アルツハイマー病は予防できる?

9月 27, 2015

いくつかの研究では、発症する前のアルツハイマー病に対処する方法があることが示唆されています。食生活や日々の活動、習慣を通して、アルツハイマー病の発症を防ぐことができます。以下、詳しく見ていきましょう。

アルツハイマー病とは何か?

アルツハイマー病の予防の話をする前に、世界中で何百万人もの人々が苦しむこのアルツハイマー病に関係して、いくつかの点を押さえておきましょう。この病気は神経変性疾患で、『老人性認知症』としても知られています。この病気の特徴は、患者さんの即時記憶の喪失と精神的な能力の減退です。神経細胞が死滅し、脳のいくつかの領域が萎縮します。

アルツハイマー病と診断されてから10年ほど『共存する』ことができる人もいますが、症状は時間が経つにつれて、悪化していきます。この病気は根本的な治療ができず、65歳以上の方々が主に発症します。20世紀の初めに2人の精神科医によって発見されたこの病気の初期症状としては、情報を覚えておいたり、言われたことを覚えておいたりする能力が失われていきます。

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アルツハイマー病が進行していくと、精神的な混乱、攻撃的になる、気分の波が大きくなる、長期記憶の喪失、孤独感、発語障害などが症状として現れることがあります。この病気の原因はまだ解明されておらず、治療方法も多少症状を改善することはできても、根本的に治癒することはできません。

アルツハイマー病を予防するための習慣

上述のように、アルツハイマー病の決定的治療法はまだありませんし、アルツハイマー病を遅らせたり予防したりする治療法や薬もありません。だからこそ、良い食習慣と運動習慣を身につけるようにと、研究者たちは助言しているのです。そうすれば、この病気が発症しづらくなりますし、症状も大幅に軽減されます。次に挙げるような習慣を身につけましょう。

  • トランス脂肪酸や飽和脂肪酸の消費量を減らす:コレステロール値を増加させ、脳内に有害なプラークの生成を促進してしまいます(アルツハイマー病の特徴)ので、これらの成分は『悪者』です。
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  • 野菜、マメ科の植物、穀物、果物をもっと食べる:これらの食べ物は、ミネラル、ビタミン(B6や葉酸)が豊富ですので、あなたの日常の食生活に欠かすことができません。これらの食べ物は、脳を保護し、認知機能の低下を防ぎます。同時に、肥満、2型糖尿病、コレステロール、そして、これらと関連するすべての疾患について、それらに苦しむリスクを減らしてくれます。
  • 毎日ビタミンEを摂取する:1日の目安は5mgです。抗酸化成分は脳にとても効果があります。どうやって摂取するか?ナッツのような種、パパイヤ、マンゴ、アボカド、トマト、赤唐辛子、ほうれん草、また、ビタミンEを強化した穀物やパンから摂取することができます。
  • ビタミンB12を補給する:動物由来の食べ物やビタミンB12を強化した食べ物から摂取することができます。これによって、認知機能の低下に関連したアミノ酸の値を減らすことができます。ビタミンBを摂取することは、記憶力を改善し、脳の萎縮を減少させます。50歳以上の方々にとっては、野菜を中心とした食事が最適です。
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  • 糖尿病を管理する:2型糖尿病にかかっていることは、血糖値が高いことを示唆しており、それが脳に影響を与えるため、2型糖尿病がこの退行性の病気にかかるリスクを増加させると示した研究が、いくつかあります。
  • 植物油を摂取する:植物油にはオメガ−3脂肪酸が豊富に含まれています。亜麻や麻でも大丈夫です。もう1つの方法は、魚の油ですが、何から作られたのか、また何が成分として含まれているのかに気を付けてください。多くの魚は水銀を含んでおり、その有毒性はアルツハイマー病に関連しています。
  • 銅や鉄を含むビタミン群の摂取を避ける:これらの栄養素を過剰に摂取すると、脳に問題を引き起こす可能性があります。これらは私たちの食生活に含まれる多くの食べ物に、すでに含まれています。
  • アルミニウムを使って調理することを避ける:この金属を使って、お鍋やフライパンが作られていますが、それは健康にはよくありません。おたまや泡立て器などの調理器具についても同じことが言えます。アルミホイルに関しては、多くの研究がなされている訳ではありませんが、これも同様に避けた方が良いでしょう。
  • 週3回ウォーキングを行う:それぞれ40分、早いペースで歩いてください。これによって、体重が減るだけではなく、座りっぱなしになることを避けることができますし、認知症にかかるリスクを50%減らすことができます。
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