手足口病、大人と子供の症状と予防法

1月 18, 2018
手足口病はコクサッキーウイルスの一種が起こす感染症で、このウイルスは患者の体液と共に体外に出てから3日間生き延びます。一方、感染から発症までの潜伏期間は3日間から7日間です。

手足口病は、日本では近年ほぼ隔年で流行しており、子供も大人も感染の可能性があります。コクサッキーウイルスというウイルスによる感染症ですが、このウイルスの名前は、初めて隔離して研究が行われたニューヨーク州の町の名前から来ています。

  • 手足口病は世界中すべての大陸に存在します。
  • 熱帯性気候の国々では、1年中いつでも発生します。
  • 四季のはっきりした気候の国々では、夏と秋に多く発生します。

手足口病とは?

コクサッキーウイルス

手足口病という病名は、主な症状が手足と喉に現れることから来ています

その原因であるコクサッキーウイルスは、エンテロウイルス属というヒトが感染するとポリオやA型肝炎などさまざまな病気を引き起こすウイルスの一種です。

大人が感染する症例もありますが、主に12歳未満の子供がかかる病気です。

コクサッキーウイルスにはA群、B群の2群がありますが、その症状はほぼ同じです。

手足口病の主な症状

熱をはかる幼児

このウイルスに感染した子供の多くは、何の症状も出ずに過ごします。手足口病と関連しているとみられる症状は、以下の通りです。

  • 頭痛
  • 喉の痛みや荒れ
  • 38度以上の発熱
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 食欲不振

また、手足口病独自の主な症状は以下の通りです。

  • 手足に小さな水疱ができ、通常痛みを伴う。
  • 喉、口の中にも水疱ができ、周辺が赤くなる。
  • 強膜(眼球の外側の膜)の荒れにより、光に過敏になったり、炎症が起こる。

 

感染経路は?

車内で鼻をかむ女性

ウイルスですから環境のどこにでもありえ、呼吸器官より感染します。しかし以下のような感染経路もあります。

  • 汚染された表面を触った後に、自分の粘膜(目、鼻、口)を触る。
  • 感染者の粘膜を触る。
  • 感染者の排泄物を触る。
  • 感染者の水疱内の液体を触る。

このウイルスは、感染者の体外に出てから3日間生き延びます。子供たちは保育園や学校で感染しやすいと考えられます。

さらに感染後、体内での潜伏期間が3日間から7日間ありますから、ウイルスに感染しているかどうかはこの期間が過ぎてみないと分かりません。

 

治療法

カプセルや錠剤などの薬

手足口病のための特定の治療法はなく、身体がウイルスと闘うことになります。全ての症状は約7日間でなくなりますが、症状を緩和するための対症療法としての薬や自然療法はあります。

手足口病の症状を緩和する薬

  • 熱を下げるためには、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの薬を使うことができます。薬局で処方箋なしで購入できます。
  • 大人の場合のみ、アスピリンも服用でき、症状を抑えるのに役立つでしょう。

手足口病の症状を緩和する自然療法

  • 熱を下げるためには、頭、手、足にぬるま湯で湿らせたタオルを当てるとよいでしょう。
  • アルコールで身体をきれいにするのも良い方法です。しかし傷口には当たらないようにしましょう。
  • カモミールのお風呂に入ると、皮膚のかゆみや水疱を減少させる助けになるでしょう。
  • 水分をたっぷり摂ることでウイルスと闘う身体を助けます。
  • バジルのハーブティーも効果があるでしょう。

材料

  • バジルの葉 6枚
  • 水 250ml

準備

  • 水を火にかけ沸騰したらバジルの葉を加えます。
  • そのまま15分間沸騰させたら火から下ろします。
  • ザルで濾して飲みます。

 

手足口病の予防法

母親と手を洗う幼児

このウイルスはどこにでもあり感染する可能性があるので、実際のところ確実な予防法というものはありません。

しかし手足口病にかかるリスクを小さくする最善の方法は、子供たちに手洗いなど基本的な衛生習慣をつけさせることです。

あなたへおすすめ