月経カップ:タンポンの代用品

9月 25, 2015
月経カップは、環境にも身体にも優しいタンポンや生理用ナプキンの代わりとなるものです。身体に有害な成分を含んでおらず、感染症の予防にもなります。

最近では、中には有害な成分が含まれる製品もあることから、身体に対するタンポンの有害さについて、耳にする機会が次第に多くなってきました。しかし、タンポンの便利さをあきらめたくない女性にとっては、他にどのような選択肢があるのでしょうか?

ここでは、環境に優しく、手頃な値段で、快適で、何より健康的なタンポンの代用品である月経カップについて、ご紹介したいと思います。

タンポンの使用に関連したリスク

タンポンは様々な物質から作られていますが、その中に毒性のあるものが含まれていることがあります。

そのような物質の1つがアスベストで、これは月経血の量を増やす無機物質です。これはタンポンの使用量が増えるだけでなく、発がん性もある物質です。アスベストが含まれる商品を販売するのが違法な国もありますが、タンポンは体内に挿入して、膣の表面に直接触れるため、この物質は血流の中に簡単に入ることができます。

もう1つの毒性のある物質がダイオキシンで、タンポンの繊維を漂白するために使われています。発がん性を持つ可能性があり、免疫システムや生殖機能を低下させ、さらに子宮内膜症を起こしやすくする要因にもなります。数多くの研究や団体が、ダイオキシンの有害性を警告しています。

最後に、タンポンは、吸収性を上げるためにレーヨンを使用していますが、これはトキシックショック症候群(TSS)を引き起こす可能性があります。

それではなぜタンポンの使用が禁止されていないのでしょう?

タンポンは実際に体内に吸収される訳ではないため、毒性試験は行われていないのです。しかし、定期的に使う女性が多く存在していますし、必要なことは、一生のうちで何時間タンポンを使うかを計算して、毒性や潜在的な有害性のある物質の影響を受けない、継続的な接触の程度を決めればいいだけなのです。

生理用ナプキンやパッドにもダイオキシンが含まれていることには触れておくべきかとは思いますが、少なくとも膣の内壁に直接触れるものではありません。

自然製品のお店などでは漂白されていない100%天然コットンのタンポンを売っていますが、その欠点はそれが通常とても高価なことです。

月経カップ

幸いなことに、従来のタンポンやナプキンに変わる方法として、月経カップがあります。これはシリコンから作られており、通常カップ型またはつり鐘型をしています。柔軟性があるので、折り曲げて簡単に膣の中に挿入することができます。一度装着すると、月経中に排出される血液を吸収することなく回収します。中身を空にするためには、単純にカップを取り除き、血液をトイレに流し、再度挿入する前に石けんと水で清潔にしてください。月経周期が終わった後には、カップは沸騰したお湯で煮沸するか、過酸化水素、酢、その他の天然石けんなどで洗浄することで、殺菌することができます。そうすれば、次の月経周期まで保管しておくことができます。

月経カップには、以下のような多くの利点があります。

  • 環境にやさしい:月経カップは耐久性のあるシリコンで作られているため、10年程度使えます。
  • 経済的:生理周期ごとに繰り返し使えます。
  • 健康的:身体に有害な物質を含んでいません。
  • 実用的:タンポンのように使えますが、交換用のカップを持ち歩く必要はありません。
  • 感染症の予防になる:ナプキンと違って、膀胱炎の原因となりません。
  • 1回の生理で女性が排出する総血液量のおよそ1/3に相当する30mlほどの容量があるため、ナプキンやタンポンのように頻繁に交換する必要がありません。
  • 生理周期とより密接なつながりを生み、自然のリズムや健康全体について、いろいろと勉強になります。

月経カップの種類

市販されている月経カップには、いくつかのブランドがあります。健康用品を売るお店やオンラインで簡単に見つけることができるでしょう。

一般的に、2つのサイズが用意されています。1つは出産経験のない若い女性用。もう1つは若干大きめで、年上の女性や出産経験のある女性用です。

3-月経カップ

どうやって使うのか?

月経カップを買う時には、詳細な取扱説明書が同封されてきますが、オンライン上にも役立つ映像がたくさんあります。単純にカップの広い方を小さくまとめて、膣の中に挿入し、放すと広がります。取り除くときには、カップの底をゆっくり引っ張りましょう。

最初は慣れるまでに多少時間がかかるかもしれませんが、練習すれば、スムーズかつ簡単に使うことができるでしょう。

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