病院に行く前に準備するべき12のこと

医師の診察の前に、相談内容についてできるだけ正確にすることが最善です。詳細はこちら!
病院に行く前に準備するべき12のこと

によって書かれた Edith Sánchez

最後の更新: 09 8月, 2022

医師の診察前に、自分でできる準備をすることは賢明な判断です。医師との面会を最大限に活用するだけでなく、重要な情報や詳細を忘れないようにするのにも役立ちます。

また、間違いや曖昧なことを回避するのにも役立ちます。自分の考えを優先順位に従い説明して、明確な目的を持って相談することができます。そうすれば、医師は最善の進め方を知るためのより多くの情報を得ることができます。

何よりも、相談理由を明確にする必要があります。また、質問の仕方を明確にし、投薬や治療に関する具体的な情報を得ることも重要です。

医師の診察前に準備するためのヒント

診察前の準備とは、医師に提供する必要のある情報をまとめ、それから何を得たいかを明確にすることを意味します。このプロセスを簡単にするには、次のヒントが役立ちます。

1.相談の主な理由

医師の診察の準備をするときに最初に考慮すべきことは、診察の理由です。一般的に言って、診察には、初診、症状や治療の進捗の確認、一般的な健康診断、と3つのタイプがあります。

初診で医師と初めて会う場合、主な目的は現在の健康状態を確認してもらい、特定の症状を伝えることです。次回の診察では、症状の変化や治療の進捗を確認することが目標です。

定期健康診断の予約は、その名の通り、定期的に健康状態を確認することを目的としています。これは、問題がないと思われる場合でも、過去1年間に発生した健康状態や疾患について医師と確認する機会でもあります。

2.医師にする質問リストに優先順位を付ける

健康状態、現在飲んでいる薬、既存の疾患の進行状態、または何か他の症状について特定の懸念がある場合は、リストを作成するのが理想的です。リストには、心配している問題をすべて含みましょう。

このリストで、医師が知りたい最も重要な点はカバーできていることが多いと思います。もし1度の診察ではすべてを確認できなかった場合は、次の予約時に、追加のリストを用意しましょう。

医師にする質問リストに優先順位を付ける
医師にとって、患者が質問や懸念点のリストを作成すると診察の助けになります。

3.病歴

初診や健康診断に持っていく書類の1つは病歴のリストです。

ほとんどの場合、すでに行ったことのある病院であれば、おそらく病歴はデジタル化されて保存されているはずです。ただし、患者も事前に自分の病歴を確認しておく必要があり、持参することは役立ってもその逆はないはずです。

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4.現在治療中の病気

初診または健康診断で、治療中の病気についても申告しましょう。それぞれ明確に書き留めておく必要があります。

また、1年以内に美容整形を受けた場合も申告することをお勧めします。

5.服用中の薬

これも、医師の診察に備えるための基本的な情報です。現在服用している薬のリストを保持することは非常に重要です。

薬の正確な名前、投与量、服用期間、処方された条件を書き留めておく必要があります。サプリメント、 代替薬、家庭療養など、治療目的で服用または適用中のもの全てを含めましょう。

6.関連書類を手元に用意する

保険証などの書類に加えて、その他の重要であると考えられる最近の検査結果などを持参しましょう。

7.健康に関することを可能な限り徹底的に報告する

医師の診察を最大限に活用したい場合は、自分の健康に関することをできるだけ報告するのが最善です。

痛みについての相談が多いと思いますが、非常に詳細なレポートを作成できるOPQRST と呼ばれる方法があります。

使用方法は次のとおりです。

  • O:イベントの起源(origin):痛みが始まったとき、あなたは何をしていましたか? 痛みは突然起こりますか? 徐々にですか、それとも慢性的ですか?
  • Q:問題の誘発(provocation):活動、体勢、または補助療法によって痛みは良くなりますか、それとも悪化しますか?
  • Q:痛みの質(quality):痛みは鋭いですか、鈍いですか?
  • A:痛みの領域(area):痛みは体のどこにありますか? 体の他の部分からも来ていますか?
  • S:痛みの重症度(severity):痛みを1から10までで評価してください。
  • T:イベントの時間(time):痛みはいつ始まりましたか? 良くなったのか悪くなったのか?

8.症状の記録を残す

痛みであろうとその他何かしらの異常であろうと、症状を詳細に記録するのが最善です。医師の診察前に準備する際は、次の情報を明確にしましょう。

  • 痛みはありますか? ある場合、上記のOPQRSTメソッドを適用します。
  • 体のどの部分に異常がありますか?
  • 異常の特徴は何ですか?
  • いつから異常がありますか?
  • 主な症状に関連する他の症状も伝えましょう。
  • 改善のために試したアクションを記録します。

9.ライフスタイルを伝える

医師に、関連性のあるライフスタイルについて伝える必要があります。例えば下記の内容です。

  • 食事療法などの特定の食事内容
  • 身体活動
  • 喫煙するかどうか。お酒の量
  • 睡眠パターン
  • ストレスを引き起こしている可能性のある出来事や状況

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10.事前に質問を準備する

医師の診察前に準備することには、医師に尋ねる質問リストを作成することも含まれます。それらに優先順位を付け、できるだけ具体的にすることをお勧めします。

11.すべてを事前に整理する

予約の前日にすべての書類とメモを用意しておくことをお勧めします。また、早めに診療所に到着するように時間を調整する必要があります。

何をすべきか、または1人で向かうのが心配な場合は、常に同伴者を連れて行くことをお勧めします。

12.診察中にメモを取る

診察中は、多くの情報を得る場合があります。したがって、何が重要かについてメモを取ることをお勧めします

診察中にメモを取る 病院
医師と同様に患者も、予約後に忘れないように関連情報を書き留めるのは良い考えです。

医師の診察時に聞くべき質問

医師との良好なコミュニケーションは、物事を円滑に進めるために非常に重要です。そのコミュニケーションの一部は、患者が尋ねるべき質問です。

次のことを考慮に入れて、専門家に尋ねたい質問を指定することをお勧めします。

  • 病名や症状:これは、兆候も含みます。この質問は、期待と予後を明確にするのに役立ちます。
  • 薬について:それぞれの薬は何のために服用するのか、効果とリスク、取るべき予防措置、薬の別名、そしてジェネリック薬があるかどうか。
  • 検査について:各検査の目的、事前に特別な準備が必要かどうか、リスクがあるかどうかを確認します。
  • 治療について:目的、期間、利点とリスク、有効性、および代替の治療法について。

正直に伝えることが一番

診察の前に準備に加え、医師に隠し事をしてはいけないことに注意しましょう。誠実さは、信頼を築き、問題に適切に対処するために不可欠です。

診察には時間制限がありますが、だからと言って必要な質問をするのが不可能なわけではありません。患者には、自分に何が起こっているのかを明確に理解し、治療法についても理解する権利があります。


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このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。