あなたのエネルギーを奪う10の要素

時が経つにつれ、我々は「赦す」事こそが最良の選択肢だと理解できるようになるでしょう。赦す事で、誰かを嫌い続けるという心の重荷に悩まされる事がなくなり、人生がより良いものになるのです。

我々は誰しも、あらかじめ一定量のエネルギーを持っています。そしてこのエネルギーは前向きな事に使うべきで、決して無駄に費やしてはなりません。エネルギーをコントロールし、日々有益に使えば、やる気を持って仕事に取り組めるし、あらゆる状況にエネルギーを持って前向きに対処していくことができるのです。そして今目の前にあるまたとないチャンスを自分のものにできたりするのです。

しかしながら、様々な外的、内的な要因によってそんなあなたのエネルギーレベルが下がってしまうこともあります。そのせいでやる気や乗り気、はたまた生産性が削がれたりする事もあるでしょう。

我々が持つエネルギーは、成功を収め、行く先々にある様々な障害を克服していくためのカギとなります。これらのエネルギーを日々コントロールする事で、自身の強みや才能、内なる力を引き出すことができるのです。

我々一人ひとりがそんなエネルギーの力を与えられており、それが個人、あるいはプロフェッショナルとしての自己実現のカギであるという事実を考慮に入れた時、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマが説いた、10の「エネルギーを奪ってしまう要因」とは何かを、皆知っておくべきでしょう。我々一人ひとりが自身のエネルギーとは何かをよく知り、そのエネルギーを削いでしまう阻害要因を排除できるからです。

害になる人には近づかないようにしなさい

ネガティブ

あなたの人生にヅカヅカと入り込んできてただ文句や問題、混乱や恐怖についてばかり語り、他人を決めつけたりするような人には近づかないようにしなさい。もし誰かがゴミ(文句やはけ口を捨てるためのゴミ箱)を探しているのなら、あなたがそのかっこうのゴミ箱になってしまわないようにしなさい。

我々は皆、自分の人生に良い面をもたらしてくれる人と、反して自己実現をするのを妨げたり邪魔したりする人とを見分けなくてはなりません。

借りたものは期日に返しなさい

誰とも貸し借りがない事ほど心に平和をもたらしてくれるものはありません。

借りは期日に必ず返しなさい。同時に、貸しがある人からは返してもらうか、それができないなら返してもらうのを諦めるかのいずれかをはっきりさせなさい。

負債に対して責任を持つという事で、我々は相手だけではなく、自分に対しても心静かでいられるのです。負債から解放されるためにあらゆる努力をし、払えないならばそのことを隠す必要も、恥ずかしく思うこともありません。

約束を守りなさい

あなたがもし相手に対して約束を守らないならば、なぜそうなのか自問自答してみなさい。約束を守らない理由として、意見が変わったとしてみたり、謝ったり、埋め合わせたり、再度交渉して当初の約束を変えさせようとしたりもできはします。しかしそれを当然のこととしてはいけません。自分が望まない事態になるのを避けるには、そもそも最初からNoをはっきり言っておくべきなのです。

どんなに小さな事でも、相手に対して約束を守るという事は非常に大きな価値を持つものです。約束を守ることで我々は個々人レベルにおいても、プロフェッショナルとのレベルにおいてもより良い人間になれるのです。

自分ががやりたくない事は他の人に任せなさい

人

できれば、自分が時間を割きたくないと思う事は他の誰かに任せ、自分が一番やりたいと思うことをやりなさい。

これは責任逃れをしろと言っているのではありません。自分がやるよりうまくやれる他の人にその仕事を任せたり、そのポジションについてもらうことがベストである、と気づくことも時として必要である、という事なのです。そして、自分の人生にとって本当に重要な事をする、ということがいかに大切か、気付かせてくれるのです。

休息を取り、そして行動しなさい

休みが必要だと自分が思う時にはきちんとやすみ、ここぞという時のチャンスが訪れたならばすかさず行動に移りなさい。

自然も我々の生命も1日の中で違ったリズムがあり、それとどう付き合っていくかを知らなくてはいけません。休むべき時に休まないと、往々にして大きな失敗に繋がるものであり、逆に行動に出るべき時に出ないと、後々大きな後悔につながるでしょう。

取捨選択し、整理整頓をしなさい

いらないものを捨てたり、数あるものの中から選び出し、整理整頓しなさい。もう必要のない過去のもので溢れかえって収拾のつかない状態ほど、自分のエネルギーを奪われる事はありません。

身体的なものから始まって精神的なものにいたるまで、不要と思う過去のものを捨て去ること、そして今我々がここにこうしてよりよく生き、将来に向けてを実現しようとするようなものだけを残しておく、というのがとても大切な事なのです。

健康に気をつけなさい

健康

まず健康を第一にしなさい。最大限に働ける体の組織なしには、いろんなことが成し遂げられません。休みを取りなさい。どんなに良い仕事に恵まれていようとも、金銭的に恵まれていようとも、良い持ち物を持っていたとしても健康でなければ、そして自分のことを自分でできなければ何の意味もありません。

全エネルギーを使って人生を精一杯楽しむには、健康でいるためにあらゆる必要な手段を講じるべきでしょう。例えば体内を解毒したり、ぼうっと休息したり、よく食べたり、適度に体を動かしたり、医者に診てもらったりするのです。

困難な状況に立ち向かいなさい

自分が今直面し耐え忍んでいる厳しい状況に立ち向かいなさい。例えば友人や家族を助ける、といったことから、あなたの夫あるいは妻、あるグループからのネガティブな行動に耐える、といったことも含め、必要な手段を講じるという事です。

今直面している状況をそのままにして事態を悪化させるのではなく、立ち向かうという事こそが解決に向けた最善の手段なのです。タイムリーに事態を把握し決断する事が肝要です。状況を長引かせたり無視したりするとストレスが溜まるばかりか、困難な側面がより強調され問題の解決が一層困難になるからです。

受け入れなさい

「(状況を)受け入れなさい。これは諦める事や、忍従するという意味ではありません。しかし自分が変えられない状況に対して抵抗し、戦い続ける事ほどエネルギーを消耗するものはありません。

不可能な事は何もない、希望だけは決して捨ててはならないと信じる人は大勢います。しかしながら時として、我々自身は物事を変えられない事、自分自身がその変わらない状況と折り合いをつけ受け入れていかねばならない事もあります。

受け入れる事、それは戦うのをやめる事を意味するのではありまでん。受け入れるという事で物事そのものは変えられはしないですが、自分自身が計画を軌道修正し、新たな可能性を模索するチャンスを得る、という事なのです。

赦しなさい

あなたが苦しんでいる原因となる状況を水に流すことで、痛みとして残っている記憶から解放されることができるのです。

エネルギーの最大の源の一つは、いかに赦すかを学ぶために、愛すること、あるいは神とつながる事です。人生には時として、克服するのが大変な怒りや苦痛、苦々しい思いや恐れでいっぱいになってしまう状況に陥る事があります。

しかしながら、これらの感情を増殖するがままにせず赦すという選択肢を取ることで、我々の人生はより良いものになっていき、時が経つにつれ我々は、良い決断をした、と思えるようになるでしょう。嫌悪、苦しみ、怒りといった感情を持っても何も良いことはなく、間違った決断につながり得るという事なのです。