爪水虫を撃退するターメリックを使った自然療法

ターメリックに含まれる薬用成分が、爪に発生する水虫を効果的に予防しながら爪を強化します。
爪水虫を撃退するターメリックを使った自然療法

最後の更新: 02 1月, 2019

爪水虫は、足の爪や手の爪に発生する真菌で、医学用語では爪真菌症と呼ばれています。

カビの仲間である真菌によって皮膚や爪に起こる疾患を真菌症といい、爪真菌症はその一つです。

一度発生すると、菌が増殖しやすい環境ではすぐに爪全体に広がる恐れもある疾患です。

一般的な疾患と考えられ、人生のうちに一度はほとんどの人が発症するリスクがありますが、その予防方法も数多く存在します。

しかし爪水虫が悪化すると爪の状態が弱く割れやすくなるだけでなく、爪がなくなる恐れもあります。

また靴の種類によっては、痛みを感じることもあり、最終的には爪の色が黄色く変色し、見た目が悪くなります。

今回は抗真菌作用のあるターメリックを効果的に使った自然療法で、どのように爪水虫を撃退するかをご紹介します。

爪の水虫を撃退するターメリックを使った自然療法

ターメリックを使った自然療法

ウコンと呼ばれることもあるターメリックはショウガ科に属する根です。

昔からターメリックは、その高い栄養価と健康への効能が大きく評価され、 長期的にターメリックを使用すると、身体の健康を内側と外側から維持するのに役立ちます。

またターメリックは多くの料理の「着色料」としても使われ、多くのご家庭の台所に常備されている調味料ですが、料理以外には使わない人が多くいます。

鎮痛作用、抗炎症作用および抗生物質作用が含まれているターメリックは、昔から健康状態を改善する自然療法薬として多くの人に愛用されています。

こちらの記事でさらに詳しくご覧ください:爪を強くする方法

ターメリックが爪水虫に効果的な理由

ターメリック

爪水虫つまり爪真菌の治療に、ターメリックは非常に興味深い効果を示しています。

ターメリックは爪真菌の原因となる微生物を撃退しながら、弱くなった爪や爪の変色を軽減しながら改善する効果が報告されています。

ターメリックの主な活性化合物であるクルクミンには、皮膚糸状菌などの増殖を止めるのに役立つ抗真菌および抗細菌効果があり、爪のキューティクルと爪の表面に必要な栄養素を供給します。

ターメリックにはビタミン、抗酸化物質、ミネラルが豊富に含まれているため、日常生活で私たちの皮膚や爪に触れる化学物質などによるダメージを軽減することもできます。

このような理由により、ターメリックを使った自然療法は、真菌を撃退しながら爪を強化して爪が割れるのを予防する効果的な方法だと考えられています。

ターメリックを使った爪水虫を撃退する自然療法の作り方

ターメリックペースト

爪真菌を撃退するターメリックの効果を高めるためには、ココナッツオイルとの組み合わせが最適です。

ココナッツオイルの成分には、抗菌性および抗真菌性の化合物が含まれているため、爪や皮膚に吸収されると、菌類の成長を止めるのに役立ちます。

また、ココナッツオイルに含まれる必須脂肪酸と抗酸化物質の作用により、爪への水分補給やキューティクルへの栄養補給が適切に行われ、爪の過度な乾燥や爪の割れなどを予防します。

材料

  • 100%オーガニックのココナッツオイル 大さじ3 (45g)
  • ターメリックパウダー 大さじ3 (30g)

必要な道具

  • ガラスの密閉容器

作り方

  • ココナッツオイルを火にかけて溶かしてください。
  • ターメリックパウダーとココナッツオイルがクリーム状になるまで混ぜます。
  • 火からおろし、数分間冷ましますが温かい状態のままガラスの密封容器に入れます。
  • 再び固まったら爪に塗ります。

使用方法

  • 必要な量だけ取り出し、真菌が発生している場所に塗ります。
  • 30~40分間そのままにしてから洗い流します。
  • 爪以外にも水虫の影響を受けている場所に塗ってください。
  • 症状に変化が現れるまで毎日続けてください。

こちらの記事もご参考に:爪を強くする7つの自然療法

最後に

  • ターメリックを使った自然療法で最大の効果を得るためには、清潔な生活や環境を整え、靴を常にきれいに保つことが大切です。
  • 真菌が増殖する湿気のある環境を避けてください。
  • 靴と靴下は常に清潔に保ちましょう。特に水虫を発生している人は特に気をつけてください。

以下のアイテムを誰かと共有するのはやめましょう:

  • 石鹸
  • 爪切り
  • タオル
  • マニキュア
  • 爪用のヤスリ

また毎日の食事を改善して免疫システムを強化することで、真菌や細菌を撃退する効果があります。

 


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。