食べ合わせが良くない食べ物

パスタにトマト、ほうれん草にチーズ、良くある組み合わせですが、実はこの食べ合わせが体に悪影響を及ぼしているかもしれません。
食べ合わせが良くない食べ物
Elisa Morales Lupayante

によって書かれ、確認されています。 体育教育学者、栄養士 Elisa Morales Lupayante.

最後の更新: 06 12月, 2022

生きるために必要な、そして快適で健康的な生活を送るのに欠かせない栄養素を体に取り込むため、私たちは食事をします。またそのために、バランスのとれた健康的な食生活を心がけることが大切です。

それぞれの食材に含まれる成分には、混ぜると良くないものがあるため、食事を準備する時、組み合わせる食材を良く考えることが大切です。多くの食材は、正しく組み合わせると、健康を改善する大きな助けになります。それぞれの食材に含まれた成分が正しく働いてくれるためです。しかし食べ合わせを間違えると、攻撃的な反応を起こして、体に悪い結果をもたらすことがあります。

食べ合わせられない食べ物って?

ほうれん草とチーズ

ほうれん草には、シュウ酸塩とよばれる成分が含まれています。この成分は、体がカルシウムを正しく吸収するのを妨げてしまうため、チーズやその他の乳製品と一緒に食べるのには向きません。

食事と水分
食べ合わせが良くない食べ物

食事の時に水分をあまりとりすぎるのは良くないことを良く覚えておきましょう。消化に時間がかかってしまい、健康に悪影響が出るためです。飲み物なしで食事するのが難しいという人は、今慣れている量より多くならないように気をつけましょう。

砂糖

すでに糖分の多い現代、とにかく砂糖の使用量を出来る限り減らしましょう。カロリー摂取量が恐ろしいほどに増えているのです。

マグネシウム量の多い食べ物と炭酸飲料
食べ合わせが良くない食べ物

シリアルなど、マグネシウムを含む食べ物は、炭酸飲料と一緒に食べないようにしましょう。炭酸飲料にはリン酸が含まれており、これがマグネシウムの吸収を妨げてしまうからです。

炭水化物、でんぷんと酸っぱい食べ物

炭水化物もでんぷんも、口の中ですでに消化が始まります。そのため、良く噛むことと、口の中がアルカリ性であることが大切です。酸性の食べ物は炭水化物、でんぷんの消化をとても遅くしてしまいます。例えば、パスタやライスにトマトを加えた料理などは実は、消化にはあまりよくないのです。

甘い果物と酸っぱい果物を混ぜない

食べ合わせが良くない食べ物

甘い果物と酸っぱい果物を一緒にするのは良くありません。この二つを一緒にすると、化学反応を起こして人体の通常の機能に影響する可能性があります。

食べ物にかけるソース

一般的に、ほとんどのソースは脂分が非常に多く、消化を極端に遅くします。これは、胃液に含まれる酵素を中和してしまい、消化が正しく行われるのを阻害してしまうからです。ソースの利用は最小限にしましょう。

このように、食べ物の組み合わせを学ぶのは意外と簡単です。ただ食事を準備する時、また食べる時に少し気をつけるだけで、色々と健康の問題を回避できます。

 


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