脚の血行をよくするハーブ療法

脚の血行をよくするハーブ療法

最後の更新: 12 11月, 2018

「脚がだるい」「脚がむくんでいる」「ふくらはぎがつる」……そんな悩みを抱えていませんか。今回は、脚の血行をよくするのに役立つハーブ療法をご紹介します。 続けてお読みください!

あなたの脚は疲れていませんか。家に帰り着くころには圧迫痛があり、どうしたらいいかわからないということはありませんか。これはたくさんの人たちが抱えている、きわめて一般的な問題です。こむら返り、ピリピリ感、痺れ……そんな症状はすべて、血行が悪いことと関連しています。これらの問題を解決するひとつの方法は、シンプルな家庭療法を利用して、脚の血行を自然によくしてやることです。

脚の血行をよくするハーブ療法

こむら返り

もしあなたの内臓や体組織、細胞のすみずみまで十分な血液が循環していなければ、健康を維持することはできません。例えばビタミンやミネラルは、骨・髪・爪・筋肉に栄養を与え、血行をよくするのに役立ちます。

血行不良は、通常、栄養失調・運動不足など、私たちの生活様式から生じます。また、遺伝的な要素が大きく働くこともあり、ストレスを含むホルモンの変化を引き起こす可能性があります。私たちの血管が柔軟性を失ってゆき、脂肪がたまって、正常な血液の流れを妨げるため、血行不良が起こるのです。幸いなことに、体力をつけ、正しい食生活と運動を実行することで、この症状を改善することが可能です。血行をよくするために、ハーブ療法が大いに役立つことは疑いの余地がありません。

タンポポ

これはすぐれた癒し効果のあるハーブティーです。ハーブダイエットにもう取り入れているでしょうか。タンポポはタンニン酸が豊富で鎮静作用があり、脚の血行などの問題に最適です。1日に1~2杯飲むのが理想的(朝1杯、午後1杯)。作り方ですが、まずタンポポが必要です。健康食品店で、既成のタンポポ茶を購入することもできます。カップ1杯の水に小さじ1杯のタンポポをまぜ、5分間置きましょう。このハーブティーをお風呂のお湯にまぜると、リラックス効果のあるハーブ風呂を楽しめます。また、お茶として飲む代わりにに、お茶に浸したタオルで脚を包んでも効果があります。

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ローズマリー

ローズマリー

この香りのよいハーブは、肉や米料理の味付けに使われています。でも、血行をよくする自然療法にもすぐれた働きがあるってご存知でしたか。トニック水やマッサージにも利用されており、痛みを和らげるのに役立ちます。ここでは、毎朝に1杯のローズマリー茶を飲むことをおすすめします。ローズマリーの茎2本をお湯に10分間浸してから漉し、ハチミツ少々を加えて甘味を添えて飲みましょう。

スギナ

スギナを見つけるのはむずかしくありません。ハーブ療法として人気が高く、たくさんの健康効果をもたらします。大手スーパーや健康食品店でも購入できます。コレステロール値を下げる・動脈硬化を緩和する・血行をよくするためにピッタリです。1日の最初の食事のあと、コップ1杯の水といっしょに飲みましょう。この療法は毎日続けることが大切です。少しずつ、脚のだるさが取れ、圧迫感を感じなくなることでしょう。

セイヨウサンザシ

ハーブ

この植物は、心臓にすぐれた働きがあると考えられています。心臓疾患を緩和し、血行をよくするのにピッタリです。薬局や自然食品店で購入できます。よく知られた、効果のあるハーブです。血行をよくするだけでなく、頻脈などの不整脈を調整してくれます。作り方もカンタン。1日の最初の食事の後に飲みましょう。コップ1杯の水に小さじ1杯分をまぜて5分間置き、中身を漉してから、少しずつ飲みましょう。気分がよくなること請け合いです。

オリーブの葉

この自然療法をご存知ですか。脚の血行をよくするために昔から利用されている方法です。オリーブの葉は血管拡張薬および利尿剤としての効能があるため、高血圧に効果があります。緊張を緩和するほか、扁桃炎や不整脈を予防するのに利用されます。例えばオリーブの葉をセイヨウサンザシと組み合わせると、すばらしい効果があります。コップ1杯の水にオリーブの葉2枚を入れ、5分間置きましょう。これに大さじ1杯のハチミツをまぜて飲みましょう。

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ナギイカダ

ナギイカダ

このハーブ、聞いたことがありますか。静脈の治療に卓効があることで知られています。薬局かハーブ専門店で見つかるかもしれません。効果バツグンで、大抵の場合、静脈瘤・痔・脚や足首のむくみの予防に利用されています。そのすぐれた効能を利用するには、乾燥させた葉を使ってお茶を作り、1日に2杯まで飲むことができます。カップ1杯のお湯に小さじ1杯分を混ぜてください。これをお風呂のお湯に混ぜてもOKです。また、錠剤や、マッサージ用のクリームとしても販売されています。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。