女性用コンドームについての7つの質問

2月 17, 2020
女性用コンドームは男性用コンドームの代わりとなり得ます。効果は同じレベルで、女性が男性に避妊を任せなくて済むでしょう。彼氏がゴムをつけてくれない、なんて悩むこともありません。望まない妊娠や性感染症を避けましょう。

女性用コンドームは避妊だけでなく、性行為によって性感染症に罹らないようにする手段です。実際に女性用コンドームを試して見る前に、女性用コンドームについて詳しく知っておきましょう。

女性用コンドームについての7つの質問

1. 女性用コンドームの取り付け方

女性の生殖器

女性用コンドームは膣から子宮頸部までのバリアを作り出します。

女性用コンドームは2つのリングから成り立っています。一つは先が閉じ、もう一つは開いています。正しく装着するためには、次のことを覚えておきましょう。

  • 内リングを子宮頸部に装着します。閉じられている方を膣に入れ、子宮頸部に到達するまで押し込みましょう。
  • 外リングは外陰部にきます。全部膣に入れてしまわず、外リングは少し出し、膣入り口周辺に広がるように広げます。

2. 女性用コンドームの取り外し方

取り外す時は、外リングを持ち、精液がこぼれないよう開いている部分を閉じながらゆっくりと膣から引き出します。再利用はできません。一回の性交につき一個使いましょう。また、トイレに流すこともできません。ゴミ箱に捨ててください。

3. 女性用コンドームのメリット

  • 性感染症を予防することができる
  • 望まない妊娠を避けることができる
  • 処方箋が不要
  • 手に入れやすい
  • ホルモンに作用する避妊薬ではないため、副作用がほとんどない
  • 男性主導のコンドームに頼らず、女性が自ら性的健康のコントロールをすることができる
  • 男性用のように男性器が勃起してから装着するわけではない。性交の直前〜8時間前までにつけておくことができる。
  • 生理中や妊娠中でも使うことができる
  • 装着しやすく、取り出しやすい

 

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4. 女性用コンドームのデメリット

潤滑剤 女性用コンドーム

性交中の膣の乾燥を防ぐには、潤滑剤を使うのもいいでしょう。

  • 一般的ではありませんが、まれにアレルギー反応が起きることもあります(かゆみやむくみなど)。
  • 膣とペニスの直接的な接触はありません。そのため刺激に影響を与えてしまうかもしれません。潤いが足りないことで性交痛へとつながることもあります。潤滑剤を使うことでこういったデメリットを解消することができるでしょう。
  • コンドームは破れることがあります。
  • 性交中、外リングがうっかり膣の中へ入ってしまうこともあります。
  • ペニスの動きと共に膣から滑り出てしまうこともあります。

5. 男性用と女性用コンドームの違い

ラテックスでできている物が多い男性用コンドームと違い、女性用コンドームはニトリルやポリウレタンで作られています。そのため、ラテックスにアレルギーのある女性は、女性用コンドームを使うと良いでしょう。

また女性用コンドームは、男性用コンドームのように湿気や温度の変化似寄る影響を受けません。男性器に装着するのではなく、女性の膣の中にセットします。

6. 避妊法としては?

どのような避妊法が自分に合っているのかは、産婦人科医を受診して決めましょう。

避妊法は様々です。自分の体質やニーズに合ったベストな方法を見つけましょう。そして、もし合わない場合は他の方法を試してみるようにしましょう。また、以下に当てはまる場合は女性用コンドーム以外の方法を選ぶ方が良いでしょう。

  • 性交するパートナーが決まっていて、頻繁に性交する人:この場合、毎回装着しなくてもよい避妊法を選ぶ方が良いでしょう(IUDs、経口避妊薬)。女性用コンドームは、どちらかというとたまにしか性交しない人に向いています。
  • ニトリルやポリウレタンに過敏な人、アレルギーのある人
  • 女性用コンドームを正しく装着できない人
  • 体の構造的に女性用コンドームの装着が難しい人

 

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7. 女性用コンドームは避妊に効果的?女性用コンドーム

正しく使えば、女性用コンドームでの避妊効果は95%です。

女性コンドームが避妊に効果的かどうかは、正しく利用できているかどうかによります。正しく装着し、正しく性交すればその効果は95%です。ですが、正しく使えていない場合は79%にまで下がります。

もっと確実に避妊を望む人は、女性用コンドームと経口避妊薬やIUDs、避妊用インプラントのいずれかを併用することもできます。ですが、破れる恐れがありますので、男性用コンドームとの併用はできないということを覚えておきましょう。

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