喫煙があなたの寿命をどれだけ奪うのか

8月 29, 2016

現在でも、実際に健康を害するまでは、喫煙は無害だと考えてしまい、危険性を認識できない人が多くいます。たばこには、体の多くの器官に影響する有害物質が含まれており、がんのような深刻な病気の一因となります。

喫煙の習慣は健康を害するだけではなく、寿命を縮めます。事実、世界中で、死に至る多くの病気の原因となっています。また、老化を加速させ、あなたの若さも奪ってしまいます

世界保健機関の統計によると、毎年600万人以上が喫煙が原因で亡くなっており、そのうち100万人が受動喫煙であるということです。

また、近年の統計によると、喫煙が死因となったケースの数は、世界中で、HIV・アルコール・違法ドラッグ、それぞれを死因とするケースを合わせた数よりも上回っているということです。

喫煙すると何が起こるのか?

喫煙は心臓病、梗塞、気腫、慢性障害肺疾患(COPD)、気管支炎、肺がん、食道がん、すい臓がん、皮膚がんなどのリスクを高めます

アメリカやカナダ、イギリスで行われた研究によると、喫煙によって寿命は10年短くなるということです。この研究は、たばこの害と禁煙の恩恵を明らかにするために行われ、ニューイングランド医学ジャーナルに掲載されました。

研究を行うにあたり、研究者たちは1997年から2004年にかけて、およそ21万7000人分のデータを集めました。データは、喫煙者の死亡率は、非喫煙者の3倍の高さであるということを明らかにしました。多くのデータにおいて、喫煙と関連した病気が直接の死因となっていたのです。

また、非喫煙者は、喫煙者と比べて80歳まで生きる確率が2倍の高さであることも明らかにされました。これは、喫煙が高齢者だけでなく、中年世代にも影響することを意味しています。

研究は、禁煙によって最大で10年の寿命を取り戻せるという良いニュースで終わっています。25歳から34歳の間に禁煙した場合は最大でおよそ10年、35歳から44歳の場合は9年、45歳から54歳の場合は6年ということです。

禁煙は可能なのか?

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たばこをやめることは困難ですが、決して不可能ではありません。禁煙を試みようとするとき、たくさんの人が、たばこを吸いたいという強い欲求や、禁断症状を経験し、たばこをやめることは不可能だと思い込んでしまいます。

しかし、何度か失敗を繰り返したとしても、強い意志とポジティブな態度が禁煙を可能にします。もしこの悪習慣をやめたいと願っているなら、次のような方法を考えてみてください:

  • きっぱりとやめる:これはおそらく最も難しい方法ですが、最も成功率が高いものでもあります。たばこをやめるのが早ければ早いほど、健康への悪影響が少なくなるという点からも、最も良い方法と言えるでしょう。
  • 徐々にやめる:もしたばこを直ちに、きっぱりとやめられる自信がないのであれば、一日に吸うたばこの本数を少しずつ減らしていき、やがてゼロにしましょう。まず、これまでの半分の喫煙量にし、そこから毎日減らしていってください。
  • ニコチン代替療法:ニコチン含有量が高いたばこの代わりに、少量のニコチンを含む製品を代わりに使用しながら、たばこを減らしていく方法です。ニコチンパッチ、ガム、キャンディー、鼻腔スプレーなどを使用し、ニコチンの摂取量を減らしていきます。ニコチンへの欲求をある程度満たしな
  • がらも全くニコチンを必要としなくなるまで少しずつ減らしていくことができるという利点があります。
  • 鍼治療:東洋医学の技術によって、ニコチンへの欲求を和らげることができます。リラックス効果や、禁煙へのモチベーションをさらに高めてくれる効果も期待できます。

 

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