市販の殺虫剤を使わないゴキブリ駆除法5種
どうしてゴキブリのような小さな生き物がこんなに怖いのか、時々疑問にすら思えます。怖くないという人でも、気持ち悪く感じるはずです。ゴキブリがいるだけで、ゾワッとしますね。
実は、市販の殺虫剤を使わずにゴキブリ退治をする方法があることをご存じですか?興味がある人はぜひ続きを読んでみてください!
あなたの家にもゴキブリがいる?
ゴキブリは、世界中で最も繁栄している昆虫の一つです。ほとんどの場合が害虫としてみなされます。人の手が届かないところに隠れ、急速に繁殖していきます。
主な特徴の一つが、湿度が高く暗い場所を好むということです。特に汚い場所を好みます。また視力がほぼなく、触角を使って自らの位置を確認します。
ゴキブリがいるかどうか確認したい場合、まず最初に見るべきなのが冷蔵庫や洗濯機の後ろや下です。台所のコンロや家具の裏なども絶好の隠れ家になります。
ゴキブリは、多くの人が家への侵入を防ぎたい虫です。そんな人のために、ゴキブリを寄せ付けないために利用できる自然の材料が存在します。
ゴキブリの危険性
ゴキブリの問題は、パニックや潔癖症に関わるものだけではありません。実際に家に住む人の健康に影響があります。以下がその主なものです。
- 伝染病の可能性。ゴキブリはバクテリア、ウイルス、原虫、微生物の卵やカビなど、微生物にとって絶好の媒介動物です。胃腸炎、サルモネラ感染症、レプトスピラ症、コレラ、食中毒、チフスなどの病気の原因になる可能性があります。
- 食品を簡単に汚染してしまう。これは脚にもバクテリアがついているためです。食べかすなどを探しまわって台所に生息していることが多く、気を付けなければならない点です。
- ゴキブリの糞は発疹、くしゃみ、涙目といったアレルギー反応の原因になります。
市販の殺虫剤を使わないゴキブリ駆除法
家の害虫退治に使える様々な市販の殺虫剤が存在しますが、次に紹介する自然の材料を使った駆除法もあります。
1.月桂樹の葉
ヨーロッパ原産の香り高い月桂樹の葉ですが、ゴキブリはその香りを嫌うため駆除剤になります。葉をつぶすかちぎって、夜にゴキブリが動き回る場所に置くだけでOKです。
もちろん、第一はこのような隅をきれいに掃除することから始めるべきです。そうすることでこの対策法や、以下で紹介するその他の対策法の効果も発揮されます。
2.重曹と砂糖
重曹はあらゆるものに効果的ですね。重曹1カップを同量の砂糖と混ぜて撒いておくと、ゴキブリを退治することが出来ます。
これが効く理由はシンプルです。ゴキブリの食べ物になる砂糖がゴキブリを引き寄せます。しかし一緒に食べてしまった重曹が体内でガスを作り出し、ゴキブリを殺します。
3.シトロネラ
ゴキブリだけでなく、蚊やその他の虫よけにも効果的なのがこの植物です。その使い方は簡単で、以下のステップを踏むだけです。
- コットンを小さく丸めて、一つ一つにシトロネラオイルを垂らす。
- これをゴキブリがいるところに置く。
もう一つのオプション;水1/2カップにサイプレスオイル5滴とミントのオイルを10滴入れて混ぜる。これをゴキブリがいそうな場所に塗る。
4.ホウ砂
様々な用途に使われるホウ砂は、ゴキブリのような害虫退治にも大切な材料です。それに、値段も経済的です。
使い方はというと、ゴキブリが徘徊する場所に振りかけるだけ。これにゴキブリが触れると、脱水状態になって死んでいきます。
5.珪藻土
殺虫剤なしのゴキブリ駆除法の最後にご紹介するのは、珪藻土を使った方法です。これは強力な有機物で、その他の家の害虫退治にも効果があります。
これにはホウ砂と同様、ゴキブリを脱水状体にする効果があります。さらに、食べ物の近くに置いておいても問題ありません。
その使い方はとてもシンプルで、床に撒いておくだけです。もう一つの便利な使い方が、珪藻土を靴下に詰めて使う方法です。これで気になる部分をなでることで、微量ですが効果を得るのに十分な量が表面に残ります。
ゴキブリ対策のカギは掃除
ゴキブリが家で繁殖するのを防ぐのに大きく影響するのが、家をしっかりと掃除することです。
特に台所の掃除が重要です。例えば食べかすが表面に残ったままにしたり、砂糖、小麦粉、穀類、チーズなどを正しくしまわないままにしてはいけません。
市販の殺虫剤なしのゴキブリ駆除法に加えて家をきれいに掃除することで、ゴキブリを駆除することが出来ます。こういった対策をしっかり行えば、夜中にゴキブリが台所をうろうろしているのを心配せずに眠ることが出来るでしょう。
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