皮膚炎に効くグリセリン、プロポリス、クレイの石鹸
皮膚炎は治療の難しい皮膚状態です。なぜなら、他の皮膚トラブルと同じく、食べているもの、精神や感情、環境などに関連していることがあるからです。今日は、グリセリン、プロポリス、クレイを使った簡単な自家製石鹸の作り方をご紹介します。抗炎症作用がありますので、自然に皮膚炎の状態を改善してくれるでしょう。
では、皮膚炎とは何でしょうか?
皮膚炎とは皮膚の炎症で、かゆみや赤みなどといった症状が特徴です。皮膚炎の種類は数多く、その原因も様々であるため、治療が難しい病気です。
あなたの抱える皮膚炎は、もしかするとアレルギーなどの特定の要因が原因である皮膚炎かもしれませんし、慢性的な皮膚炎かもしれません。
こちらも参照:こんな時は皮膚科に行こう!無視してはいけない5つのケース
癒しの効果を持つ3つの材料
グリセリン
グリセリンは硫酸不使用のナチュラル石鹸のベースとなります。グリセリンには感染を予防する防腐剤としての作用があり、肌の保湿を助けます。また、肌の退色を予防し、肌を柔らかく保つでしょう。
グリセリンの石鹸は、肌を癒す効果がある他の材料を混ぜるだけですので、とても簡単に作ることができます。
プロポリス
プロポリスは100%天然の材料で、強力な癒しの効果で知られています。これは肌表面の細菌や真菌と闘ってくれるでしょう。
プロポリスは蜂が巣を守るために植物や木から抽出した樹脂を合わせたものです。つまり、どの植物由来かにもよりますが、栄養価がとても高く複合しているということです。確かなことは、プロポリスには巣を守るために機能するたくさんのビタミン、ミネラル、抗酸化物質、エッセンシャルオイルが含まれています。
皮膚炎に関して言うと、プロポリスは抗炎症剤、鎮痛剤としてとても効果的です。同時に皮膚の循環を促します。プロポリスは副作用を伴わない天然の抗生物質です。口から摂取したり、皮膚に直接つけることもできます。
クレイ
クレイには癒しの効果がありますので、天然素材で作った自家製のコスメに利用する都よいでしょう。クレイに含まれる癒しの効果は以下の3つです。
つまり特定の肌トラブルに効くだけでなく、美容トリートメントとしても利用できるのです。
こちらも参照: 簡単に家でできるニキビの対処法
自家製ナチュラルソープ
材料
グリセリン、プロポリス、クレイを使った皮膚炎に効果的な自家製石鹸を作るには以下の材料を用意しましょう。
- グリセリン石鹸 1個(100g)
- プロポリス 液体エクストラクト 大さじ1(8ml)
- 上質のパウダークレイ 大さじ3(45g)
- ラベンダー、レモン、ローズマリー、オレンジなどお好みのエッセンシャルオイル(オプション) 数滴
作り方
作り方は簡単です。以下のステップに沿ってください。
- グリセリン石鹸を温めて溶かします。コンロを使っても良いですし、電子レンジでも構いません。
- グリセリンが溶ければよいので沸騰させる必要はありません。
- この時点でグリセリンをガラス製のボールに入れます。その上から液体プロポリスとクレイを入れ、よく混ぜます。木製かガラス製のスプーンを使いましょう。プラスチック製や金属製は使わないようにしてください。これがクレイの癒し効果を維持する秘訣です。
- よく混ざったら、型か容器に流し入れます。
- 冷まして石鹸を固めましょう。
使い方
- 1日2回、この石鹸を使って皮膚炎が気になる部分を洗います。朝起きた時、夜寝る前の2回行いましょう。
- 洗った後は、アロエベラ、ココナッツオイル、オリーブオイル、カレンデュラオイルでできたナチュラルローションで保湿しましょう。
- 最後になりましたが、天然素材でない製品、硫酸塩やパラベンなどの有害な化学物質を含む製品を使うのはやめましょう。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
L.j, B., M, P., & J.e, K. (2018). Treatment of seborrheic dermatitis: a comprehensive review. Journal of Dermatological Treatment. https://doi.org/10.1080/09546634.2018.1473554
Oryan, A., Alemzadeh, E., & Moshiri, A. (2018). Potential role of propolis in wound healing: Biological properties and therapeutic activities. Biomedicine and Pharmacotherapy. https://doi.org/10.1016/j.biopha.2017.12.069