歯ぎしりを防ぐ4つの方法

3月 3, 2016

歯ぎしりとは、別名「ブラキシズム(口腔内悪習慣)」とも呼ばれており、歯やあごを過度にすり合わせたり噛みしめたりする習癖を指します。夜寝ている間に無意識に行っていることが多いのですが、歯の痛みや損傷など、様々な問題を引き起こす意外と怖いものなのです。今回は歯ぎしりを防ぐための方法をいくつかご紹介したいと思います。

歯ぎしりとは?

歯

上記でもお話ししましたが、歯ぎしりは歯をぎゅっとくいしばったりすり合わせたりすることを指します。歯ぎしりには「グラインディグ」「クレンチング」「タッピング」の3種類があり、グラインディングは上下の歯をすり合わせるタイプ、クレンチングは上下の歯を強く噛みしめるタイプ、少ないですが「タッピング」は歯を打ち鳴らすタイプというように分類されます。唇や爪を噛むクセようなもので、ほとん無意識であるため、人から指摘されたり痛みが出るまで歯ぎしりをしていることに気づかないこともあります。

歯ぎしりのクセを持つ人のほとんどは、夜眠っている間に歯ぎしりをしていることが多く、朝起きてあごや歯茎などに強い痛みを感じることがあります。中には歯ぎしりの摩擦や圧力で歯を損傷してしまう人もいます。

では歯ぎしりの原因は一体何なのでしょうか?歯ぎしりにはいろいろな理由がありますが、次のような心理的な要因が大きいと言われています。

ストレス

例えばここ数日、数週間、もしくは数ヶ月ストレスがたまっているとしましょう。たまったストレスは解消しなくてはいけません。歯をこすったり噛みしめたりという行動もストレス解消のひとつになります。

不安

不安

結婚や出産、引っ越しや新婚旅行など、何か大きな節目を迎える場面では、人は不安を感じることが多くなります。こういった場合にも歯ぎしりで不安を和らげることがあります。

感情の抑制

内向的な性格で、何か悩み事があっても家族に相談したりせず一人で抱え込むタイプの人は、夜中に歯ぎしりをしてしまっているかもしれません。

精神的な疲れ

大学のテスト期間や会社の合併など、精神的に疲れを感じるときも歯ぎしりをすることがあります。

歯ぎしりの症状は?

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歯ぎしりをすることで下記のような症状が出ることがあります。

歯痛(歯ぎしりの力が強い場合)

・噛みしめたり姿勢が悪くなるで起こるの痛み

顎関節の損傷(耳の痛みを引き起こすことも)

・歯をすり減らすことで歯自体がもろくなり、虫歯や歯肉炎、歯を失うことの原因となる

あごの痛み、腫れ

・口の痛み、ストレスによる不眠

歯ぎしりの治療法は?

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ストレスの緩和

まずは健康的な方法でストレスや緊張を和らげる方法を考えましょう。ベッドに入る前、気持ちを落ち着けストレスを抑えることが大事です。感情をコントロールすることも大切です。精神的に重荷になっているもの、考えるとうんざりしてしまうもの、落ち込んでしまうものを頭の中から追い出す方法を考えなければなりません。

そのためにはスポーツをするのもいいでしょう。仕事の時間を減らしてみたり、思い切って何かひとつ授業の単位を落としてしまうのもひとつの手です。

もし何か悩み事を抱えているのなら、感情を口に出してみるのも良いでしょう。鏡の自分に向かって、友達に、セラピストに、誰でもいいのです。話してみることで気分が和らぐこともあります。感情をあらわにするということが大切なのです。また口に出すことで、それまで思いつかなかった問題の解決方法が見つかるかもしれません。言えるのであればどんどん口にしましょう。我慢して内にためこむことはありません。

運動

エクササイズ

運動はストレス解消にとても効果的です。ボクシングやキックボクシング、バイクエクササイズやマラソンのような激しい運動が好きな方もいるでしょう。ヨガやピラティス、水泳などゆったりとしたものでも良いですね。運動をする時間がないという方は、毎日散歩に出かけたり、会社でエレベーターを使う代わりに階段を使うというというところから始めると良いでしょう。運動をすることでリラックスでき、ストレス解消につながるはずです。

食生活の見直し

ストレスや不安を軽減するためには、健康的な食生活を送ることも大事です。日頃ストレスを感じていたり歯ぎしりをしている人は、下記の摂取を控えるようにしましょう。

・精糖(砂糖)

・ソフトドリンク

・ファストフード

・コーヒー

・チョコレート

・お酢

・缶ジュース

さらにこれらのものは、歯のエナメル質を傷つける性質があるため、歯の健康にも良くないものがほとんどです。生のフルーツや野菜などは積極的にとりたいものです。1日に2回はフレッシュジュースを飲むようにしましょう。夕飯にもレタスやリンゴなど、果物や野菜をたっぷりとるように心がけましょう。

心を落ち着けるハーブティー

どのタイミングで飲んでも心落ち着くものですが、夜寝る1〜2時間前に飲むと効果的です。特にこれらのハーブティーがおすすめです。

・パッションフラワー(とけいそう)

・アニス

ペパーミント

・カモミール

・オレンジブロッサム

ここまでは主にストレス面についてお話ししましたが、ストレスの他にも歯ぎしりの要因と考えられるものはいろいろあります。例えば、歯のかみ合わせ、過度なアルコールや喫煙、逆流性食道炎など。中でも歯のかみ合わせの悪さで歯ぎしりをしてしまう人は多くいると言われています。

歯ぎしりで悩んでいる人は、一度歯医者に相談してみることをおすすめします。

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