私も毒のある関係に傷つけられた1人

· 3月 23, 2017
毒のある関係にいると気づくことは悪いことではありません。でも恐れや依存性が原因で、その状況を変えたいと願わないならば、それは大きな問題です。私たちはだれしも幸せになる権利があります。例外はないのです。

私もかつて毒のある関係にいて、人間として破壊され、私の内にあるすべてのよきものをめちゃめちゃにされた1人です。あまりに毒された環境にいたので、すべては私のせいだと信じるまでになっていました。

私は毒のある関係をよく麻薬中毒にたとえます。自分にとって悪いことで、何もよいものをもたらさないとわかっていても、どうにかして正当化してしまうからです。

そんな関係から簡単に抜け出せると言ったなら、私は偽善者になってしまいます。そんな甘いものではないからです。数日、あるいは数ヶ月で……といった段階ではありません。時には、はっきりと目を開き、自分を許し、前に進んでいくまでに何年もかかることさえあるのです。

その瞬間が来たとき、思っていたよりたいへんではなかったと気づくことでしょう。でも、そこに到達するまでには時間がかかります。あなたの中の何ものかが、そんなつらい状況にとどまるように強い続けるからです。

毒のある関係があなたを破壊する

毒のある関係といっても、すべてを一括りにできるわけではありません。たくさんのタイプが存在します。

その例をいくつか挙げてみましょう:

  • 依存性に基づいた毒のある関係:この関係にいる人はパートナーなしでは生きられないため、いつも相手を探しています。パートナーなしでは、自分は空っぽだと感じ、人生に意味を見いだすことができないのです。
  • 虐待を伴う毒のある関係:一方が他方を、身体的または心理的に虐待します。虐待されている人は、すべて自分のせいだと信じ込まされます。
  • うそに基づいた毒のある関係:お互いに信頼できなければ、カップルは前に進むことができません。ただし、一方がうそに気づかない場合や、気づいていてもそれを受け入れる場合は別です。
  • 理想化に基づいた毒のある関係:遅かれ早かれ、私たちが理想の人だと信じ込み、崇拝していた相手もただの人になってしまうもの。そのとき失望と幻滅がやってきて、裏切られたように感じます。
  • 吸収型の毒のある関係:エネルギー泥棒」とも呼ばれるこのタイプの人たちは、あなたに接近し、あなたの中のよいものをすべて吸収したあと、あなたを捨てていきます。

このどのタイプの関係でも、あなたは犠牲者です。あなたは人間性を破壊され、人生をめちゃめちゃにされ、心を引き裂かれてしまいます。このようにして相手はあなたを操作できるようになるのです。

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あなたは自分自身を見失い、相手が望むような人間になり始めます。自分が本当はどんな人間だったかを忘れ、かつては持っていた自尊心さえなくしてしまうのです。

今こそ自分自身を取り戻すとき—そう思いませんか?

あなたは毒のある関係から抜け出せる

最初にお話したように、あなたはそんな毒のある関係から抜け出すことができます。問題は、これは急激な、あるいは今すぐ起こる変化ではないということです。それには時間がかかります。

あなたは長い間、パートナーに操られて生きてきました。このため、ある種の精神力学があなたの奥深くにまで浸透しているのです。

そんな関係から抜け出すことは難しいですが、不可能ではありません。ただ、いくつかのことを自覚する必要があります。

  • まず、自分が毒のある関係の中にいるということに気づかなければなりません。今の自分が置かれた状況がイヤでたまらないと思うなら、パートナーがどうやってウソをつき、あなたを操っているか、そしてあなたがその関係にどう依存しているかを自分の目ではっきりと確かめましょう。
  • この大きな第一歩を踏み出したなら(それは口で言うほどたやすいことではありませんが)、この状況を変える必要があるという事実をしっかりと自覚するときです。

この覚醒の時がいつやってくるかは、私たちにはわかりません。どんなに一生懸命努力しても、同じワナに何度も何度も落ちてしまうからです。

でも、私たちは潜在意識のうちにこの状態は永遠に続くわけではないということをすでに理解しています。それほど長いこと待たずとも、いつか必ず終わりがやってきます。

ただし、自覚すればそれでよしというわけではありません。意識の上だけでなく、態度の中に変化を起し、これまで受け入れてきたものに「ノー!」と言う必要があります。

ですから、さあ行動を起しましょう!

希望への道

この記事の冒頭で、私自身も毒のある関係に傷ついた1人だとお話しました。あなたと同じような体験をした人たちが、他にもたくさんいるのです。

私は依存性に基づいた関係の中にいて、自分の幸せや喜び、やる気のすべてをパートナーの手の中に預けていた状態でした。

私とパートナーとの間のきずなは、負のエネルギーに満ちた悪循環になっていきました。どこにも出口はありませんでしたが、ほんの時たま、小さなぼんやりした希望の光を見かけることがありました。

私は不安の鎖につながれた状態で長い期間をすごし、遠くからではあってもはっきり見えること—この毒のある関係から脱出すること—を実行しなければともがいていました。

そしてまったく思いがけない日に、すべてが終わりました。私は新しく造り変えられた人間として、朝を迎えました。

私を溺れさせようとしていた苦悩に終わりがきたのです。

毒のある関係に陥ってしまうかもしれないという恐れから、すべての出会いに背を向けることがあってはなりません。そのつもりはなくても、まちがった選択をして、有害な関係に陥ってしまう可能性はだれにでもあります。

でも最後には目を開き、新しくやり直すことでしょう。