腎臓結石を防ぐために/避けるべき6つの食品とは?

· 4月 5, 2017
腎臓結石はひどい痛みを伴うことがあります。ですから、腎臓結石ができる原因となる食品を避けるとともに、飲む水の量を増やして、できてしまった結石の排出をうながすようおすすめします。

腎臓結石は、ある特定の物質が尿内で濃縮されて、ミネラルと塩分の硬い塊になることによりでき上がります。サイズが大きくなると自然に排出されず、これが尿管につまると、激しい痛みが起こります。

結石は多くの要因によって引き起こされます。

腎臓結石の生成を防ぐには、何よりも正しい食生活が大切です。すでに結石ができた場合でも、食生活次第では排出されやすくなります。

今回は、腎臓結石を予防するために避けるべき食品をご紹介します。

特に腎臓結石のできやすい人は、これらの食品をなるべく避けるか、摂取量に注意を払う必要があります。

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結石のサイズ

腎臓結石の生成をうながす食品とは?

1. カフェイン

コーヒーに含まれるカフェインは、気分をスッキリさせ職場で仕事の能率を上げたりするのに役立ちますが、私たちの健康に好ましくない副作用もあります。

カフェインを摂取すると、腎臓を酷使する結果となり、腎臓結石ができる可能性が高くなりますが、カフェインはコーヒーだけでなく、お茶や炭酸飲料にも含まれているため注意が必要です。

カフェインを含む飲み物は、尿のカルシウム量を増やすほか、腎臓への刺激が強いため、時間が経過すると腎不全を引き起こす可能性があります。

コーヒー

2. 赤身肉

動物性タンパク質と脂肪は、腎臓結石の生成および腎臓損傷と密接な関わりがあります。

赤身肉に含まれる成分は身体から排出されにくいものが多いため、消化に時間がかかります。さらに、赤身肉は尿酸とプリン体をたくさん含んでいるため、これらの値が高くなりすぎると、痛風や腎臓結石になる可能性があります。

プリン体の含有量が多いその他の食品には、アスパラガス・豆類・キャベツがあります。

これらの食品を、短期間にたくさん食べすぎないように心がけることで、尿酸の蓄積が原因でできる腎臓結石を防ぐのに役立ちます。

赤身肉の過剰摂取

3. 人工甘味料

デザートやお茶類に甘味をつけるときに使われる人工甘味料は、ダイエット飲料やさまざまな低カロリー食品にも含まれています。

人工甘味料には、「地球上には存在しない成分を人工的に作り出した成分」と、「自然にある成分に人の手を加えて新しく作り出したもの」の2種類があります。

砂糖よりも健康に効果的だと考える人もいるかもしれませんが、実は人工甘味料は腎臓結石の生成を促進し腎機能を低下させるなど、多くの深刻な副作用をもたらすため、おすすめできません。

4. 塩

多くの人が食生活で改善すべき点が、塩分の過剰摂取です。

健康に気を配っている人が、自分で作る料理には極力塩を使わないようにしていても、加工食品には大量の塩分が含まれています。

また甘いデザートなどにも実は大量の塩が使われています。

塩分の過剰摂取は、体液貯留と腎臓結石の生成とを引き起こします。

私たちの身体は過剰に摂取された塩分を全て体外に排出することはできないため、一部の体内に残ったものが腎臓などに蓄積され、結石の原因となります。

また、塩の摂りすぎは血圧を上げ、体重増加にもつながります。

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塩分

5. 貝

結石の多くがシュウ酸カルシウムの石であるため、結石を予防するときには、シュウ酸塩を多く含む食品を避けなければなりません。

シュウ酸塩を一番多く含む食品は貝ですが、それだけではありません。

シュウ酸塩を多く含む食品:

  • 緑の葉野菜
  • チョコレート
  • クルミ
  • ピーナツ
  • ふすま
  • ビーツ
  • コーヒー
  • お茶

シュウ酸塩が少量含まれている食品:

  • セロリ
  • レバー

シュウ酸塩の1日の摂取量は50 mg以下です。必ず守りましょう。

シュウ酸塩が体内に吸収されるのを減らすためは、カルシウムが豊富な食品を食べましょう。カルシウムが豊富な食品と一緒に食べることで、シュウ酸塩が腎臓を容易に通過して自然に体外に排出されます。

6. 乳製品

カルシウムが豊富で、骨や歯の成長や強化に欠かせない乳製品ですが、腎臓結石ができやすい人にはおすすめできません。

牛乳・ヨーグルト・チーズを食べると、尿を通して排出されるカルシウムの量が増加し、腎臓結石と老廃物が体外へと排出されにくくなります。

しかし、食生活においてカルシウムが不足すると、腎臓結石のリスクが高くなるため、乳製品の摂取を控えながら、カルシウムが豊富に含まれた乳製品以外の食品を摂取しましょう。

腎臓結石を防ぐためには?

ここからは腎臓結石を予防するためのいくつかのアドバイスをご紹介します。

腎臓結石を予防するためには、バランスのとれた健康的な食生活を守りながら、定期的な運動を行い、喫煙や座る時間が長い生活を改善して、健康的なライフスタイルを送ることが大切です。

また、毎日コップ12杯以上の水を飲むことが大切です。

一般的な水分の摂取目安量は1日コップ8杯ですが、腎臓結石ができやすい人は水の摂取量を増やす必要があります。

1日に12杯分の水を飲めば、約8杯分の尿が生成されます。

水はナトリウムの含有量が低いだけでなく、尿管にたまった老廃物を取りのぞくのにも役立ちます。

水を飲むのが苦手な人は、スムージーや生ジュース、ハーブティーなどを飲んでもよいでしょう。

また、水にレモンなどの果物を入れた手作りフレーバーウォーターなら、栄養素と水分を同時に補給するのに役立ちます。