手のシミの解消法
手のシミは、加齢とともにあらわれるのが一般的ですが、シミを作る要因は他にもあります。日光もそのひとつです。自然にできてしまうのだから仕方がないと開きなおってみても、やはりきれいな白い手に憧れてしまうものです。だからといって、シミ取りのためのレーザー療法や美白化粧品はちょっと高価すぎて…とお悩みの方のために、今回は、手軽にできて経済的な手のシミの解消法をいくつかご紹介します!
1. アロエベラジェル
わたしたちの手は、さまざまな外部からの攻撃にさらされています。日光と乾燥のせいで、いつのまにかシミができはじめ、だんだん色が濃くなっていきます。手の甲にシミができると、急に年を取って、弱々しくなってしまったような気がしますし、人の目も気になります。
そういった場合は、毎日少量のアロエベラジェルを手に塗るようにすると、肌が徐々に再生するのを助けると言われています。この天然のジェルには皮膚を修復し、ひきしめる作用があり、シミをだんだん薄くしてくれると考えられています。また肌を日光から守り、老化を緩やかにすると効果があると言われています。
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2. レモン汁
レモンのしぼり汁は、大昔から肌を白くするために広く利用されてきた天然素材です。これを使えば、手のシミが少しずつ目立たなくすると言われています。ただし、この美容法は夜に行うことが大切です。レモン汁に浸した肌に日光が当たると、かえってシミができてしまいます。
使い方をご説明しましょう。まずレモン1/2個分のしぼり汁を、スライスしたきゅうり2切れにつけます。次にレモン汁でぬれたキュウリのスライスを手の甲にのせ、20分間そのままにしておきます。その後、ふつうに手を洗ってください。
3. リンゴ酢
これも効果があると言われているシミ解消法です。リンゴ酢の持つすぐれた健康効果についてはもうご存知のことと思いますし、台所に常備されている方もいらっしゃるでしょう。リンゴ酢は、手のシミを薄くするのにも効果があるようです。
使い方はとても簡単です。まず、リンゴ酢大さじ1杯を、ふだんから使っているハンドクリーム大さじ1杯とよくまぜます。これを手の甲に塗って、10分~15分ほどマッサージし、一晩そのままにしておくと手のシミ取りに卓効があると言われています。
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4. オキシドール
この方法を行うには注意が必要です。オキシドール(過酸化水素水)は、人によって、かゆみや炎症を引き起こす場合があります。利用するかどうかは、ご自分で判断なさってください。使い方自体はとても簡単です。夜、コットンをオキシドールで湿らせ、手の甲に置いて肌に浸透させます。すぐ洗い落とさないで、一晩そのままにしておきましょう。
おわかりのように、ここに挙げた手のシミの解消法のほとんどは、夜行わなければなりません。夜行うことで、あなたの手を日光のマイナス効果から守ります。日光から肌を守ってくれるのは、アロエベラジェルだけです。この点に注意して、シンプルで安上がりな、手のシミ解消法をさっそく実行してみましょう!
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- Sharique A. Ali et al. “On The Novel Action of Melanolysis by a Leaf Extract of Aloe veraand Its Active Ingredient Aloin, Potent Skin Depigmenting Agents”, Planta Med 2012; 78(08): 767-771