心が傷ついた人は他人を傷つける

6月 28, 2017
心が傷ついた人ほど他人への攻撃的な態度や考え方を「普通」だと考えます。なぜなら、彼らはそれ以外の考え方や態度を知らないからです。

誰かに精神的または肉体的に傷つけられた経験はありますか?

心が傷ついた人に一度だけではなく何度も傷つけられているときは、一度立ち止まり「なぜこんなことをするのだろう?」と考えてください。

他人を傷つける人がなぜそのような行動に出るかについて深く考える機会は少ないですが、実は心が傷ついている人が他人を傷つける行動パターンがよくみられます。

幼児期に心に傷を負った人たちは、間違った方法で自分を守ろうとする結果、大人になった時に気づかないうちに、他人を傷つけます。

 

心が傷ついている人

心が傷ついた人がなぜ他人を傷つけるのか、その行動と理由を理解するために、いくつかの例をご紹介します。

両親からひどい扱いを受けている子供や、両親のどちらかが配偶者を傷つけている家族をご想像ください。このような環境で育つ子供にとって「人を傷つける」行為が日常であり「普通」です。その結果、大人になってから無意識に、同じような行動に出る傾向があります。

子供の頃に傷つけられ、その痛みに傷つき涙を流したにもかかわらず、大人になると自分のパートナーをひどく扱ったり、酷いケースでは、自分に屈服しない相手に対して暴力を使って従わせることがあります。

多くの場合、子供の頃に自分が受けてきた暴力や目にしていた暴力を使う同じ行動パターンです。

このような他人を傷つける行動は大人になって現れ、ほとんどの場合、自分が相手に傷つけられることを避けるあまり相手を傷つける、という行動パターンが繰り返されます。

これは「本当の自分を相手に見せて傷つけられるよりもずっとましだ」と考えるためだと言われています。また愛情に恵まれずに育った人にも同じような傾向が見られます。

心が傷ついた人や愛情に恵まれずに育った人が恋愛をすると、その相手に依存し、その相手から離れたくないと言う強い感情を抱きます。

その結果、ヤキモチや嫉妬心からパートナーを束縛し、相手が自分を見捨てないようにコントロールを始めます。相手に幸せにしてもらおうと依存し、相手を傷つけたり、相手に不信感を抱くことで自分の精神状態を悪化させ、最終的にはお互いにとって「毒のある関係」に陥ります

恋愛関係や結婚において相手を精神的に傷つける行為は虐待の一つで、絶対に許されない行為です。

自分の周りの心が傷ついた人への対処法

心が傷ついてしまった人を変えることは非常に難しいと言われています。

もちろん、幼児期に心に傷を負った人でも他人を傷つけずに生活している人や、他人を傷つけてしまうという自分の行為が間違っていることに気づいている人もいます。

しかしほとんどの人は、自分の行動や考えが間違っていることに気づかずに他人を傷つける生活を送っており、それらの行動は突発的であることがほとんどです。

心が傷ついた人にあなたが傷つけられそうになった時、いくつかの対処法があります:

  • まずは自分を大切に:彼らはあなたをコントロールしようとします。またあなたの過去を暴き、あなたが「自分は価値のない人間だ」と思うように仕向けることもあります。しかしあなたは「自分は大切な存在である」ことを絶対に忘れず、自分自身を大切にしてください。相手に自分の不快感や不当な扱いについて伝えるという方法もありますが、ほとんどの場合はあなたのいうことを聞きません。このような相手があなたの周りにいてあなたを傷つけているならば、限界がきたら彼らから離れることが最善の方法です。
  • 彼らに指図をしない:明らかに他人の助けを必要としている人でも、彼ら自身がそれを必要だと気づき受け入れない以外は、効果がありません。心が傷ついている人々に専門家の助けが必要でも、彼ら自身がそれを求めない限り、あなたがアドバイスをしても、その効果は現れません。

彼らを受け入れる

心が傷ついた人を、ありのまま受け入れましょう。誰もが傷つけられた経験があるでしょう。これまでの人生で辛い目にあっても私たちは様々な手段で乗り越えてきました。

しかし心が傷ついたまま大人になった人はそれを乗り越えることなく、大人になってしまったと考えてください。

あなたの周りに他人をいじめたり傷つける子供がいたら、自尊心が欠落しているか、家庭内で何か問題が起きている兆候です。

彼らの行動をすぐに正し、彼らの周り、つまり家庭内や学校で起きている問題を早めに解決することで、彼らの傷が大人になってから悪い形で顔を出すことはなくなります。

心が成長すれば心を開くことができます。そして他人を傷つけるのをやめ、自分の状況を変えるために自ら誰かに助けを求めることができる大人へと成長することができるでしょう。

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