ものもらいに効く7つの自然療法
ものもらいは、まぶたの皮脂腺の腫れによっておこる小さな隆起です。
触ると痛むできものやしこりができ、目がゴロゴロする、光に敏感になるなどの、目の不快感が症状としてあらわれます。
ものもらいの多くは、ブドウ球菌によって引き起こされますが、まれに他の細菌が原因となることもあります。
ものもらいは、いきなり症状があらわれてすぐに大きくなり、大体は数日で治ってしまいますが、目が腫れるので治るまでとても不快で、やっかいな存在ですよね。
幸いにも、治りを早めてくれるいくつかの自然な治療法があります。
今日の記事では、ものもらいかな?と思ったらすぐに試してほしい7つの自然療法をご紹介します。
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1.お湯で濡らしたタオル
温かいタオルを患部にあてると、詰まっている皮脂腺管が広がり、炎症を治めて、かゆみや不快感を和らげてくれます。
使用方法
- きれいなタオルをお湯で濡らし、患部に10分ほどあてます。
- 1日に2〜3回行いましょう。
2.パセリ
なんとパセリから抽出したお茶で、ものもらいを治すことができます。
パセリには抗炎症作用と鎮静作用があり、まぶたのできものを小さくし、かゆみを減らしてくれます。
さらに、パセリは目を浄化し、表面についた埃や目やになどを取り除いてくれます。
使用方法
- パセリの葉でお茶を作り、触れるくらいの温度になったら、きれいな布やコットンにつけて、まぶたの上にあててください。
- 10〜15分放置し、1日に3回ほど繰り返します。
3.カモミールティーバック
カモミールティーの抗炎症作用と爽やかな香りは、腫れを治めるのにとても良い効果があります。
ティーバックを患部に直接あてることで、できものが小さくなり、感染を引き起こす細菌と戦ってくれます。
使用方法
- カモミールのティーバックを沸騰したお湯で湿らせ、適度な温度になったらまぶたにあて、15分間放置します。
- これを1日2〜3回繰り返します。
4.ウコン
ウコンの抗菌・抗炎症作用は、ものもらいによる炎症を和らげるのに役立ちます。
材料
- ウコンパウダー 小さじ1(5g)
- 水 1カップ(250ml)
使用方法
- コップにお湯を注ぎ、そこにウコンパウダーを入れます。適温になったら、きれいなガーゼや布を湿らせて、患部やその周辺を優しく拭きます。
- 1日に2〜3回行いましょう。
- 直接、目に点眼しても良いです。
5.アロエ
アロエベラの透明な結晶のような葉肉は、ものもらいからの回復を早める心強い味方です。
アロエベラを塗ると、その高い抗菌作用と保湿作用から痛みが和らぎ、腫れがひきます。
使用方法
- アロエベラの葉肉を取り除き、まぶたに直接あててマッサージします。
- 5分間放置して、まぶたをきれいな水ですすぎましょう。
- 必要に応じて、アロエベラからでるジェルのような水分をコットンに含ませて、患部を優しく拭き取っても効果的です。
6.キュウリ
キュウリは水分を多く含む野菜で、酸化防止作用、抗炎症作用があるため老化防止に役立ちます。
キュウリの爽やかさと収れん作用は、ものもらいによって起こる腫れやかゆみを減らしてくれます。
使用方法
- 薄くスライスしたキュウリを患部に5分ほどおきます。
- これを1日4回繰り返しましょう。
7.マリーゴールド
マリーゴールドは、まぶたの皮脂腺の詰まりをとるのに役立つ抗菌作用と収れん作用を持つ植物です。
マリーゴールドのお茶で作った湿布は、炎症や赤みをとり、かゆみや痛みを和らげてくれます。
使用方法
- 少量のマリーゴールドからお茶を作り、適温になったらきれいな布を湿らせ湿布を作ります。
- ものもらいの症状を和らげるために、1日3回使用してください。
ご存知ですか?:ポットマリーゴールドの効能
今回ご紹介した7つの自然療法から気に入ったものを一つ選んで試してください。
ただし、ものもらいがひどくなったり、長引く場合はすぐに医師の診察を受けてください。
早く治したい気持ちはわかりますが、一度に試すのは一つだけにしましょう。色々組み合わせてしまうと、副作用が起こる可能性があります。
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