

このレシピの良いところは、ビスケットを使うのでオーブンで焼く必要がないことです。逆に、ビスケットとクリームの層で満たした型を冷凍庫に入れます。クリームが固まるように最低30分間冷凍庫に入れます。

冷凍庫を使わずに、冷蔵庫に1日入れておく方法もあります。どちらの方法でもOKですが、冷蔵庫の方が、冷凍しすぎてしまうことなく固まっているかの確認ができるので、できあがりのコントロールがしやすいですね。

お皿に盛る時に、お好みでシナモンパウダーをかけてください。レモンの皮をすりおろして、上に散らすのもよいでしょう。どちらの追加材料も、味だけでなく見た目も引き立ててくれます。また泡立てた生クリームで飾りたい方はどうぞ。

ライムの輪切りをのせたレモンビスケットケーキ

 

二人の女王から名前をとったデザート

このデザートはイギリスのジョージ3世の時代が発祥だという説があります。その説によると、「カルロタ・デ・リモン(Carlota de limón)」という名前は、ジョージ3世の妻であるシャーロット(Charlotte of Mecklenburg-Strelitz)から取ったと言われています。

またもう一つの説によると、このデザートを発明したフランス人シェフ、アントナン・カレームが、シャルロット・リュス(ロシア風シャルロット)というデザートを基に作ったので、ロシア皇帝であるニコライ1世の妻のシャルロッテ・フォン・プロイセン(Charlotte von Preußen)に敬意を表して名付けたと言われています。

いずれも近代の歴史的人物で、地球上で最も強力な国を支配した女王です。どちらの女王がデザートの名前の由来なのかは、けして特定できないでしょう。確かなことは、創作時点からその味が名を高め、デザートの世界での貴族的なステータスを得たことです。

あなたへおすすめ