ご存知ですか? 食べると血圧が上がる食べ物8つ
食べ物の多くは、血圧を上げる作用があるってご存知でしたか?
血圧とは、体の血液をポンプの様な働きで全身に巡らせる力のことです。
血圧というのは常に変化している物ですが、傾向として血圧が高めの高血圧症、
血圧が低めの低血圧症があります。
・血圧が90~140以上だと高血圧症
・血圧が60~100以下だと低血圧症
一般的に、高血圧症の場合は治療を必要としますが、低血圧症の場合はそうとは限りません。
ですが、極端に低い場合には適切な食事で通常の範囲に戻すための治療が必要不可欠となります。
血圧を下げたい人や、ほんの少し上げたい人に血圧を上げる作用がある食べ物を8つご紹介します。
血圧を上げる食べ物
1.塩
血圧を上げる食べ物はたくさんありますが、中でも塩は最もその作用がある食べ物の1つです。
高血圧症の場合には塩分を控える必要があります。
ただ、低血圧症の場合には血圧を上げる良い食品ですが、摂りすぎないことが重要です。
ソーセージやサラミなどは血圧が下がっている時に塩分を摂るには丁度いい食品です。
こちらもお読みください:塩の代わりとなる8つのスパイス
2.ナッツ
くるみ、アーモンド、ヘーゼルナッツなどのナッツ類にはビタミンBなどの必須栄養素が豊富に含まれおり、血圧のバランスを整えるには最適な食品です。
ビタミンBが不足すると血圧が下がりやすくなってしまいます。
ナッツ類の他にも、卵、穀物などにも含まれています。
3.ソーセージ類
ソーセージやハムなどの冷製肉には塩分と脂肪分がたっぷり含まれており、低血圧症の人にはオススメの食品です。
急激に血圧を上げる可能性がある為、高血圧症の人は、摂取を控えましょう。
脂肪分が多いので低血圧症といえども、食べすぎには注意しましょう。
こちらもお読みください:高血圧 7つの自然療法
4.コーヒーもしくは紅茶
コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物、そして炭酸は、飲むと心拍数を上げる作用があるため、結果として血圧が上がります。
低血圧症の人は一日に1~2杯はこれらの飲み物を飲む事をオススメ致します。
高血圧症の方は摂取を控えて下さい。
頻脈を予防する為、低血圧症の人もカフェインの摂りすぎは禁物です。
5.チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンという成分が心拍数を上げる作用を持っています。
チョコレートのベストな食べ方は、カカオを70%以上含むダークチョコレートを朝に1~2粒食べる事です。
ミルクチョコレートよりも脂肪分が控えめで健康の為にも非常に良い働きをしてくれます。
高血圧症の場合は食べるのを控えて下さい。
6.肉
お肉も低血圧症の人には積極的に食べて頂きたい食品です。
特に赤みで脂肪分多めのものがオススメです。
ただし、お肉の食べすぎは高コレステロールや高トリグリセリドなど他の深刻な病気を発症する恐れがあるのであくまで適量の範囲を守りましょう。
高血圧症の場合は脂肪分の少ないお肉を選んで、食べるのは1週間に1~2回ほどにセーブしましょう。
7.エネルギードリンクもしくはスポーツドリンク
エネルギードリンクやスポーツドリンクにはポタジウム、マグネシウム、ナトリウムなどが含まれており、血圧を上げるのには優れた飲み物です。
8.アルコール(ワイン)
アルコールの中でも、ワインは1日1杯飲む事で健康に非常に良い影響があるとされています。低血圧症の場合には1日1杯ワインを飲む事をオススメします。
ただし、高血圧症の場合はワインを含むすべてのアルコール類の摂取を控えた方が良いでしょう。
こちらの記事もおすすめです。